その1 | ||
矢田寺(金剛山寺) | ||
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矢田寺 矢田寺の紫陽花 |
あじさい寺とも言われる矢田寺(金剛山寺)は、城下町の郡山の西、矢田丘陵にあり、日本最古の延命地蔵菩薩を安置しています。 今から約1300年前、大海人皇子が、壬申の乱の戦勝祈願のため矢田山に登られ、即位後の白鳳4年、智通僧上に勅せられ、七堂伽欄48カ所坊を造営されたのが開基と言われています。 当初は十一面観世音菩薩と吉祥天女を本尊としていましたが、弘仁年間に、満米上人により地蔵菩薩が安置されて以来、地蔵信仰の中心地として栄えてきました。 |
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あじさいは、本尊様であるお地蔵さんにちなみ、昭和40年頃から植え始められ、あじさい園は、まるで「あじさいの森」のようで、8000株、60種類あじさいが植えられており、まさに圧巻です! 5月中旬に咲き始めるツルアジサイから、9月頃に咲くあじさいまでさまざまな種類のあじさいがあり、長い期間楽しめます。 あじさいの花びらのひとつひとつが雨に打たれ、さまざまに色が移ろいながら、私たちに仏教の「諸行無常」の心を伝えてくれています。また、あじさいの丸い花は、お地蔵さんの手に持っておられる宝珠の形でもあるそうです。 |
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矢田寺が智通僧正により開基された時には、十一面観音と吉祥天をご本尊としていましたが、その約100年後の平安初期(弘仁年間)に、矢田寺中興開山といわれる満米(まんまい)上人により地蔵菩薩が安置され、以後、「矢田のお地蔵さん」として親しまれるようになりました。 この、地蔵尊がおまつりされるようになった由来を説かれたものが、「矢田寺地蔵縁起」と呼ばれるもので、現在も、絵巻物と掛け軸になって、当寺や、ほか各所に伝わっています。 また、境内にはさまざまな石仏があります。 |
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住 所 | 大和郡山市矢田町3549 |
TEL | 0743-53-1445 (矢田寺大門坊) |
入 園 料 | 大人400円 小人200円 |
駐 車 場 | 有り |
アクセス | ☆近鉄「郡山」駅かJR「法隆寺」駅から「矢田寺」行バス終点下車徒歩約7分 地図はこちらから http://www.yatadera.or.jp/cont4.htm |
関連HP | http://www.yatadera.or.jp/(矢田寺のHP) |
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