その2 | ||
久 米 寺 | ||
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久米寺のあじさい | 久米寺 |
あじさいと久米仙人の寺として有名な久米寺は、畝傍山の東南麓、久米町の集落の北端に位置し、金堂、観音堂、多宝塔等が木立に包まれ古寺らしい雰囲気をかもしだしています。 「久米寺略記」によれば、推古天皇の勅願のもと来目皇子(くめのみこ)が建立したとされています。多宝塔周辺の礎石群や瓦などから7世紀後半には建てられていたらしい事がわかっており、当初は、金堂、観音堂、御影堂、多宝塔などが建ち並ぶ大寺院だったようです。 807年には、弘法大師が弟子たちと多宝塔内で初めて真言密教を宣布したことから、久米寺は真言宗発祥の地といわれ、真言宗御室派の別格本山となっています。 |
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現在国重要文化財の久米寺多宝塔は、万治(まんじ)二年(1659)京都の仁和寺から移建したものです。近年、塔が移築された際に床下の古い塔心礎が姿を現わし、その規模は4.1m×2.9mで、心柱穴は直径0.9mもあります。 また、つつじやあじさいの寺としても有名で、境内のあじさい園には、和洋40〜50種、3000〜4000株のあじさいが咲きます。シーズン中には、あじさい祭りが開催されます。 毎年5月に二十五菩薩の格好をした人達が練り歩く、「練供養」というユニークなお祭りが行われます。
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また、久米仙人の伝説も有名な寺です。 久米仙人はこの寺に百余年も住んでいたという仙人である。吉野の龍門山で修行し、神通力を身につけ、空を飛べた。聖武天皇の東大寺建立の際にも、その仙術で貢献したといわれている。久米仙人は、また、世の中の中風などの病を除こうと、この寺で自分の像を造った。その像に自分の髪、歯、肉などをとどめて昇天した。 また、吉野竜門寺に籠もって神通力を会得し、空中を飛行中に吉野川で洗濯をしている若い女性の脛を見て神通力を失い落下した物語りが有名である。 |
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住 所 | 〒634-0063 奈良県橿原市久米町502 |
TEL | 0744-27-2470 |
入 園 料 | 無料 あじさい園入園料 大人400円、小人200円 |
駐 車 場 | 無料 |
アクセス | ☆近鉄橿原神宮前駅より徒歩5分 |
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