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奈良女子大学は、奈良市の市街地にあり、1908(明治41)年に女子教員の養成を目的として設置された奈良女子高等師範学校をその前身としています。1911年には附属小学校と附属高等女学校が開校され、翌1912年に附属幼稚園が保育を開始しました。
1949(昭和24)年国立学校設置法の公布により、奈良女子高等師範学校を母体として奈良女子大学が発足しました。 |
<記念館(重要文化財)> |
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現在残る旧本館(現奈良女子大記念館)及び守衛室は、明治42年10月に竣工した建物で、平成6年12月に歴史的建造物として国の重要文化財の指定を受けました。
旧本館は、キャンパス中央南よりにあり、東面して建ち、旧本館の真向に正門、正面の北西に守衛室が建っています。
旧本館は、木造2階建てで、外壁の一部をハ−フテンバ−形式とし、正面中央に玄関が取り付き、南側面にトイレがあります。 |
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<2階講堂の天井> |
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屋根は桟瓦葺で中央に塔屋がつき、正背面に各2カ所、両側面に各1カ所のド−マ−窓が設けられています。1階中央に廊下が通り、両側に校長室、応接室等があります。2階は、全体が講堂になっており厳粛でくモダンな印象です。天井は、中央部を2重に折り上げ、小壁に化粧の窓が設けられています。
奈良女子高等師範学校時代から受け継がれてきた貴重な資料が保管されています。
「奈良まちかど博物館」に指定されています。 |
< 守 衛 室 > |
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