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奈良の八重桜(ナラノヤエザクラ)は、奈良県の県花であり、奈良市の市章にもなっている。
八重桜と言っても、豪華な牡丹桜ではなく、若は葉とともに蕾が枝につき葉陰からのぞくように小ぶり(直径2.5〜3cm)の
花が咲きます。よく見ないと八重とは気づかないとても可憐な花です。開花時期はふつうの八重桜よりも更に遅く、桜の一番最後に咲きます。花が開き始めると
一気に咲き、3日間位で散ってしまいますが、満開の華やかさは他に類をみません。紅色を深めます。 | |
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蕾の頃は、濃い紅色をしていますが、花が開くと白に近い淡い紅色になり、 散り際に花びらがまた紅色を深めます。
現在の県庁横登大路駐車場あたりは元は興福寺東円堂があった場所であり、宮中に献上された桜はこのあたりに植えられていたと伝えられている。
登大路駐車場の国道側に、記念として知足院の桜を接ぎ木したものが植えられている。いわれを書いた碑文がある。 |
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。ヤマザクラの変異から生まれたもので、子孫のほとんどがヤマザクラに先祖返りをしてしまうのと、非常にデリケートで育てにくいため、天然記念物に指定されている東大寺知足院の原種を含め数えるほどしか現存していないそうです。
百人一首に採られている伊勢大輔の歌に
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に においぬるかな」
と詠まれています。 |
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