ウォーターバー
フォトエッセイ

No.007 チョコエッグ(新バージョン)
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 ブームとなって久しい感もある「チョコエッグ」に新バージョンが発売された。
チョコエッグをご存知ない方のために簡単に解説をしておこう。
博物館の模型も手がける海洋堂の松村しのぶ氏が金型を担当する、超リアルな動物のおまけが話題の卵形チョコレートのことである。あの「ビックリマンチョコ」以来、久しぶりに「箱買い(通称:大人買い=ダンボール箱単位でお菓子を買うこと)」が発生しており、中でもレアなものについては都内模型店を中心にプレミアムがついて高値で取引されている。
 今回その「ディズニーバージョン」が出た。
金型を松本氏が手がけているのかは現在不明である(おそらくないだろう)が、10月8日東京都内で一斉に発売開始。
近所のファミリーマートでこれを見つけた筆者は喜びのあまり狂乱。
本当は10個ほど欲しかったのだが、イイ年をしたオヤジがいまさら「でずにー」でもなかろうと、泣く泣く2個にとどめる(それでも2個)。
帰宅して、喜びのあまり妻とともに一通り小躍りをした後、冷静に戻りうち1個を開封。チョコ卵の中から出てきたカプセルを開けると、何かしらのキャラクターのフィギュアが入っている。
「ミッキー」か「白雪姫」か、それとも「グーフィー」か?せめて「ティガー」くらいは…。
過大な期待を十分に込めて組み立ててみるとなにやらペンギンの形。



ペンギン?
ディズニーにペンギンがいたのかと記憶をたどるも思い当たらず。
すわ!「ディズニーの名を語るマガイ物に引っかかったか!」と急いでついていた説明書を開く。
「ぱ、パブロォ…!?」
そういうキャラがいるらしい(筆者は未だにその作品を知らない)。
その日は恨めしい目つきで「パブロ」を睨み付けてしまった。
「2度と買うもんか。パブロ…」

翌日、大切に取っておいたもう1個のチョコエッグを開封。
「またパブロだったらどうしよう」
「いや、そのとなりにジョアンナ(「ビアンカの大冒険」に出てくる細身の恐竜)だったらどうしよう」
2人の不安をあおるかのようにカプセルの蓋が開かない。
「ん?オレンジ色…?」
「ということはまさか」
「ティガー!!」
        
ようやくでてきたメジャーキャラクター(Byプーさんキャラ)。
これに味を占め、ただいま3つ目を購入。
とてもキュートな「ビアンカ」が出ました。
「よーし、ミッキーかプルートが出るまでは…」
筆者が箱買いする日も近そうです…(^^;)。


その後の調査によると…
「Pablo Penguinについて」
The Cold Blooded Penguin(邦題「さむがりやのペンギン・パブロ」)
ドナルド・ダックファンにはお馴染みの"The Three Caballeros"の中の1編だそうです。
チョコエッグの公式サイトはこちら
http://www.furuta.co.jp/index.htm

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