ウォーターバー
フォトエッセイ

No.020 新丸ビル
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仕事の合間を縫って行ってきました「新丸ビル」。

※オリジナルのフォトでなくてすみません(^-^;)
丸ビルというと関西の人間には大阪・梅田の第一ホテルの「丸いビル」を思い浮かべるため、ここのところニュースをにぎわせていた新丸ビルには何がそんなにすごいのか今ひとつぴんと来ません。
新丸ビルは別に丸いビルではなく、丸の内にあるビルということのようです。
立地は東京駅の目の前。
近くには皇居があり、横断歩道を渡ろうとしたら天皇陛下と美智子妃殿下が私を出迎えてくれました(というのは冗談でたまたま皇居から出てきたところに出くわしただけです(^-^;))。
それにしても美智子妃殿下はいつどこででも、こちらが申し訳なくなるくらい深々と誰かれなくお辞儀をされることに感心。
建物の中に入ると平日の4時というのに休日のような賑わい。
丸の内のOLばかりかと思えばそうではなく、意外なことにスーツを着たおじさまが多い。
「全く平日の昼間から仕事をサボって何しにきとんや。仕事せい、仕事!」と、自らのことを思いっきり棚に上げてどんな店が入っているのかを偵察。
地下から4階までがショップ。
ブティックや高級鞄、靴、時計、宝石店などがずらりと並ぶ。
35、36階にレストラン。
しめて140店舗。
しばらくはものめずらしさに、また東京駅目の前というロケーションから東京見物の名所となるであろう。
日中は丸の内のビジネスマン・OLでにぎわうに違いない。
ただし庶民には縁のない、なおかつここでなくともよい店ばかりが並んでいる感もあり、もう少し庶民的なところを演出しないと来客数の減少は残念ながら不可避だろう。
仕事帰りの暇をもてあましたOLが仕方なく寄る、または手短に仕事帰りに恋人とレストランを利用するくらいが先々目に見えるだけに、今後の集客に対しての工夫に期待がかかる。

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