平成7年観戦レース

第11回ゴールデンジョッキー賞(C4以下指定オープン)
第20回開設記念(重賞)
第6回群馬記念(重賞)
第14回スプリンターズ賞(重賞)
駿馬賞(4歳指定オープン)
第21回三才優駿(重賞)

ゴールデンジョッキー賞
このレースは、C4以下のレースだったので、簡単に触れるにとどめたい。勝ったのは、工藤勉騎乗のカイソクヤマ。2着が、人気スーパーワイスと同枠の、マキバスティング。よって、馬券は的中した。レースに関しては、本当にこれ以上書けないぐらい印象にないが、思うところを少し記しておく。
高崎においては、クラスが同じでも平場レースと、選抜レースではとてつもない差がある。そこに、馬券戦略の鍵があるのだが、デビューの遅れた素質馬が最下級条件に埋もれている場合が、多々ある。このような場合、選抜クラスにあがっても勝ち続ければ大したものだが、壁にぶつかる例も少なくない。このレースに出たスーパーワイスも、好走はしたが、勝ち続けるまではいかなかった。
また、4歳でオープンで走っていても、クラス分けされて壁にぶつかる馬も多い。それらを乗り越え、トップクラスの馬の出現が望まれる。いわゆる上がり馬だが、こうした馬が当地では少なく感じられるが、いかがなものだろうか。だから僕は、いかにCクラスでも、選抜戦は楽しみにしている。 PAGETOP

開設記念
高崎競馬にはまったものの、開設記念を観戦したのは、これがはじめてであった。どうもこの時期になると、意気消沈していたのだが、この年は違った。ヨシノキング不在の高崎で、新たなるスターを見つけようと言う意気込みがあった。
その筆頭が、ビクトリーシーザー。ヨシノキングの向こうを張って、チャレンジカップ、ダービーグランプリと、果敢にも全国に勝負を挑んだ。ただ結果はヨシノキングとはいかず、5,7着に敗れる。しかし、地元ではトップクラスと言うことに異論はなく、今後の活躍に期待していた。実際、復帰戦のこうずけ特別では、ダービーテイオー(この馬にも期待していたのだが・・・)に、4馬身と楽勝していた。
これに対するは、ダービーテイオー。スプリンターズ賞以来、群馬記念と、くろまつ特別を勝っていたが、どうにもトップを張るには心許ないレースもあり、距離に不安ありが定説となっていた。それ以外では、クレアーナイトと、イズミパレス、エステージェットなど。ただ、僕はカツノシグナルに注目した。この馬の強さは十分わかっていたので、大賞典以来の休み明けで人気はなかったが、かえって狙い目となった。
馬券は、シーザーが人気を集中しており、しかもクレアーナイトとダービーテイオーが同枠となっていたので、シーザーを外し、期待を込めたダービーテイオーの単勝を買っていた。結果、シーザーが2100Mを逃げ切り、高崎のトップに君臨した。血統は、父アンシェントタイム、母ノルトショウリ、母父パーソロン。アンシェントタイムは、地方競馬御用達。スピード不足が顕著で、厳しい結果を強いられている。 PAGETOP

群馬記念
新たなる歴史への1ページ。アカギ紙上で高らかに掲げられたキャッチフレーズ。そう、群馬記念が全国交流レースとなったのが、平成7年5月5日、この日である。優勝賞金4000万、中央G3と同格だ。このレースの全出走馬を枠順で紹介したい。
ライフアサヒ・・・名古屋所属。ダービー馬。5歳になって3連勝中。名古屋トップとしての活躍が期待される。
ヤグライーガー・・・JRA所属。ダートでの追い込みは驚異。実力はNO1か。
ロイヤルハーバー・・・JRA所属。ダートでは、安定した走りを見せ、マーチステークス2着後の参戦。実力の違いを見せるか。
エムアイキング・・・高崎所属。中央1勝馬。開設記念4着では苦しい。
ダービーテイオー・・・高崎所属。開設記念3着後、榛名特別を勝つ。相変わらず距離で成績が変わる。ダービー馬なので、何とか現状から突き抜けてほしい。
キンカプリンス・・・足利所属。中央未勝利。上山を経て足利へ。なんと、14連勝中。抜群の勢いだが、走った相手が違いすぎる。どこまで迫れるか。
ビクトリーシーザー・・・高崎所属。言わずとしれた、当地トップホース。ここは、一気に名をあげるチャンス。地の利を生かし、好レース期待。
ハシルショウグン・・・大井所属。ジャパンカップ2年連続出走と、実績はトップ。オールカマー2着も光るが、調子はいまいち。古豪復活なるか。
ヒデノリード・・・JRA所属。ブリーダーズゴールドカップ勝ち馬。ただ、前2走が二桁着順。中央馬でも、見劣る。
イチノキング・・・宇都宮所属。とちぎ大賞典を圧勝。栃木NO1の看板を引っ提げ、果敢にも帝王賞へ。7着は健闘か。ここでも通用。
インターシュプール・・・JRA所属。賞金を求める森厩舎。ダート替わりの東京新聞杯で4着で色気が出たか。実力は、文句無し。
クレアーナイト・・・高崎所属。中央900万下。開設記念2着。シーザー以上は望めず、苦戦必死。
以上、12頭。多彩な顔ぶれが揃った。ただし、馬場が不良だった。これは、深い砂に望みを求めた地方馬にとって、致命的だった。
レース展開は、詳しく覚えていないので省く。結果は、1着ロイヤルハーバー、2着ヤグライーガー、3着インターシュプール。見事なまでに、希望はうち砕かれた。期待のシーザーは、5着。地方馬最先着を果たしたのは、逃げたイチノキング、4着であった。この結果に失望したのは間違いない。しかし、馬場が重い、とてつもなく重い良馬場だったなら・・・。たらればはみっともないが、壊滅的な負けではなかったので、そう思いたくもなる。その意味でも、まだ希望はあった。まだ、始まったばかりである。飽くなき挑戦こそ、高崎の、ほかには見られない誇るべき姿勢なのだ。 PAGETOP

スプリンターズ賞
この年から、このレースがJRA天皇賞トライアル代表馬選定競走となった。G1を目指し、精鋭が揃った、といいたいところだが、現状はかなり小粒な顔ぶれであった。
その中での最注目が、イチノキング。群馬記念では、逃げて4馬身差の4着。復帰戦をあっさり勝ち、ここは落とせない。これに立ちはだかったのが、ホクセイバンドル。中央からの転厩緒戦、1500Mをレコードで圧勝。ただこの馬は、中央では1500万下で走っており、しかもダートで大敗していた。このレースに限ればそれでも十分な戦績だが、勝った後のレースに全く期待が持てなかった。
よって、イチノキングに是が非でも1着になってもらいたかったのだが、結局バンドルが勝利を収め、中央への切符を手に入れた。2着には、人気薄のネイザンロードが食い込み、ちょっとした波乱となった。そう、出走馬にはビクトリーシーザーも、ダービテイオーもいなかった。本当に、期待したと思えばいなくなる。残念であった。
さて、その後バンドルは、毎日王冠に出走。先段好位をキープし、わずかながら見せてくれた。ただ、そう簡単にはいかず、最下位もしくはブービーに終わった。全くの余談だが、このレースを枠連ながら当てたのは覚えている。 PAGETOP

駿馬賞
中央競馬との交流を深めた高崎競馬だが、それに伴って、交流レースも新設された。その1つがこのレース。当地4歳馬のトップクラスと、JRA未勝利馬の激突。
ただ、この年の4歳馬は、完全に栃木に上を行かれ、注目度は今ひとつだった。青峰特別がハシノタイユウ、ダービーがキタグニノホシ、オークスがキャッシーライトといった具合だ。その中でも期待は、トドロキチャンプ。青峰特別では、ハナ差の2着。当地成績も、2・3・1・0と、安定していた。ただし、3月のしもつけ弥生賞以来約7ヶ月ぶり。
対する中央勢は、未勝利馬。力関係が微妙なので難しかったが、先行力でカミナリボーイが人気となった。僕は、馬体の良さでカルストンソフトに注目した。ただ、ここ2戦苦戦中で、なぜか自分で「?」と記していた。得てして、このような馬が勝つものである。この馬を本命にしなかったので、馬券は穫れず。しかし、地元勢が勝ったことは嬉しかった。相手が未勝利馬なので多くは望めないが、それだけにもし負けていたときのショックは、計り知れなかっただろう。 PAGETOP

三才優駿
このレースは、ヨシノキング以来、久しぶりだった。というのも、中央への門戸が開かれたこの時期、将来のスター候補をこの目で見ておきたいという気持ちが強くなり、三才優駿は、もっとも注目するようにしたのだった。
さて、出走馬と言えば、ヨシノキングのような無敗の馬はいなかったが、期待馬はいた。レイカランマン。4戦2勝2着2回と、連対率100%。ただし、逃げて勝ちきれないところに、大物と言い切れないところがあった。対抗が、ヤスノウイニング。前走で、レイカランマンに6馬身離されて人気は譲ったが、それまで3連勝。その前走では、1番人気だった。もう1頭が、タマルトウショウ。若駒特別、雷電特別と、3歳オープンで連続2着。成績は、レイカランマンと同じ。
それで結果だが、勝ち馬はこの3頭の中にはいない。全くの人気薄、コウエイパラダイスがその勝ち馬だった。この馬は、典型的な追い込み馬で距離延長に望みを掛けていたが、それが見事にはまった形だ。2着が、レイカランマン。結構離されたと思う。この結果は、自分を満足させる結果ではなかった。しかし、高崎競馬が挑戦を続ける限り、僕も追いかけていきたい、そう思ったのであった。 PAGETOP

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