実戦・稽古時の歩き方
この歩法に摺り足が加わりますので普段の歩き方より歩幅が小さくなり、足の動く回数が多くなります。小刻みの摺り足で「すすすす」という感じに移動します。
上体を動かさないで両足の前後の入れ替えが瞬時にできるように訓練します。上体は常時戦闘態勢にあります。
具体的な足の動き
上体が左右・上下に動かない歩き方は膝の溜めを使います。普通の速度(時速4KM程度)の時は足の
幅は肩幅程度でも動けますが速度が速くなると膝の溜めだけでは左右の揺れを吸収できにくくなりま
す。ですから足の幅は動き始めは肩幅で良いのですが歩き始めると一直線上を歩き若干前傾姿勢をとります。