エグゼドエグゼス

 ファミコンの機能を最大限・・・いや、限度を超えて活用した今世紀最大のシューティング。
 その驚くべき実体をご紹介しよう。

 まず、2人同時プレイは当たり前。
 得点は、敵を撃破するとその場に表示。こんなものは朝飯前。
 なんと、高度を変えておそってくる敵もいるのだ!ファミコンでここまでやるとは!

 ところで、限界を超えてとあるが、どういうことかというと・・・、
 処理能力の限界を超えているのだ!

 敵の出現量が半端ではない!
 5面あたりから、大量の敵が出現し、伝説のアレが起こる。
 アレとは、ドラクエ3などで、横に5人以上人が並ぶと、表示しきれなくなり、 何人か点滅を始めるアレである。
 しかし、あの程度のおとなしい点滅ではない!
 シューティングとあろうものが、自機、敵はともかく、敵の弾までも点滅する始末。
 さらに、点滅の間隔は、後半になるとスローになり、 表示されている時間より消滅している時間の方が長くなる!
 しかし、その敵の弾の飛ぶ方向は、16方向しかないのだ!
 つまり、自機が、敵の南と南南東の方向の間にいると、玉を当てられないのだ!

 そして、自機の弾は、一定距離しか飛ばない!途中で消えるのだ!
 つまり、敵に接近しないと当てられないのである!
 さらに、自機は画面の1番下までいけないのだ!
 さらにさらに、その自機の動きがぎこちない!
 さらにさらにさらに、画面をフラッシュさせるアイテムがあるのだが、 取ると敵が全滅すると思ったら大間違い!
 消えるのは、敵の弾のみ!

 それから、ゲームオーバーの際、コンテニューできるのだが、やめたくてもなかなか終わらない。
 結果、コンテニューの表示が出てから、約40秒待つと、はれてゲームオーバーとなり、タイトルに戻る。

 皆もこの「エグゼドエグゼス」で、点滅する弾をかわしてがんばろう!

  <使用上の注意>
 1.なれないうちは、10分から15分ごとに、1時間の大休止をおいてプレイして下さい。
 2.画面が多々ちらつくことがありますが、ゲームの性質上のためのもので、プログラムに以上はありませんが、 プレイ環境は劣ります。


国王が思うポイント表

遊べる度    ☆☆

マニアック度  ☆☆

難易度     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

インパクト度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「てんかん」の症状を起こす度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆