ゴルゴ13 第一章 神々の黄昏

 あの「ゴルゴ13」が、ファミコンゲームとして登場!
 アクションあり、シューティングありの最高傑作!こりゃスゲー!
 それでは内容をご紹介しよう。

  −アドベンチャー−
 基本はアドベンチャーになっていて、町の人から情報を聞いて進めていく。
 この画面のとき、最初ゴルゴはこちらを向いていて、Aボタンを押すとむこうを向き、 誰かいる場合は、その後、人が出てきて会話が始まる。
 このときのゴルゴの顔がシブイ!

  −アクション−
 マップに出ると、真横型のアクションになる。
 道ばたでは通行人や敵が歩いていて、外見ではあまり見分けが付かないが、 銃を撃っても弾がすり抜けて、すれ違ってもダメージを喰らわないのが通行人。 それ以外は敵である。
 ちなみに、敵が銃を撃ってきたとき、しゃがんでかわすことは出来るが、こちらはしゃがんだまま撃つことが出来ない
 タイミングを見計らって撃つべし!
 無論、敵はしゃがんだまま撃つことが出来る。
 敵を撃つと何故か爆発、消滅し、さらに体力、弾の数が回復する!

  −3Dシューティング−
 マップ上をうろついていると、突然、画面下からでかい手が出てきて銃を撃ってくる場合がある。 こうなると、シューティングに切り替わる。
 画面下に、残りの敵の数が表示されるので、カーソルを動かして、画面上の敵を全滅させる。
 ちなみに、敵は360度全方向から襲ってくる!
 迫力満点!
 敵を全滅させると、マップ画面に戻る。

  −2Dシューティング−
 ステージによっては、水中に潜って2Dのシューティングになる。
 水中では、鮫なども襲ってくる。
 上下左右に移動し、敵の基地を探す迷路的要素もある。
 この状態でも、画面下から手が出て、上記の3Dシューティングに切り替わることもある。

  −2Dスクロールシューティング−
 他にも、ヘリに乗って、横スクロールの一般的なシューティングステージもある。
 最後に、目的地に着くと、ヘリの中から、塔の中の人をスナイプする簡易的な3Dシューティング画面になる。
 このシーンのとき、銃口が微妙に揺れていて、実にリアル!

  −3Dダンジョン−
 敵の基地内へ乗り込むと、ステージによっては3Dダンジョンとなる。
 一般の3Dダンジョンと同じく、はしご、落とし穴などがある。
 敵の出てくる場所があり、敵が出現すると、カーソルが出てきて、銃で攻撃して倒す。

 このように魅力たっぷりだが、なんといってもすごいのは、
 「アニメ感覚でプレイできる」
 という点である。

 タイトル画面の隅に「第1回」と書いてあるのだが、とりあえずゲームを始める。
 「ACT1」とあり、英語でそのステージのサブタイトルが出る。
 その後ゲームを進行させていて、ゲームオーバーになると、真っ暗な画面に「つづく」という文字が!
 その後、「次回予告」、次のステージのサブタイトル、「ご期待下さい。」と表示される!
 そしてタイトルに戻ると、「第2回」になっているではないか!
 文字の通り、続きをプレイすることが出来る!
 これはスゴイ!
 さらに!最後のステージでゲームオーバーになると、
 「完」
 と表示され、コンテニューできない!ひえぇ!
 また、プレイ中にポーズをかけると、突然タイトルとゴルゴの目のどアップが表示され、 テーマ曲と共に歌詞が表示されるではないか!
 (テーマ曲、歌詞は「音楽鑑賞広場」で鑑賞できます。)
 もう最高!

 おっと、最後に一つ重要なことを忘れていた。
 とあるシーンで、ホテルの一室にゴルゴと女性が二人きりになり、 その女性が、「子供は、スタートボタンを押してね」と言うところがある。
 このシーンでスタートを押さずに待つと、女性は服を脱ぎ、すぐに窓の外のシーンになり、 二人の影が寄り添ったところで電気が消える。
 きちんと子供にはこのシーンを飛ばさせる気遣いすばらしい!

 皆もこの「ゴルゴ13」で、アニメ感覚で多種多彩なゲームを楽しもう!


国王が思うポイント表

遊べる度    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

マニアック度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

難易度     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

インパクト度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ご期待下さい。度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆