使用する牌は、東・南・西・北・白・発・中の7つ。これが積み重なっている。
先にいっておくが、上海ではない。
絵柄を上に向けて立体的に積み上げてあるのではなく、前に向けてその上に平面的に積み上げてある。
平面なら、おいて並べることも出来るが、これには意味がある。
下に牌がないと、上のが落ちてしまうのを利用するのである。
これをとれるところから、東・南・西・北・白・発・中(チュン)の順で取っていくのである。
もちろん中(なか)からもとれるが、牌の下の足場がなくなるところはとれない。
すべての牌を取ることが出来るとクリア。
というゲームである。
これは、なかなか奥が深いゲームである。
このゲームの謎はただ一つ。不自然な積み上げ方である。
2個の上に1個を置くピラミッド型になっているのだが、
これだと普通は片方の足場を取ると崩れるが、このゲームの牌は特殊な異次元牌で、落ちない!
それどころか足場が一つでもあれば、上がどのような形になっていようが絶対に落ちない!
現実で考えるなら、すべてアロンアルファ瞬間接着剤でくっつけて積み上げてあり、
一つ一つはがし液で、慎重に取っていっているような状態である。
うーむ、謎。
そして、このゲームはあくまでじっくり解き方を考えるゲームで、
取ると崩れてしまう牌を取ろうとすると、ブザーが鳴り間違いを知らせてくれる。
それで制限時間はなく、タイムアタック制なので、まず間違えることはない。
つまり、崩れない。
また、一手もとに戻すことができ、連続して戻すこともできるのだが、
制限回数があり、戻せなくなって、取るところがなくなっても終わらない。
さらに、間違ってブザーが鳴った後、「うるせぇ!俺はこの牌を取るといったら取るんだー!」といって、
もう一度その牌を取ると、崩れる。ゲームオーバー。
ところで、このゲームには、面エディットがある。
普通におく場合は、クリアできるように配置しなければならず、面倒だが、
牌の積み上げ方だけを作り、クリアできるように自動的に牌を配置してくれる親切モードもあり、とーっても、便利!
これで、すべてのステージをクリアしても、いつまでも遊ぶことが出来るのだ!
まさに、一生もの!
皆もこの香港で、あきるまで一生遊び続けよう!
<注意>
ソフトの代わりに、実際の牌を使ってやると、あなたの健康を損なうおそれがあります。
遊べる度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
マニアック度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
難易度 ☆☆☆☆☆
インパクト度 ☆☆☆☆☆
牌が落ちない度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆