現在では、ゲームの内容等の変化により、めったに使われることはなくなったが、 この「持ち主」という考え方に、当時どれほど泣かされた人がいるだろう。
　その考え方とは、「持ち主」＝「上手」である。
　まあ、はじめての人と何度か練習した人では、確かに差はあるが、持ち主がうまいとは限らない！
　この方程式が一番よく使われるのは、いわゆる「落ちゲー」である。
　上から落下してくる物を法則に従って消していくヤツだ。
　ぷよぷよ、ぱずるだま、テトリス、ボンブリス、ヨッシーのたまご、ヨッシーのクッキー、パネルでポン、 ドクターマリオ、テトリスフラッシュ等々。
　つまり、対戦で負けると、「お前は持ち主だから」が理由なのである。
　それによって、持ち主に対して「上手」という先入観をもたれるのである。
　国王も「ぷよぷよＳＵＮ６４（Ｎ６４）」を所持しているが、このために必死で練習した。
　とにかく、「持ち主」＝「上手」という先入観をなくそう！
　人には、「得意」と「苦手」というのがあるのだから。