とりあえず、感知の仕方を説明しよう。
セットには、専用のペンが用意されているわけだが、これは特別なペンではなく、
単にペンの形をしたプラスチックの固まりである。
では、何を感知しているのかというと、「圧力」である。
ペンをタブレットの感知範囲に軽くおいただけでは反応せず、
押しつけることによって、その座標を感知するのである。
この感度がなかなかシビアなため、まだ力の加減のわからないお子さんでは、
うまく感知させるのが難しいのではないかと思われます。
では、2カ所にものを当てるとどうなるのか。
なんと、その2間の中心にカーソルが移動したではないか!
つまり、圧力がかかっている部分の平均の位置にカーソルが出るのである。
ちなみに、カーソルはペンを当てただけでは表示されるだけで、
実際に書く場合は、タブレットの下部のでかいボタンを押し続けてカーソルを動かす。
では、力さえ適度に入れれば良いのか。・・・いや、そうはいかない。
カーソルが全く安定していないのである。
先ほどのように、まず1カ所を指定しておき、次に別な場所(2カ所目)を同時に指定すると、
瞬時に2カ所の中心にカーソルがワープするのである。
このように常に平均位置に瞬間移動するため、カーソル位置が安定せず、
まっすぐな直線を引いても、ノイズが入った様な線になるのです。
しかし!なんだかんだいっても、幼稚園児以下のお子様はこれでご満足頂けるのでございます。
よいこのみんな、これできみたちもてれびにえをかいてあそぼう!