おえかキッズ テレビがぼくらのらくがきちょう!

概要
 ファミコン専用タブレット。
 おえかキッズ用ソフトとセット。
 先の堅いものでなぞり、カーソルを動かす。


 ファミコンを使ってテレビに絵を描くソフト、おえかキッズのセットである。
 ファミコンにこのようなものがあったとは驚きであろう。
 これなら、小さなお子さんでも安心して使うことが出来ます。
 ところが・・・、
 感度が悪い!!

 とりあえず、感知の仕方を説明しよう。
 セットには、専用のペンが用意されているわけだが、これは特別なペンではなく、 単にペンの形をしたプラスチックの固まりである。
 では、何を感知しているのかというと、「圧力」である。
 ペンをタブレットの感知範囲に軽くおいただけでは反応せず、 押しつけることによって、その座標を感知するのである。
 この感度がなかなかシビアなため、まだ力の加減のわからないお子さんでは、 うまく感知させるのが難しいのではないかと思われます。

 では、2カ所にものを当てるとどうなるのか。
 なんと、その2間の中心にカーソルが移動したではないか!
 つまり、圧力がかかっている部分の平均の位置にカーソルが出るのである。
 ちなみに、カーソルはペンを当てただけでは表示されるだけで、 実際に書く場合は、タブレットの下部のでかいボタンを押し続けてカーソルを動かす。
 では、力さえ適度に入れれば良いのか。・・・いや、そうはいかない。

 カーソルが全く安定していないのである。
 先ほどのように、まず1カ所を指定しておき、次に別な場所(2カ所目)を同時に指定すると、 瞬時に2カ所の中心にカーソルがワープするのである。
 このように常に平均位置に瞬間移動するため、カーソル位置が安定せず、 まっすぐな直線を引いても、ノイズが入った様な線になるのです。

 しかし!なんだかんだいっても、幼稚園児以下のお子様はこれでご満足頂けるのでございます。

 よいこのみんな、これできみたちもてれびにえをかいてあそぼう!


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