紐井屋 「一人ぼっちは寂しいの・・・」オフ(笑)



 5月3日、紐井屋でオフがあった。
 今回のオフはゴールデンウィーク(以下GW)なのにもかかわらず、仕事が忙しくて外に出る事が出来ない紐井さんが主催した「GW中に外に出て人と会う」事を目的としたオフ会である・・・はずだ。

 私はGW中はなぜか色々予定があり、開催の告知(4月23日の日記)があった時は参加は無理かな〜と思っていたのですが、仕事や他の予定を改めて確認してみた所、3日と6日は予定なし!
 6日に関してはそれまで色々忙しい事が分かっていたので、GW最後の日ぐらいはのんびりしたいと思い、始めから予定を入れないでおいたのですが、3日は偶然にも予定の入っていない日として開いていたのです。

 もはやこの時点で参加決定。
 休息の時がさらに減ることなどお構い無しで参加申請のメールを出し、当日を待つ事になったのです。
(実際GW中はあちこちに飛び歩いていて、家に帰らなかったり深夜に帰ってきたりで、家族からは「海外に行ってきて時差ボケでもしているのか?」とか「たまには家族そろって食事をしろ」とか散々言われてました(泣))


<メールを出してから数日後>

 オフの参加者に詳細連絡のメールが届く。
 集合場所や時間などについての連絡であった訳だが、集合場所が都内近傍から千葉(JR千葉駅)に変更になった事以外は特に大きな変更は無く、どうせ車で行ってしまおうと思っていた私には特に問題は無かった。

 それに千葉駅なら友人がその近くに住んでおり、その友人宅まで行く際に何度も駅前まで来た事がある。
 わざわざ地図を出すまでも無く行く事が出来る場所であり、問題は何も無い。
 集合は夕方からだし、「ついでだから早めに出て友人の所に顔をだしておこう」などと考える程度の余裕もあったほどだ。

 そう、この詳細連絡の中に実はちょっとしたトラップが含まれている事など気づきもしなかったのである・・・。


<当日>

 朝(実際には昼といった方が近い時間)自宅を出発し、事前に連絡を入れておいた友人宅へ向かう。
 途中、京葉道で事故渋滞につかまり予定を多少オーバーした物の、無事千葉駅近くの友人宅に到着。
 しばらく遊んだあと、車は駅近くで止め直さないといけなかったので、駐車場を探す時間も見込んで集合時間まで余裕を持って駅前に再出発した。
 駅前に改めて到着し、駐車場を探すと良い所になんともあっさりと駐車出来、今度は時間が余る事態になる。
 そのため集合時間にはまだ早いので、とりあえず集合場所を確認して、その後適当に時間をつぶす事にしたのだが・・・。

 
この時点でトラップが発動!

 集合場所は「JR千葉駅 南口改札前」

 最初に着いた場所は東口改札。
 大体の方角は分かっていたので、そこから南の方へ線路を回りこむ様に移動する。
 しばらくすると、高い位置(階段で上に昇った位置)に改札口が見えたので、そこだろうと思い向かってみると比較的小さな改札で、そこには「西口」と書かれていた。
 どうやら見落として、通りすぎてしまったらしい。
 ただ、東口から歩いて来る途中では見落としてしまいそうな場所も無かったように見えるし、駅の南側は穏やかで(寂れた感じ)改札口がありそうには見えなかったのだが・・・?
 
 もしかすると建物の中なのかも知れないと思い、私は確認の為駅員さんに「南口はどちらでしょう?」と聞きました。すると・・・。

 即答で
「ありません!」と返されてしまった(泣)

 口では「あ、そうですか。どうもありがとうございました。」と答えている物の、内心では現状の把握が出来ず、途方に暮れてしまいそうになる。

 とにかく南口は無いという現実を受け止め、実はメールの内容を読み間違えているのかも知れないと思い、何度も確認したつもりだったメールのプリントアウトを改めて広げて確認してみる。
 しかし、無常にも集合場所は「
南口改札前」と間違いなく書かれている(泣)
 やはり南口集合だ。
 でも南口は存在しないらしい・・・・どうゆう事だろう?

 こうなると、後は記載ミスなどしか考えが及ばない。
 だが、記載ミスなのかどうかも分からないし、仮に記載ミスだとしてもどこが間違っているのか分からない。
 そして、現状ではミスなのかどうかと言う事を探る事が重要なのではなく、集合場所が分からなくなったと言う事こそが重要なのだ。
 つまり、現状においてとにかく本当の集合場所を探さなくてはならなくなったのだ。

 とはいえ、手がかりは手元にあるメールの内容しかない。
 まずはじっくりとメールの内容を見直してみる。
(この時点で紐井さんに電話をして確認すると言う考えもあったのだが、それは最後の手段として、まずは自力で探そうと思ったのだ。)
 実は千葉駅では無い他の駅が集合場所という最悪の考えも浮かんだが、文章の中にわざわざ”JR”千葉駅と入れられている。
 普通アルファベットを打つのは変換や入力切替などが必要であり、その手間をわざわざ掛けているし、JRと区別しなければならないと言う事は、別な私鉄などが入っているのだろうと言う考えから駅は千葉駅であっていると予測。それに他の駅まで探しにいける訳では無いので千葉駅以外を考えてもしょうがない。
 そのため、とりあえずは千葉駅で人が集まりそうな所を探す事にする。

 幸い、集合時間まではまだ時間の余裕があるし、もしかしたら千葉駅の周りを回っている間に紐井さんや、他のオフ会参加者と思しき人たちに出会えるかも知れない。
 それにオフ会の集まりという物は一種独特なオーラ(笑)を放っている物だから(断言)、すでに集まり初めている人たちがいれば以外に発見できる可能性もある。

 だが、やはり現実は厳しかった。
 大きな改札口がある東口にもどってきたのだが、改めて周りを見直して見ると人が多すぎる、その上ロータリーが広い・・・北口広場とか言うのまであるらしい。
 当たり前といえば当たり前だが、ここは主要な駅である千葉駅だ。
 駅前が小さいはずが無いし、人が多いのも当然である。

 結局、東口に戻ってきて早々に自力での捜索を断念して、申し訳ないと思いながらも紐井さんに電話して集合場所を聞く事にしたのである。

 そして、電話で確認したところ集合場所は東口改札前で良いとの事。さらに細かい場所を確認したら、私の斜め後ろ6、7メートルぐらいの所に紐井さんはいらっしゃいました(爆)
 
 ちなみに、後で確認した事ですが、なぜ集合が「南口」になってしっまたのかと言うと、この後行く事になっている居酒屋さんの案内図に「南口から徒歩何分」と記載されていたのが原因でした。つまり参照元が間違っていた訳だったのだ。
 紐井さん自身気がつかず、参加者の中には千葉駅付近にお住まいの方もいらっしゃったのですが、千葉駅に南口が無いと言う指摘は来なかったそうです。とりあえず聞かなかった事にして案内図が悪いと言う事にしておきましょう。

 これにて、私は無事合流。ほかの参加者さんはまだ来ていないらしく、私が一番乗りだったようです。(おそらく他にも集合場所の件で迷っている人がいるとは思いますが(笑))

 そして、私が来て少ししたら一人の男性が登場。紐井さん曰く「ゲストの方」だそうですが、ご紹介いただいた所なんと「LINE ON」のササキさんとの事!
 いや、びっくりしてしまいました。

 その後からは、参加者の皆さんが少しずつ集まり始め、集合予定の時間を過ぎてからではありましたが、ある程度集まったところで本日のオフ会会場である居酒屋に移動。
 居酒屋に着いてからはもちろん回りの皆さんと雑談。
 ササキさんや、紐井さんの日記でネタにされた事のあるお嬢様などともお話が出来ていろいろな事が聞けたので大変有意義でした。

 そして、宴会開始からしばらく経つと、お約束のように怪しげな行動に出る人たちが現れ始める訳です(笑)

 宴会開始直後、紐井さんはまだ到着されてない参加者を迎えに行ったりして、お店の外に出ていたりしたのですが、ある時、紐井さんが帰ってくると猫耳、ウサ耳、ミニスカポリス(?)等の被り物をした女性陣がお出迎え(笑)
 一瞬固まってしまった紐井さんですが、その後は女性陣のいるテーブルに招かれ、うれしそうにしながら宴会続行です。

 ちなみに、猫耳等は女性陣が持参した物と、別な方(男性)がネタ作りの為にと持って来て、着けていただける様に頼んでいた物です。
 多分、周りからは奇異の目で見られたことでしょうが、幸い席はお店の一番奥のほうで、間に低いですが仕切りの壁がある所だったため、視線の集中砲火を浴びる事も無く宴会は進んで行きます。
 ただ、店員さんはベテランらしき年配の方しか来なくなった様な気もしましたが、きっと気のせいでしょう(爆)

 そして、宴が進むと段々と羽目をはずす人が出てくるもの良くある事で・・・。

 いつの間にか紐井さんがウサ耳を着けてお酌に回ってました(爆)
 もちろん他の人にも被害が出ておりまして、後輩01&02さんやササキさんまでもが猫耳やウサ耳を被らされるなど、皆さんのおもちゃにされながら記念撮影をさせられてたりしました。
 いや、写真を掲載出来ないのが残念です(笑)
(私はカメラマン状態だったので事無きを得ました。ラッキ〜。)

 そして、宴の終わり頃になると、猫耳着けたお嬢様のひざ枕に頭を乗せて横になる紐井さんがいたり・・・。
 なんか、幸せそうな紐井さんでした。

 そうこうしている内に時間が来て、宴会は終了。
 みんなで駅前まで戻り、集合場所(?)であった改札前で最後の挨拶が終わった後解散となった。
 その後「私達が居なくならないと皆さん残ってそうだから」と言う事で紐井さん達(紐井さんと後輩さん達)はすぐに去って行き、皆さんも段々と別れて帰って行きました。

 ただ、私はしばらくその場に残り、他に残った方々とカラオケに行く事になり、計4人でカラオケを楽しんだ後、夜11時頃お開きとなり車に乗って帰宅となりました。


なお補足ですが、文中に登場する紐井さんの後輩02さんはネット上での架空の人物です。
 と、ご本人がおっしゃられてました(大爆)

2002/06/26 Powered Suit