感謝   2005.12.28
 師走・・・もうそう言ってもいい時節でしょうか。
 今年は久しぶりに寒い冬の訪れですね。日頃暑がりの私も朝、寝床から起きるのがためらわれます。
 この数日伊豆のほうに旅をしていました。

 10数年前から年末には海外に出て、お正月は日本で過ごしていましたが、昨年からは日本の近場の温泉で過ごしているのも年の所為でしょうか。
 長旅が億劫になってしまいました。
 とは言っても昨年は中東のヨルダン(デッド・シー)、今年はアメリカ、アリゾナのホピ族を訪れたのですから、まだいけるでしょうかね。

 ところで、来年1月25日、徳間書店から本が発売されることになりました。
 7年前にも出版される予定でしたが、私の中で何かスッキリしないものがあり、取り下げてしまいました。その節はご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。
 今回は半年以上をかけて書き上げた原稿です。その前後にヨルダンの旅と、ネイティブアメリカン、ホピ族への旅が組み入れられました。

 上なるお方の導きが無ければ書き上げることが出来なかったでしょう。

 先日、本の推薦文を頼んでいた、友人の湯川れい子さんから「刑部ちゃん! 本のゲラ読んだよ・・・面白かった・・・2時間半でいっきに読んだよ。最近いっきに読んだ本なんてなかったから嬉しかった。喜んで推薦文書かしてもらうよ・・・」との電話が入ってきました。
 心から喜んでくれているようで、おもわず私の心も、声も弾んでしまいました。
 友だちっていいものですね。

 実はこのメッセージで書きたかったことがもう一つあります。
 伊豆の旅のあいだじゅう、驚きつづけたことがありました。それは太陽の光の凄さです。
 泊まっていた宿の窓の向こうに大海原が広がっていたのですが、朝起きて海を見ると太陽の光を受けたシルバー色の海の光があまりに眩しくて、見ることが出来なかったのです。
 直視すると目が焼けてしまいそうで・・・・・。

 その後娘と半島をドライブするために出かけましたが、何処ででも太陽の強烈な光を受け、日よけのカバーを下ろし続けました。そして後ろからの光がサイドミラーに当たって目が眩む有様です。
 もう驚きの連続でした。
 太陽の異常についてはこの前のメッセージにも書きましたが、ここまでの体験は初めての事でした。
 太陽系宇宙に異常が起こっているのは間違いないことなのでしょう。
 今年は寒い寒いと云うわりには、富士山が雪を被っていないのも頷けるものがありました。

 来春出版される本のテーマでもある、2006年・・・・来年のことです。
 この年を如何に過ぎ越すか・・・・このことが私の生きてきた最大のテーマでもあるようです。
 そしてそれは皆さまにとっても同じことなのではないでしょうか。

 2006年、そしてその後も地球上に生きるお一人お一人が、全てのことに感謝し、同朋を愛し、真摯に生きていってくださることを心から願って、私自身も更なる祈りの日々にしたいと思っています。

 そして今まで、少しでもふれ合い、心を通い合わせた大勢の方々に、心から感謝申し上げます。
 ありがとうございました。
 そしてこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。
合掌   刑部恵都子
太陽   2005.9.3
 暑い夏ですね。
 夏は暑く冬は寒い方がいい。よく聞く言葉です。私もそう思っていましたが・・・??の所為か、身体の変調のせいか近頃とみにこたえます。

 ところでこのメッセージも、しばらく間が開いてしまいました。でも本の原稿を書き続けていたため、私としては、メッセージを送り続けたつもりになっておりました。

 近頃、日本列島よく揺れていますね。週刊誌等で書き立てられ、あちらこちらの地震サイトで毎日のように巨大地震が起きる、起きると騒ぎ立てられ、大地も地龍もさぞ落ち着かなくなっていることでしょう。
 昨日も朝刊の広告欄のある週刊誌の記事の見出しに、こんなことが書かれていました。

「緊急警告、平成の関東大震災(M8超級)に今すぐ備えよ」
 最も危険な竜巻型地震雲が関東上空に出現した・・・・・

 こうした記事に日本中の人々がもう慣れっこになっているのでしょうか? それともいちいち反応し、不安や恐怖を感じているのでしょうか?
 慣れっこになるのもこわいし、人々の不安や恐怖という思いが災害を引き起こしかねないことも案じております。

 実は、8月23日深夜〜24日未明にかけて、突然どなた様からかお呼びをいただいて、階下の仏間に降りました。そこで座りますと、待っていたかのように、はげしく動く太陽系宇宙の星星ようなビジョンが見えてきました。
 驚いてそのビジョンをじっと見ていますと、「太陽が右に回りはじめました」という言葉が響いてきました。宇宙の星星が太陽を中心に大きく動いていたのです。
 しかし「太陽?………太陽が動くって、太陽はそれ自体自転をしているのではないのですか!?」
という疑問が湧きました。
 それをどちらともなく語りかけますと、その後、次から次へと、ビジョンは続いていきました。
 太陽が右に回り始めるということの意味は未だに解かりません。
 しかしこのことは久しぶりに受けとった、私にとってはとても緊張をするビジョンでありメッセージであったのです。

 こうした太陽の動きによって地球上が大災害に見舞われることが、この時、明確に示されました。

 その頃、メキシコ湾でハリケーン「カトリーナ」が発生しました。27日にはフロリダ半島に上陸した巨大なハリケーンは、フロリダに大きな爪痕を残し、29日にふたたび、ミシシッピ―州、ルイジアナ州に上陸。
「カトリーナ」は史上空前の猛威を振るったのです。その被害のほどは計り知れないものがあり、死者数千人? 避難者100万人を超えるという大災害になっていきました。
 今日現在でも先進国といわれ、超大国といわれるアメリカが何の手立ても打てず、その両州は無法地帯と化しているようです。
 なんと哀れなことでしょう。
 他国を侵略し、ありとあらゆる武器やハイテクを駆使し、世界一の超大国ぶりを世界に見せつけるアメリカが、自国に起きる自然の猛威に何の手立ても打てないとは・・・・・
 アメリカの弱点を超自然が暴いたと言うことなのでしょうか。

 その同じ29日の午後9時、今度はマリアナ諸島付近の太平洋上で台風14号が発生しました。その台風は今、日本に向かって進んできています。
 他国のことを哀れんでばかりはいられません。
 今後立て続けに日本を襲うであろう台風が、去年の台風のような大きな災害を引き起こさないことを願い祈ることしかありませんね。

 しかし、ただ大難を小難にとの祈りを超えた祈り方を呼びかけ続けたことにより、より現実を踏まえた祈り方が出来るようになってきたのでは・・・・
 それは台風の進路を変えていただくための祈りとか・・・・超自然への感謝とか・・・。

 そうしたことを呼びかけることに躊躇していた時期もありましたが、今はそうは言っていられなくなりました。
 自然災害が一段と強大となってきたのにはレッキとした理由があります。
 それは人間の心が荒廃し傲慢になりすぎているからです。
 自然災害は人間の心が引き起こしているのです。
 それは昔から仏典などで説かれ続けてきたことです。

 今回のアメリカのハリケーンにより、被害者が助け合うどころか略奪やレイプ果ては銃撃戦まで起こっているようで「我だけが・・・・よければいい」という哀しい人間の性が浮き彫りになってしまいました。
 考えさせられる出来事です。

 話しは変わりますが、太陽のメッセージをいただいてから、太陽のことが知りたくて本屋にいき、数冊の本を買ってきて今読んでいます。実はこのところあまり本を読んでいなかったのです。
 太陽がかつて無いほどの異常事態であることを、NASAも認めているようです。
 これは前にわたしのメッセージにも書いたことですが・・・・・
 太陽は極大期でもないにもかかわらず、すでに観測史上最大の爆発が起きている・・・
のです。
 そしてさらに信じられないようなことが、今太陽で起こっていることをNASAが発表していることも知りました。(しかしそれとてホンの一部でしょうが・・・・)

 このこととは別に、今秋に発刊予定の本の原稿に書いたことが、ドンドン現実化することに、少々焦りを感じる昨今です。
 それはわたしが原稿を書き発刊する速度より、この世にそのことが起こることの速度のほうが早いことの焦りです。

 どうか少し本気になってください。これからはもっと大きい様々な出来事が起こってくると思います。
 しかしこうした時代に生きることを望んだのはあなた自身ですから、あなたが成すことを思い出してください。
 自分の魂に刻まれた刻印を思い出してください。
 そろそろその時期に差し掛かってきたのです。
 恐れることは何もありません。勇気をもってお役を果たしていきましょうよ。逆に喜びが増すと思いますよ。
 わたしは大勢の仲間たちがいることの幸せを、いま噛みしめています。
 そして上なるお方様のお力(ビジョン、メッセージを通して)をお借りできる幸せを心から歓び、感謝しています。
地球に感謝し、全人類の平安を心から祈って・・・・合掌
刑部恵都子
 −追記−
 今年は旧暦の9月9日は、10月11日にあたります。
 この日を(天地括りの日)といって古代の人たちは特別な日としていたようです。
 暦では重陽とかかれています。
 この日、世界人類、そしてすべての生き物たちが幸せであるための祈りをしませんか!
仏像(飾間さん作)   2005.5.13
 関西教室の飾間さんが彫られた木彫りの仏像です。


「飾間さん作(関西教室)」
スマトラ島沖衛星写真   2005.4.6
 2004年末、最初のスマトラ島沖地震の衛星写真です。写真はスリランカをおそった直後です。

「©DigitalGlobe/日立ソフト」
桜の花が咲く時期になりました   2005.3.23
 もうそろそろ桜の花が咲く時期になりました。
 皆さまもそうでしょうが、私は桜の花が大好きです。
 桜の花びらが舞うとき、桜から凄まじいエネルギーが発せられます。
 そのエネルギーをまともに受けると、お酒も飲んでないのに、酔っ払ってしまいます。
 それほど桜というのは強い力を持っているようです。

 随分前にこんなことを聴いたことがあります。
 桜の「さ」は「神」を表わし、「くら」は神の降り立つ「磐座」を表わすと。
 つまり、桜そのものが「ヒモロギ」だということを知りました。
 今年も桜の下で祈ることによって、天なるものと繋がりたいものです。

 ところで昨年から今年にかけて、日本を災害が襲っています。
 台風や地震がその規模を大きくして、次から次へと襲ってきています。
 私の周りにもその手が伸びてきています。
 つまり今までは遠い世界だった被災者のなかに、わたしの仲間や家族が入ってきたということです。

 しかし今のところあり難いことに日本は、日本の民は常に護られているとしか思えません。
 今までの災害は警告の範囲だと思うのです。
 今のうちに警告に耳を貸し、日頃の生き方を改めなければ、次にはもっと大きな災害が起こるような気がしてなりません。

 4つのプレートの上にのっている島国日本、全てのプレートが揺れれば日本はひとたまりもなく破壊されるでしょう。
 そうしたことは解っているはずなのに「そんなことは起こる筈はない」と楽観的にものを考えようとしている。

 しかし絶対起こらないと誰が云えるのでしょうか。

 2月中旬にアメリカのアリゾナにあるブラック・メサに行って、ホピ族の長老とお会いしてきました。
 はじめてカルチャーショックを受けました。
 長老は日本に何が起こるかお見通しのようでした。
 勿論世界に起きることも・・・・・・
 疑り深いわたしが、この長老が語ることの全てを信じることが出来ました。
 なぜかというと、この長老は人類の為に自分を犠牲にして生きている方だからです。
 もちろん、長老は自分が犠牲になっているなんて思っていません。

 救世主から言われたことを頑なに守ることが、世界を救うことだと心底思っているのです。
 そしてそのことが真実のことだとわたしも思いました。

 今生ではじめて救世のために戦う人に出会えました。

 超能力とやらを、知名度を上げる為の道具にしたり、儲けることに使う人々をわたしは信じていません。
 そろそろ私たちも本気でこの日本を護るために立ち上がりませんか。それが世界を救う事にもなると思うのです。
 十戒ではないけれど、生きるための根本を見直さなければ、人類は滅びてしまいます。滅び方は様ざまあるでしょうが・・・・

 今の日本人の生き様はやはり正しいとは云えないでしょう。
 世相がそれを表わしているではありませんか。
 わたしには関係ないと言い切れますか。
 言い切れないと思うのです。
 自分さえよければ・・・・自分の家族が幸せならば・・・・他人などどうでもよいのでは。

 自分・・・自分・・・自分

 ほんとうは、我もまた他であり、他もまた我である・・・・と生きていた時代のことを思い出せばよいだけなのにね。
 まずは自分ひとりから始めるしかないのでしょう。

 警告に耳を傾けて、大地に根っこを生やさねば・・・・
 ホピの預言も、マヤの預言も今の人類には根っこがない・・・・だから滅ぼされるのだ。
 といっています。

 わたしもそろそろ大地と一体となる生活を始めようと思います。
 我欲を捨て大地に感謝し、まわりの全てに感謝できる自分作りをしたいと心から思うのです。
 まだ間に合うかな!

 生きとし生けるもの全ての、無事と平安を心からお祈りします。
合掌   刑部恵都子


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