閑話休題11月上旬



Date: Sat, 01 Nov 1997 17:56:47 +0900
Subject: 閑話休題

閑話休題

川崎慎一です。

昨日ちょっと留守にした間に宅配便が来て、ポストに送り状のメモが
入っていました。指定の電話番号を呼ぶと自動応答でした。しばらく
そのやり取りを記します。
声 xxxです貴方の電話番号を市外番号から続けて押してください
私 xxxxxxxxxxx
声 xxxxxxxxxxxですね。合っていたら3、間違っていたら
6を押してください。
私 3を押す
声 配達者番号を初めから押してください。
私 (どれが配達者番号か判らずまごまご)
声 配達者番号を初めから押してください。
私 (やっと判って)xxxxxと押す
声 xxxxxですね。合っていたら3、間違っていたら6を押してください。
私 3を押す。

以下同じように「荷主コード」「問い合わせ番号」「再送希望月日」
「午前、午後の別」の入力を求められ、それの確認の入力(おまけに、
途中から合っていたら6、間違っていたら3に入れ替わる)を求められた。
このやり取りで、5、6分経過。相手は自動だけれど、こちらは立ちっぱなし
で疲れました。そう言えば電話も当初は「xxさんをたのむ」といえば、
オペレータが呼び出してくれたけれど、最近は番号を調べて自分でダイヤル
しなければならないし、JRの切符も、駅名を探し料金を調べてからボタンを
押さなければならない。
自動化・省力化というのは、利用者にしわ寄せされるものだということを、
あらためて悟りました。というのは時代に遅れた老人のたわ言でしょうか。

川崎慎一でした。
Date: Mon, 03 Nov 1997 12:58:29 +0900
Subject: 閑話休題(矢田敏雄)

矢田敏雄です。
久しぶりの閑話休題です。
杉井さんが月刊誌の「コンピュートピア」に連載している記事を毎月読んでいま
すが、特に10月号および11月号
の下記の記事は、今、我々が関心を持っている市民からの地域社会への参加の具
体的例として、非常に参考になる情報でしたので、ご紹介します。

10月号 : 「市民が活躍する地域情報化の新しい波」
東京都葛飾区での具体例として、インターネットやコミュ
ニティFMを活用した、新しい地域おこしと
情報化の取り組み。

11月号 : 「飛騨に吹く個人と民間組織による地域情報化の新しい風」
岐阜県の下呂町で、地域の有志が下呂温泉のホームペー
ジを開設、また地域文化の全国発信をめぜして
飛騨版画のホームページやCD-ROMを制作。

杉井さんが実際に担当者といろいろと話されたことが記事の中に書かれている
ので、私にとって、わかりやすく
興味深く読みました。

杉井さん、今度お会いしたときは、もっと詳細をお聞きしたいと思います。

矢田敏雄でした。

Date: Mon, 03 Nov 1997 20:14:16 +0900
Subject: 閑話休題(矢田敏雄) メディアと教育

矢田敏雄です。
先日の11月2日(土曜日)にNHK教育 TVにメディアと教育 「ディジタル革命が大
学を変える・立花隆が語るインターネット時代の”学び”とは」を見ました。
なかなかおもしろかったので、簡単にご紹介します。
約30分の番組でしたが、いくつかの大学におけるインターネット利用の実践例
が紹介されており、
大学が社会および、一般社会人にも開放されつつあることを知りました。

1. 慶応大学大学院
東京と大阪をNetworkで結び、主に社会人が学生となってTV会議による
    インタラクティブな授業の紹介。

2.大阪市立大学インターネット講座
インターネット上に8講座のホームページをを実験的に開設し、誰でも
    受講できるようになっている。受講生は、 E-MailでReportを提出。

http://www.hosp.msic.med.osaka-cu.ac.jp/koho/vuniv97

3. 東京大学 立花隆ゼミのホームページ
作家で、東京大学客員教授でもある立花隆は、ホームページを開設し、
    学生と双方向のコミュニケーションを図っています。

4. 慶応大学湘南藤沢キャンパス
社会との交流をはかるため、藤沢市と強力して、藤沢市の市民のために
    「電園都市ふじさわ」のホームページの開設。

http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp

また、大学間での双方向通信を可能にする「スペースコラボレーションシステ
ム」が最近、導入され、衛星通信を使って、 インタラクティブに複数の大学間で
、情報交換を行うことができるようになってきたそうです。

立花隆氏が、番組の中で、「知」の共有の大切さ、そしてそのためには、情報
を集めるでけでなく、書いて、発信することがこれからは、重要であると力説し
ておられました。
自分自身は、このMOLの中では、、ほとんど発信がなされていない状態でした
ので、おおいに反省する場を与えてくれた番組でもありました。
矢田敏雄でした。


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Date: Mon, 03 Nov 1997 22:35:41 +0900
Subject: 閑話休題(野水)

 野水です。

[閑話休題:リアルタイムの通信交流]

 先日の日曜日(10/26)、千葉県流山市の「流山市民まつり」の現場とのリア
ルタイムの通信交流実験を行いました。

 前日からこちら(新潟県三条市の皆さん)のメッセージ(流山市民あて)を
「流山情報ステーション」のパティオに入れはじめ、プリントアウトしたもの
を流山市民まつりのブースのボードに貼りだしました。そのメッセージを読ん
だ流山市民の方から私たちあてにメッセージが入れば大成功という趣旨でした
が、残念ながら、しかしうれしいことにお一人からメッセージをいただけまし
た。

 現場からの実況メッセージ、こちらからのレスなど、疑似チャット状態で参
加者だけが盛り上がった感もありましたが、遊び感覚で楽しめる通信交流実験
でした。

 流山市民まつりのブースで張り出されたメッセージに目を止めた市民には、
「こんな時代になったんですね」という感想が多かったようです。また、それ
まで流山情報ステーションのパティオをROMしていた方が、当日のやりとり
を読んで、現場のブースに駆けつけてくれるということもありました。

 今回は、まちづくり活動PRの一環として、リアルタイム通信交流の可能性・
問題点を探るのが主眼でしたが、インターネットを利用して画像送信すること
も考えられ、十分な準備・人手が必要なものの、今後の地域交流、地域からの
情報発信、仲間づくりなど、目的に応じたバリエーションで応用できるのでは
ないかというのが参加者の感想でした。

Date: Tue, 04 Nov 1997 09:55:00 +0900
Subject: 閑話休題(武藤)

もう11月3日、遂に閑話休題の当番制のシンガリの日がきました。
今回は、今から3年前の10月に、友人からもらったアロエ(鉢を含む全長約1.3E)
について述べてみます。
1.アロエの花
アロエを育てるのは初めてでしたので、先ず本を買いました。ベランダは南向きで、日
当たりは良く、水やりだけ気を付けておりました。約一カ月後の11月、蕾が出てきて
12月になると蕾の下の方から花が咲き始めました。アロエの花を身近に見るのは初め
てで、嬉しくなりました。
早速このことを友人に告げると、これまで一度も花は咲いたことがなかったそうで、驚
くやら感心するやらしていました。もらったままにして、ごく普通にめんどうをみてい
ただけですが、余程わが家が気に入ってくれたのでしょうか。友人夫妻を呼んで花を見
てもらいましたが、アロエはこちらに引っ越してきてすぐ、花を咲かせたのですから、
後でなんだか気の毒なような、済まないような気がしました。
このアロエは一昨年も、昨年も、3年連続で花を付けました。
早朝、小鳥がアロエに止まっていました。花の蜜を吸いに来ていたのです。私も舐めて
みましたが、まろやかな甘味があります。かみさんには、小鳥と先を争って子供のよう
ねと笑われました。
2.株の若返り
アロエはわが家に来たときから、茎が木質化しておりました。本に書いてあるように、
株の若返りをさせることにして今年4月、土から上約45Bを切って植え替えました。
それから今までに新し葉が8本出てきて大変元気に育っていますが、まだ花の蕾を付け
るようにはなっていません。いつから花を付けてくれるか楽しみです。
3.アロエの3本の子供達
今、わが家のベランダには、このアロエの子供達が3本育っています。親株の根元から
生えてきた子供達です。1本は家にあった鉢に、2本は新しく買ったこれより大きな鉢
に植えました。
植える時、ほぼ同じ大きさだったアロエの子供達(約10B)は、独立してから2年半
たって、身長に大きな差がついています。1本は約30B、2本は約40Bで10Bの
差です。勿論大きな鉢に植えた2本の子供達の方が大きく育っています。
4.人の子供達にとって大きな鉢とは?
さて、鉢の大小によって、アロエの子供達の身長に大きな差がつきましたが、もしも、
このことが人の子供達にも当てはまるとしたら、人の子供達にとって大きな鉢とは、何
でしょうか?
わが家には今年初孫が生まれました。毎朝アロエの子供達を見ていると、孫にとって鉢
とは何か、日当たりとは何か、水とは何か等々いろいろ考えさせられています。
そして、来年4月になったら、小さな鉢のアロエの子供には、大きな鉢をあげて、植え
替えすることにしています。

     *** 武藤 喜一郎 ***

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