【第2回社会人交流祭のプログラム】
日時:1996年11月3日(日)文化の日 Am10:00〜Pm6:00
会場:早稲田大学国際会議場、早大周辺商店街
主催:ワセダの街「社会人交流祭」実行委員会
共催:早稲田大学人間総合研究センター(シンポジウムの部)
◎シンポジウムの部 【入場無料】
早稲田大学国際会議場 井深ホール、第1・第2・第3会議場
●井深ホール
どうする高齢社会−「生活者トコトン討論会」(500名)
インターネット活用討論&活用事例紹介(デモンストレーション)
12:00〜12:40 オープニング・コンサート
早稲田大学交響楽団有志による「室内四重奏」
13:00〜14:20 どうする高齢社会−「生活者トコトン討論会」
−インターネット活用全国アンケート実施−
第1部「介護」と「福祉」を誰が支えるか?
出演者 東京都老人総合研究所 大竹登志子氏
「介護の社会化を進める1万人市民委員会」 池田省三氏
新宿区高齢福祉課長 田村淳氏
14:40〜18:00 高齢社会のインターネット活用事例
14:40〜15:20 インターネットによる横浜市緑区の画期的な生涯学習事例
15:30〜16:10 インターネット活用−山形県白鷹町のビジネスと国際交流
16:30〜17:10 インターネット活用の独立中高年ベンチャービジネス
17:20〜18:00 インターネットによる障害者・女性・高齢者の在宅ワーク
●分科会
<<小会議室第1会議室(96名)>>
10:30〜13:30
★中高年のインターネット入門教室
16:30〜18:00
★どうする高齢社会−生活者トコトン討論会《第2部》
主婦たちの高齢社会(40〜50代主婦達が企画・演出・討論)
夫の定年後、友人、老後
<<第2会議室(100名)>>
9:40〜12:00
★羽田澄子監督作品「安心して老いるために」
12:10〜12:40
★社会人サークル「ワセダ・カルチェラタン」活動紹介ビデオ
14:40〜16;10
★高齢社会とサラリーマンの地域参加
じゃおクラブ−神奈川
16:30〜18:00
★高齢社会とバリアフリー
シンポジウム&バリアフリー探検隊
<<第3会議室(84名)>>
10:00〜11:20
★まちづくりワークショップ「早稲田の町=平常時ゴミゼロ実験への挑戦」
早大周辺商店連合会
14:40〜16:10
★都市と農山村の交流
奥会津「昔語り」
奥会津エコキャンプ参加者体験発表
奥会津「エコミュージアム構想」 福島県金山町
山形県「屋代塾」 早大 大塚勝夫教授
□早大国際会議場3F 社会人サークル「ワセダ・カルチェラタン」紹介ブース
演習=早大生による”まちづくりプランニング”展示 早稲田大学理工学部建築科
□イベントの部 早稲田大学周辺商店街会場 11:00〜17:00
★福島県金山町とのふるさと交流−大隅通り商店街 チャリティ−「大鍋」まつり
そば打ち教室=ランチハウス「ときわ」 11:00〜13:00 参加費千円
エコ居酒屋=ブナの実を食べ、奥会津の銘酒を味わいながら、環境問題を考える
ランチハウス「ときわ」 14:00〜17:00 会費千円
奥会津物産展=吉村作治も絶賛「青ばと豆腐」、奥会津物産ハーブ製品、他
★社会人ミュージカル「Cat’s」上演 「ミュージカルに端役で出る会」
会場−銅羅魔館(早大南門通り商店街) 14:00〜16:00 入場料千円
緑区オンライン学級の事例紹介は、井深ホールでの14:40からのインターネットの活用事例紹介のひとつとして発表をお願いしたいと考えています。形式は、場所がホールですので、ステージ上からの発表になります(500人収容ですが、実際に何人いらっしゃるか分かりません(^^;)、500人収容にしては比較的小じんまりした雰囲気の会場です)。
なにしろ昼間は仕事を持っている社会人の、手づくり、草の根というイベントですから、あまり過大な期待を抱かれると、むしろ、こちらが恐縮してしまいます。(杉井)
(参加者の声)
野口です。
昨日(11/3)は杉井さんからご案内のあったワセダの街「社会人交流祭」の拍手係として出席しました。 進行の杉井さん、発表の王子さん、徳田さん、記録(写真)の伊藤さん、それに拍手係の小山さん、矢田彩子さん、上田さん どうもお疲れさまでした。私なりにはシンポジウムの「介護と福祉を誰が考える」は、なかなか位相の違う意見・質問などもあり興味深く思いました。
事例発表は、緑区の我々の発表の他に、山形県白鷹町のテレワーク、バーチャル農業(単にサイバースペースにおける農業ではなく実際に出向くこともあるようです。作業をおわってのなおらいがうらやましい)の話を聴きました。
発表者の個性もあり本音というか農業の実態などもお話いただき参考になりました。しかしながら無農薬で米をつくると手間は三倍で収穫量は半分というのは、なんとも残念な気持ちです。
また、20歳台の女性やお年寄りが元気であるというのは、意外感とともになるほどと思いました。ところで、久しぶりの早稲田というので、天下一品のラーメン(京都が発祥の角度のあるラーメン、高田馬場店があるので)を食べたいということと、古本屋をひやかすために早めにでました。古本屋は日曜日・祭日ということかほとんどの店が閉まっており残念でした。ラーメンは、久しぶりにドロドロとしたスープをビールで流し込み堪能しました。
小山です。
先日ボクも,早稲田の社会人交流祭に参加してきました。大変貴重な機会を与えていただいた杉井さんに,まずは感謝したいと思います。どうもありがとうございました。
さて,当日の内容ですが,第1部のシンポジウムといい第2部の事例報告といい実に興味深いものばかりで,少ない人数で聞いているのが少々もったいない気がしました(決して杉井さんを責めているわけではありませんので,念のため(^^;)
)。
事例発表をされた一人、グローバルシニアネットの近藤則子さんとは,交流祭の前日にも横浜でお会いしており、「高齢社会とパソコン通信」というテーマだと、だいたい出演者が絞られてくるのかなーという感じを持ちました。
それから、山形県白鷹(しらたか)町で、裁判所にある古文書をアーカイブとして保存し、文書の現物を町で保管することを考えているとの発表がありましたが、素晴らしい着眼だと思いました。
最後に国際会議場のロビーのところで、グローバルシニアネットの近藤さんと、「現在グローバルシニアネットの事務局は3名しかおらず、マン(ウーマン)パワーが不足している。パソコン技術派遣ボランティアの面で、緑区オンライン学級と連携ができないか」という話しをしていました。早速今月の19日の午後にパソボラが必要とのことで、出動要請を受けましたが、どなたかお手伝いしていだける方がおられれば、ご協力をお願いします。詳しい内容は後日UPします。
王子です。
11月3日第二回早稲田の街「社会人交流会祭」について概要を報告します。杉井さんより「高齢社会のインターネット活用事例」ということで緑区オンライン生涯学級の紹介の依頼があり、昨年から今年の活動をPower Pointでまとめたものを王子、徳田さんで発表する。内容については別の機会に紹介できると思いますが、htmlで編集してありますのでWWWプラウザで見ることが出来ますので、データを欲しいひとは一報いただければ送ります。
lzh圧縮して300k位のデータになります。
11月3日参加者(緑区オンライン学級メンバー)敬称略
野口、伊藤、小山、矢田彩子、寺島、上田、徳田、王子、実際に合うことは出来なかったのですが社会人交流祭実行委員長の桜井さんによるとMさん? (9名)・・・ほかに来ていただいた方がいらっしゃるかもしれませんが抜けがあったらUPお願いします。
参加の皆様ご苦労様でした。当日の概要を下記に示します。
早稲田大学国際会議場井深ホール
13:00〜どうする高齢社会「生活者トコトン討論会」
「介護」と「福祉」を誰が支える?
東京都老人総合研究所 大竹登志子
介護の社会化を進める1万人の市民委員会 池田省三
新宿区高齢福祉課長 田村淳
14:50〜高齢社会のインターネット活用事例
・インターネットによる横浜市緑区の画期的な生涯学習事例
王子全主 徳田容子
・インターネット活用−山形県白鷹(しらたか)町のビジネスと国際交流
太田荘一郎 ・「グローバルシニアネットの活
動と高齢社会の情報環境」
近藤則子
・インターネットによる障害者の在宅ワーク事情
堀込真理子
「介護」と「福祉」を考えるというテーマは途中までしか聞けなかったのですが、現在の介護と福祉と言うことの実体を知ることが出来たように思います。
後半の方でいろいろ参加者での討論がかなり盛り上がっていたようですが中身を聞けなかったので、聞いていた人UPを宜しくお願いします。
高齢社会のインターネット活用事例については
山形県白鷹町の試みとして有機農法によるお米を栽培して酒を作る会員を募集しているとのこと。
都会の人たちに参加してもらい田植え、草取り、収穫と現地に来てもらって作業をしてもらう、その様子を2週間位のスパンでホームページで稲の生育状態を知らせるということをやっているとのこと。
1口1万円の会費で収穫後酒1升が送られてくることになっているそうです。その他の試みとしてモンゴル語の翻訳サービス、テレワークサービス等非常にユニークな試みをやっておられるようです。
白鷹町のホームページは http://www.sphere.ad.jp/inf-capy/telework/
で紹介されています。
グローバルシニアネット活動はアメリカのシニアネット本部にとって初めての非英語圏での展開となり、今後の世界的な高齢者ネットの布石となるプロジェクトである。
近藤さんを始め3人で活動されており、活動内容はパソコンを持ち込んでの出前サービスでパソコンの講習会等を開催して少しでも多くの高齢者たちにパソコン通信を広めようとしておられるとか、ただ3人中2名がパソコン操作が出来るが非常に人材不足で依頼のうち10に1つ位しか対応できないのが現状とか?
グローバルシニアネットジャパンのホームページは
インターネットによる障害者の在宅ワーク事情
社会福祉法人東京コロニーが障害者の方に2年間のパソコンに関するソフト教育操作教育等を行って、その教育成果をふまえた上で企業、公共団体等からの仕事を受注して身体障害者が在宅ワークとして仕事をこなしていくということを支援活動をされているとのこと。
2年間で情報処理技術者2種に合格している人が居るとか、在宅ワークとしての業務として
・データ入力
・プログラミング
・ホームページの作成
・ユーザーサポート
・シスオペ
・データベース・リサーチ
・Web上での販売
とあるが、ユーザサポート業務、データベース・リサーチ業務に力を入れていきたいとのこと。
東京コロニーのホームページは
上記一部しか紹介できませんでしたが、非常に面白い試みであり興味の引かれることの多い内容でした。また真剣にネットワークを活用した活動をされている情熱というのが伝わってきたように思います。
当日残念ながら全体の参加者はホールの収容人員の割には寂しい感じでしたが、その分、本当に聞いていただきたい方、興味を持っておられる方が集まっていただいたという感じした。
また、今回の発表者の近藤則子さんは小山さんとも知り合いだったとか、また都筑区に在住されており、私が朝ランニングして集会している団地にお住まいとか?世の中狭いものですね。また徳田さんも近藤さんの講演を聴いたことがあるとのこと。ネットワークの中ではいろいろな方の出会いという楽しい経験をした一日という気がします。