王子です。
昨年6月から開催しておりました第二回緑区オンライン生涯学級(MOL)も
後2日を残すのみとなってしまいました。今回の学級は第一回に比べて期間を約
倍の9ヶ月の長きにわたって開催してきました。
今振り返ると長いような短いような気がしております。オンラインを通じて
何が学べるのか?所詮お遊び、という声もありますが、またインターネットはゴ
ミだらけ価値ある情報は何もないとか言われていますが、ここに参加いただいた
皆様にはおわかりのことと思いますが、時間と距離と世代を超えた交流という中
に本当の答えがあるような気がします。
いままで参加を躊躇するような場面でもオンラインで参加するということは
比較的簡単に発言してみる、その反応によって又自分自身が動かされてしまう。
そこに新たな発見、新しい感動、自分以外に自分の発言に対して興味を持ってく
れる人がいるという発見、全く異なった意見の存在の確認、それも本とか、マス
コミというフィルターをとうしたものではなく生の声が聞こえてくる楽しさこれ
はネットワークによる以外ではなかなか経験できないことではないかと思います
。
したがってネットの中で発言することで参加する、読むことで参加する色々
な形態があって良いと思います。インターラクティブ性(双方向生)を大いにエ
ンジョイするならば、積極的に参加することで今までの自分とは違った側面が見
えてくるような気がします。いままでは普段でも会社以外の人とつき合うという
事はほとんどしていなかったのですが、この一年だけで今まで社会人になってか
ら会社以外の人とつき合った数より格段に多いという気がします。福祉パソコン
の会の上條さん他の人たちを始めネットワークがなければきっと一生で合うこと
がなかったであろう人たちと実際生身で出会えたり、富山の扇原さんを始め実際
にはお会いすることが出来なかったけれど(この一年では)いつかどこかで出会
える可能性はあるという気がしております。この不思議な縁というのはなかなか
のものという気がしています。
今回のMOLは3月20日で閉鎖となりますが、第三回のオンライン学級も
企画しております。一応6月開講としたいと思っております。今回参加いただい
た皆様には5月の初め頃には参加募集の案内をメールで送付したいと考えており
ます。
次回学級にも是非参加していただけるようにお願いします。尚今回の学級の
活動の記録、研究発表等については横浜市のホームページに掲載していただく予
定で現在作成中、一部については手分けをしてチェックしていただいております
。現在の所4月中頃をめどにして作成中ですのでしばらくお待ち下さい。出来映
えについてはあまり期待しないで下さい。
ただ先月の終わりから学級のまとめを作るために今までの通信ログを350
件位を読み直し、編集をしておりましたが、非常に価値ある皆さんの成果に感激
しながら読みました。お陰でなかなか編集が進みませんでしたが。
ちなみに通信量としてはダイジェスト355件(3/20まで予想を入れて )
データ量 3.6Mバイト (1通あたり 13kバイト)
400字詰め原稿用紙 6000枚相当 240万文字
という膨大な量になっています。とはいえフロッピディスク3枚分これはどう
考えましょうか?
普通書き下ろしの大作が1000枚とか1500枚とかと言われていますが 9ヶ月で大作4冊から6冊の情報量のやり取りがあったのですね。ところでホー ムページのまとめはこのうちのほんの一部になってしまいますが原稿用紙400 枚分 15万文字 250Kバイト(テキストのみ)程度で作成中で
す。
創造的な仕事をする人は拡散思考の持ち主が多いとか、この前電子図書館に
も日記をまとめて登録しましたが、皆さんの日記を読んでいくと次々点を移動す
るように話題、熱意、情報が入り乱れて非常に面白い頭の訓練という感じで会社
の行き帰りにモバイルギアに転送したログで楽しまさせてもらっています。物事
を順番に系統だって学んでいくという事はネットワーク以外でも出来ますがこの
意外性のあるおもしろさというのはネットワークならのものではないでしょうか
?
参加いただいた皆様にはいろんな点でご迷惑、至らない点が多々あったと思
いますが、この学級の中ではメール上でのトラブル、人格を否定するようなやり
取り等は全くなく一人一人の違いを大切にメール上の修羅場を現出させることも
なく無事完了できたことは非常に有り難いと思っています。
まだまだ改善すべき点、また生涯学習について方法論、これからどんどん研
究していかないといけないと自戒しておりますが、今回の学級の試みの中から良
かった点は次回へ、反省すべき点は改善策を検討した上で次回以降の学級運営に
生かせていければと考えています。
皆さん長い間おつき合いいただいて、まことに有り難うございました。
まずはお礼まで、次回の学級でもお会いできればと願っております。折角のご
縁(電縁)を大切にしたいと思っております。
徳田です。
「緑区オンライン生涯学級」第2期生の皆様へ。
まずは、この学級にご参加いただきありがとうございました。またはなばな しいトラブルもなく無事終了出来ますことは、皆様の節度ある良識の賜物と感謝 いたします。(少しくらいトラブルのあった方が、生き生きした内容になったか もしれませんが)。
沢山書いてくださった方、静かに読んでいてくださった方、地方から素敵な便 りを送ってくださった方、ありがとうございました。この学級に関わったことで 、少しでも意義のある8ケ月であったら嬉しいのですが。
私は反省することが、とても多いのですが、それに倍して得ることの方が多 かったように感じます。メーリングリストの運営方法、日頃関わりのないサラリ ーマンたちの質の高い会話、顔も見たことのない人とのコミュニケーションの取 り方、等など。
新しい生涯学級の形態として、より強く根付くことの出来るように、来期も 新鮮な企画をもって出発出来たらと願っています。
どうぞ、一年で見限らず、再び参加いただけることを切に願っております。 来期には、もっと楽しいことが待っているかもしれませんよ。
では、長い期間お世話になりましたことを感謝して、ひとまず、さようなら
。
徳田容子
矢田彩子です.
あっという間にダイジェストクローズがせまってきてしまいました。学級生の
皆さま、本当に楽しい時間の共有をさせていただいてありがとうございました。
自由な意見が交換でき、しかも建設的(大人)な会話をすすめることができる電子
メールの空間はまだまだ少なく、とっても居心地の良い思いをして過ごしました
。
この学級が打ち上げ花火ではなく、第3回へむけて継続できることは、すごい
ことだと思っています。自己満足でおわらず、少しずつでも学級と共に成長して
いけるよう(なんて心配しなくても、次回は次回で思わぬ発見が沢山あってまん
ねりなんかにはならないと思います!!) がんばりたいなと思っています。
矢田敏雄です。
昨年6月からの第二回オンライン学級もいよいよあと一日になりましたね。今
回は、前回よりも倍ほどの期間がありましたが、やはり、ここで、ひとつの区切
りをつけて、私たちの歩みをホームページ上に残していくことは、すばらしいこ
とだと思います。そうすることにより、今年の6月から始まる予定の第三回のオ
ンライン学級も、新たな気分で、参加できるのではないかと思っています。
振り返ってみますと、私自身は、例えば、王子さんや徳田さんのように、タ
イムリーに情報発信することからは、程遠い存在でしたが、学級員の皆さんによ
るさまざまの意見や、考え方等を知ることにより、大変良い刺激を受けたと感じ
ています。これは、新聞や、雑誌から入る情報とは異なった皆さんの生身の情報
だからだと思います。また、すぐに他の学級員から出されるコメントも非常に良
かったのではないかと思っています。これからは、もっと積極的に参加して、自
分が感じたことをできるだけ、情報発信していきたいと考えます。そうすること
により、何となく漠然と考えていたことが、もっと鮮明になってくるのではと思
っています。
例えば、今回の学級の中で、「2002年の日記」のテーマに参加し、実
際に日記を書いてみたことにより、5年後の自分、自分の家族、そして、社会を
より、具体的にイメージしてみるいい機会を得ることができたと考えます。次回
も、楽しく参加できるようなオンライン学級に皆さんと一緒になって、やってい
きたいですね。これからもよろしくお願いします。