1.1 概要
アウトラインプロセッサーとは
別々に書かれたカード(文書)を組織化し、全体として大きな情報にまとめ上げるこれがアウトラインプロセッサーの主な使用目的である。
長い論文を書くとき、文章作成する上で、短い文章を適切に管理しながら推敲を重ねることが出来ます。
2001年8月 Borland社よりDelphi6.0シリーズが新規にリリースされた。Delphi6.0 Personal(ソフトウェア開発統合環境)については商用に使用しない限り、無料で使用することが出来るようになった。(Borlnad社のサイトからダウンロードすることが出来る。約60MB、メールアドレスとパスワードで登録が必要、登録することによって起動用キー番号を貰える)
尚サイトURLは
http://www.borland.co.jp/delphi/personal/
Delphi6.0は今、流行りのC++言語ではなく、Turbo 言語を使用している。このDelphi6.0を使用して、今まで作ってみようと思っていたエディタ、アウトラインプロセッサーを作ってみた。最初はエディタを、次にアウトラインプロセッサー、開発期間なんと1,2日でどちらもそれなりの機能を実現できた。
今までのプログラミングに比べて非常に簡単に、わかりやすく(特に各コンポーネントを配置する。コンポーネントのイベントに併せて実行するコマンドを記述して見る。その場でコンパイルして途中までのプログラムの検証を行う。
またプログラムの記述する場合でも補助的に頻繁に使用される命令コード等はプログラムエディタに参照として表示される。
またコンパイル実行時、文法エラー等についてコメントが付く、それに従って修正を行う。Turbo Pascal言語は非常に文法の規則が厳しい。1つでも曖昧な記述は許されないところがある。(但し、サポートは充実しているように思う)またコンパイルの時間は非常に短い。
2.動作環境(アウトラインプロセッサーを評価した環境)
OS:Windows XP Home
CPU:750MHz
RAM:256MB
HDD: 80GB
インスツールに必要な容量は約1MBのハードディスク
3.アウトラインプロセッサーの使用方法
インスツール方法
outlineprsser.Lzhで配布
解凍をすると
outlineprsser.exe(プログラム)
outline.doc・・・本説明ファイル
outlineprsser.exeを適当なフォルダにコピーする。
例えば
C:\outline\outlineprsser.exe
outlineprsser.exeをダブルクリックで実行すると起動される。必要に応じてショートカットを作成しておくと便利。
起動されると下図のような画面が現れる。左側がアウトライン(目次)が表示される。右側の画面が、文字を入力する画面、目次に合ったページ(カード)が右側に表示される。その右側の画面が編集用画面である。ここの文字を書き込む、カードを繰るように、次々アウトラインを増やしていけることが出来る。
(クリックすると拡大画面が見られます。)
一応、ファイルに保存、ファイルを開く、上書き保存はできるようにしてある。(拡張子は*.trr と*.Binの2種のファイルを使用する)印刷は一応付けてあるが、今後、もう少し修正が必要。今のところアウトラインプロセッサーで作成した文章を印刷を出来るだけの機能しかない。
注意:このアウトラインプロセッサーの1枚のカードに記入できるTextは32kB以下これ以上は出来ない。(20kB以上で不安定になることがあった)ただ、アウトラインプロセッサーの使用上問題ないと思う。文章整理をする上で、1枚のカードには簡潔な文書を構成することを考えて見てください。
WindowsXPの場合は容量制限メモリー容量によるので1MB以上でも可能である。
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