Windows Techniques
Windows2000,XPで使われている通信ポートを探す。
コマンドプロンプトでNETSTAT.EXEと入力する。
結果使われている通信ポートがわかる。
-aだと使われている全てのポートについてわかる。
セキュリティ(win2000,XP)
コントロールパネル->管理ツール->ローカルセキュリティポリシー
administratorは別の名前に変更するか無効にする、パスワードを長く設定する。(これでアクセスしようとするため)
アカウントポリシーの設定する。アカウントロックアウトでアカウントのロックアウトの敷居値を決める。そしてカウントのリセットとロックアウトの期限を決める。
NetBIOS over TCP/IPも切っておくといいらしい。
ADSLなどファイル共有などを使わない場合は、Microsoftネットワーク用クライアントとファイルとプリンタの共存のチェックをはずしておく。
各windowsのレジストリの格納先フォルダ
OS | File name | 格納先フォルダ |
Windows98 | SYSTEM.DAT | Windows |
USER.DAT | Windows or Windows\Profiles\<user> | |
WindowsMe | CLASSES.DAT | Windows |
SYSTEM.DAT | Windows | |
USER.DAT | Windows or Windows\Profiles\<user> | |
Windows2000(,XP) | SAM | WINNT\SYSTEM32\Config (WINDOWS\SYSTEM32\Config) |
Security | ||
Software | ||
System | ||
NTUSER.DAT | Document and Settings\<user>\ |
Windows98のレジストリの最適化の仕方
PCの電源を入れたら[Ctrl]キーを押して、Start up menuを表示し、Command prompt onlyを選ぶ。
次にC:\scanreg /fixと入力する。レジストリの最適化が始まる。結構長くかかる場合もあるらしい。
正常に終了したら次に、C:\scanreg
/optと入力する。レジストリの未使用領域を削除してくれる。(注 終了するまでは何も表示されないのでひたすら終わるのを待つ。電源を消してはいけない。)
[Ctrl]+[Alt]+[Del]で再起動する。無事立ち上がれば成功。
WindowsMeのレジストリの最適化の仕方
起動ディスクを使い、「Minimal Boot」で起動する。
次にC:\scanreg /fixと入力する。レジストリの最適化が始まる。結構長くかかる場合もあるらしい。
正常に終了したら次に、C:\scanreg
/optと入力する。レジストリの未使用領域を削除してくれる。(注 終了するまでは何も表示されないのでひたすら終わるのを待つ。電源を消してはいけない。)
[Ctrl]+[Alt]+[Del]で再起動する。無事立ち上がれば成功。
Windows2000(fat32)のレジストリの最適化の仕方1。
アクセサリ->システムツール->バックアップを立ち上げ「ウィザード」タブを選択。「システム修復ディスク」をクリック。
「修復ディレクトリのレジストリのバックアップも行う」をチェックして、OKする。このときフロッピーディスクを入れなくともよい。
システムコピーが行われるとエラーが発生するが、OKする。
これで「C:\WINNT\repair\RegBack」フォルダに最適化されたレジストリファイルが保存される。
次にWindows98の起動ディスクでDOSを起動する。ちなみにこのDOSだとNTFSは読めない。だからfat32用。NTFSの場合は後ほど。
次のようにコマンドを打つ。(例えば「hikaru」というログイン名でログインした場合)
c:\
cd \winnt\repair\regback
copy sam c:\winnt\system32\config
copy system c:\winnt\system32\config
copy software
c:\winnt\system32\config
copy security
c:\winnt\system32\config
attrib c:\docume~1\hikaru\ntuser.dat
-h
copy ntuser.dat c:\docume~1\hikaru
attrib
c:\docume~1\hikaru\ntuser.dat +h
再起動すればOK。
Windows2000,XPのレジストリの最適化の仕方2。
はじめは上記と同じ。
外付けなどのハードディスクからWindowsを立ち上げる。<-デュアルOS状態。
上記のレジストリファイルを上書きすればよい。はず。
Windows2000,XPのレジストリの最適化の仕方3。
おそらくレジストリをシステムツールのバックアップでバックアップすれば、レジストリが最適化されるものと推測される。
よってバックアップのバックアップタブで、system
stateをバックアップし、できたバックアップファイルで復元すればレジストリが最適化されると思う。たぶん。一番簡単な方法。
Windows2000の回復コンソール
レジストリ最適化1をDOSじゃなく回復コンソールを使えばNTFSでもできそう。
確か回復コンソールは、セットアップCDをいれ修復を選べば使えたような気がする。
一応普段から使えるようにするには、セットアップCDをいれ、ファイル名を指定して実行から「Q:\i386\minnt32 /cmdcons」と入力してOKすると、回復コンソールが「CMDCONS」ディレクトリにインストールされる。
回復コンソールは起動するときに起動メニューから起動できる。
回復コンソールコマンド一覧
コマンド | 内容 |
attrib | ファイル、ディレクトリの属性を変更する。 |
batch | バッチファイルを実行する。 |
cd | 現在のディレクトリ名を表示する。カレントディレクトリを変更する。 |
chkdsk | スキャンディスクをする。 |
cls | 画面をクリアする。 |
copy | ファイルをコピーする。 |
del | ファイルを削除する。 |
dir | ファイルとサブディレクトリを一覧表示する。 |
disable | システムサービス、デバイスドライバーを無効にする。 |
diskpart | パーティションを作成、削除する。 |
enable | システムサービス、デバイスドライバーを有効にする。 |
exit | 回復コンソールを終了し、システムを再起動する。 |
expand | 圧縮ファイルを展開する。 |
fixboot | 新しいパーティションブートセレクタを書き込む。 |
fixmbr | MBR(マスターブートレコード)を修復する。 |
format | ディスクをフォーマットする。 |
help | 回復コンソールで使用できるコマンドの一覧。 |
listsvc | インストールされているサービスとドライバの一覧を表示する。 |
logon | Windows2000のインストール画面にログオンする。 |
map | ドライブ文字のマッピングを表示する。 |
md | ディレクトリを作成する。 |
more | テキストファイルを表示する。 |
ren | ファイル名を変更する。 |
rd | ディレクトリを削除する。 |
set | 環境変数の表示と設定を行う。 |
systemroot | カレントディレクトリをsystemrootディレクトリに変更する。 |
type | テキストファイルを表示する? |
BIOSの復活の可能性
BIOSアップデートを失敗してBIOSを壊してしまったとき、マニュアルに特別に記載がなければ次のようにやれば復活できるかもしれない。
起動可能なフロッピーを作成してBIOS書き換えプログラム(AWDFLASH.EXE)とBIOSファイルをコピーし、
「AWDFLASH <biosファイル名> /py /sn /cc」
という内容のAUTOEXEC.BATファイルを作成する。
次に拡張カードやIDEケーブルなどはずし、CPUとメモリ、フロッピーディスクしか接続されてない状態にする。
先に作っておいたフロッピーをセットして、電源をいれて5分以上ほっておく。
この間にフロッピーディスクがアクセスされていれば、修復できる可能性がある。
裏技
同じマザーボードを探してきてBIOSのROMを外れるようにしておく。まずフロッピーで立ち上げ、壊れたBIOSと交換する。そしてBIOSアップデートをする。BIOSをもとに戻せば終わり。
ハンダなどを使ってやるため、物理的にマザーを壊す可能性がある。
メモリーのテスト
MEMTEST86というフリーソフトを使用する。
http://reality.sgi.com/cbrady/memtest86/
上記のサイトからダウンロードしてきて、Windows98,Me上でInstall.BATをダブルクリック。FDDの場所を聞いてくるので、フォーマット済みのFDをいれる。
あとは、このフロッピーで立ち上げればテストが始まる。テストが終わるまではかなり時間がかかるが、テストが完走すれば、そのパソコンはほぼ完璧に安定であるといえる。
Windows2000で使用者名や企業名を変更する
レジストリの変更が必要。regeditで「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion」というフォルダの中のRegisteredOwner、RegisteredOrganizationのキーを書き換えれば良い。
ワンフロッピールーターの作り方
まずhttp://www.zelow.no/floppyfw/でfloppyfw(Linux)を手に入れる。このシステムは、フロッピーのみで立ち上がるのでHDDは不要。メモリは64MB以上あればよい。CPUは10Mbps以上のルーティングをこなすためには、最低Pentiumの200MHz以上必要である。NICはWAN側とLAN側の2枚が必要で、できればIntel
EtherExpress Pro/100系統のチップを使っているNICだと楽。ちなみにマウスどころかキーボードすらなくて良い。
さて、まず上記のサイトからfloppyfw-current.imgとrawrite2.exeをダウンロードする。ADSL(PPPoE)を使っている人はfloppyfw-current.imgの代わりにfloppyfw-current-pppoe.imgをダウンロードする。2つのファイルをWindows上の適当な同じフォルダにおいて、コマンドプロンプトでrawrite2.exeを実行する。すると
「Enter Disk image source file neme: 」
とイメージファイル名を聞いてくるので
「floppy~1.img」
と入力する。続いて
「Enter target disket drive: 」
とドライブ名を聞いてくるので、FDDのドライブ名(例えばA)を入れる。そうしたらメッセージが出るのでフォーマット済みのフロッピーディスクをFDDに入れればとりあえず完成。できたファイルはWindowsからも見えるので、設定をWindowsからもできる。
設定
設定の前にまず改行をLFだけで認識するエディタを使うこと。ノートパッドだと改行はCR+LFしかできないのでだめ。
まずルートにある「config」ファイルを編集する。
WAN側のインターフェースの設定
OUTSIDE_DEV=eth0
としておく。そうすると2枚のNICのうちPCIバス番号が若いほうがWAN側ポートになる。
WAN側のIPの設定
IPの割り当てにDHCPが利用されている場合
OUTSIDE_IP=DHCP
PPPoEの場合
OUTSIDE_IP=EXTERNAL
固定IPの場合はイコールの後にIPをいれる。
ユーザー認証の設定
ユーザー認証がある場合、USER_IDENTに登録ユーザー名、USER_PASSWORDに登録パスワードを記入しておく。
WAN側のネットマスクなどの設定
OUTSIDE_NETMASK、OUTSIDE_NETWORK、OUTSIDE_BROADCASTの設定は、WAN側のIPが固定の場合は設定する。通常のADSLなどでは設定しない。
LAN側のインターフェースの設定
INSIDE_DEV=eth1
とすれば良い。
LAN側のネットワーク情報
とりあえずCクラスのネットワークを使うとして、例えば
INSIDE_IP=192.168.0.1
INSIDE_NETMASK=255.255.255.0
INSIDE_NETWORK=192.168.0.0
INSIDE_BROADCAST=192.168.0.255
LAN側でDHCPサーバーを使う場合の設定
DHCPサーバーを使う場合の設定は、例えば
DHCP_DEMON=y
DHCP_RANGE_START=192.168.0.100
DHCP_RANGE_END=192.168.0.200
この場合DHCPクライアントには192.168.0.100〜192.168.0.200までが割り当てられる。
WAN側の他のネットワークの設定
通常のADSLなどの場合は設定の必要はない。
DEFAULT_GATEWAY
NAME_SERVER_IP1(ちなみにNEME SERVERはDNS SERVER)
NEME_SERVER_IP2
DOMAIN
HOSTNAME
キーボードの設定
キーボードを使うかどうかの設定。キーボードを接続しているのなら
OPEN_SHELL=y
接続していないならnにしておく。
ドライバーなどを増や仕方
まず増やしたいドライバをfloppyfwのサイトから手に入れる。そしてルートにあるmodules.lstの1行目にドライバのファイル名を書き加える。ドライバはmodulesフォルダにコピーしておく。
仮想サーバーの設定
firewall.iniを見るとあらかじめSSH、SMTP、Webの設定例が書き込まれている。たとえばSSHを公開したいのなら、コメントマークを外し
ipchains -A input -p TCP -d ${OUTSIDE_IP} 22 -j ACCEPT
ipmasqadm portfw -a -p tcp -L ${OUTSIDE_IP} 22 -R 192.168.0.2 22
のように書き直せば良い。これは192.16.0.2だけを外部に公開していることになる。
機能追加
floppyfwのサイトのpackagesからダウンロードできる。フロッピーのpackagesフォルダにコピーしておけば良い。
フロッピーLinux
floppyfw | http://www.zelow.no/floppyfw/ | fwはfirewallの略。ルータとして使う。 |
FD Linux | http://www.fdlinux.com/ | FD2枚必要。 |
Floppix | http://floppix.ccai.com/ | FD2枚必要。ネットワーク系のコマンドやツールが充実。Debianベース。 |
μ Linux | http://sunsite.dk/mulinux/ | 1.7MBのフロッピーを使うシステム。X Window Systemを搭載。 |
FD-Samba | http://www.samba.gr.jp/ | sambaのFD版。LinuxとFreeBSDがある。 |
WindowsXPの回復コンソールでWindowsフォルダ以外に移動する
ローカルセキュリティ設定のローカルポリシーのセキュリティオプションで回復コンソールの項で「全てのドライブ・・・」を有効にする。
あとは回復コンソールを起動して以下のコマンドを打てばOK。
SET allowallpaths = TRUE
SET allowremovablemedia = TRUE
メーカーロゴを変える
システムのプロパティにでるメーカーロゴは、system32フォルダにあるOEMLOGO.BMPというファイルである。
これを入れ替えればよい。大きさは180x180くらい。
WindowsXPで現在のIDEの動作モードをレジストリで見る
レジストリエディタで
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
をみると「IDE ATA/ATAPIコントローラ」とあるはず。
すぐ下のキーは「0000」はディスクコントローラ、「0001」はプライマリ、「0002」はセカンダリである。
調べたいドライブのキーをクリックし、「MasterDeviceTimingMode」に現在の転送モードが記されている。
0x00002010 | 33MHz |
0x00008010 | 66MHz |
0x00010010 | 100MHz |
WindowsXPでMSCONFIGを使う
ファイル名を指定して実行で「MSCONFIG」と入力して実行すればよい。
Windows2000、XPでコマンドプロンプトの補完機能を有効にする
レジストリで
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor
を開き、Windows2000の場合は新規作成->DWORD値で「CompletionChar」をつくり、データに9を入れる。XPではすでにあるのでデータを9にするだけでよい。
これでタブキーを押せば補完される。
Windows2000、XPで管理共有をオフにする
レジストリで
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\Current\ControlSet\Services\LanmanService\parameters
を開き、新規データとしてDWORDで「AutoSharaWrks」をつくり、データを0にすればよい。
Windows2000、XPでNumLockをデフォルトでONにする
レジストリで
HKEY_USERS\.Default\ControlPanel\Keyboard
の中の「InitialKeyboardIndicators」が0になっているので、2にする。
注 ノートパソコンではやらない方が良い。
DirectXのインストール
例えば、新規にOSをクリーンインストールした場合、まず最新のDirextXをインストールしたあとでドライバ等を入れた方がよい。
WindowsXPの検索コンパニオンを無効にする
レジストリの
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\CabinetState
で新規作成の文字列値で「UseSearch Asst」を作成し、値をnoにする。
アイコンキャッシュの設定
エクスプローラでフォルダを開くと、アイコンが表示されるのに時間がかかることがある。これを短縮するためにアイコンキャッシュを設定する。メモリが256MB以上積んでいるときに設定した方がいいかも。レジストリの
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
で新規作成の文字列値で「MaxCashed Icons」を作成し、値は通常1024か2048にする。ちなみに単位はkB。
Windows98、Meの高速化
標準ではCPUの割り当て時間が20msであるが、CPUの周波数によって最適化する。SYSTEM.INIの「386Enh」セクションに
MinTimeslice=数値
の行を付け加える。数値は、166MHz以下で8、400MHz以下で4、400MHz以上で3にすると良いらしい。
RTC(リアルタイムクロック)にCPUリソースを優先的に割り当てる
これは、高負荷がかかったときにタスク切り替えがスムーズになるかも知れない方法。
まずデバイスマネージャでシステムデバイス->システムCMOS/リアルタイムクロックでIRQ番号を調べる。レジストリで
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control
で新規にキーで「PriorityControl」を作成する。さらに下に新規のDWORD値で調べたIRQ番号を使って「IRQ<number>Priority」を作成しデータを1にする。
Windows98、Meの高速化2
300MHz以上のCPUでCPUの割り込み回数を減らせる。するとアプリの動作速度が向上。
syseditを立ち上げて、WIN.INIの「Windows」セクションに次の行を追加。
DefaultQueueSize=32
つぎにSYSTEM.INIの「386Enh」セクションに次の行を追加する。
MaxBps=768
PageBuffers=32
DMABufferSize=64
再起動すればOK。
スタートアップのレジストリの位置について
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
または、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
に、格納されてる。