◆兵庫県淡路島松帆

                         1992.12.06

晴のちくもり  南東の風
満潮は6:55でちょうど先月の逆月。 

マムシ2人分8000円は予約してあり、コールマンコンロには鍋うどんも用意。靴はスノーブーツ。あとはカレイだけ。

4:05のフェリーで岩屋へ。

途中船上から松帆の方を見るとライトが2つ。
もう釣りをしているアホがおる。寒いのに…。

カリブで浜まで入って、暗い中釣りしてるアホ2人の間に入って俺らもキャスト!

おっと!俺らもアホやがな。 

第1投は例の高切れ。それでもサオ2本出してホタルを付けがんばるが、5時から夜明けまでアタリ無し。

東の空はいつもの朝焼け。対岸の明石の夜景に、工事中大橋の橋げたに点燈するライトも綺麗。でもアタリは無し。

7時頃一人飛ばした右側の人に30p級カレイがあがって「おるぞ!おるぞ!」と二人気合を入れるがこっちにアタリ無し。

仕方ないかと夜明けのcoffeeの用意

すると「サオがクロスしてるで」と声がかかった。

超遠投したサオに何かついとる!

上がってきたのは待望のカレイ22p。
小ちゃいけどメチャうれしい狙って釣った一匹。

つづけてマムシをたっぷりつけて投げかえし底を探っていると魚信!うん?違うか・・・

リールを巻いてくるとピクピク、20pのチビナメが登場。

Coffeeの水は沸騰してポットの中の水はほとんど蒸発状態。水を注ぎ足していると岸本さんがまた「サオ、クロスしてんで」の声でリーリング。

今度も20pのチビナメ。

いつもcoffee Timeに当ります。 

正味7時半〜8時の間だけが勝負やったのか、一人飛び右の釣り人がカレイと大ダコのダブルを釣り、岸本さんも25p程のカレイを釣り上げて、その後はダラダラタイム。

昼に近づくと噂の洗濯機海流。
速いのなんの滅茶苦茶ですわ。

スパイクやエンダーは全てロスして、残ったフロートをキャストしたら流される流される。底なんかわからへんし、道糸何百メーターあっても足らん。

こんなにオモリが流されるポイントは初めて。それも引き潮時は手前に流されるねんで。

そんな中、バイオの残りをエサにしていると歯形が付いて仕掛けが上がって来る。

バイオ3投目、激流の中、流れ着いたところがポイントやとほったらかしにしていたサオに大・大当たり!

 グ〜っとサオに重みが乗って「のった!」と一言。重い・・・。

手前のシモリをかわして力糸がロッドからリールに入って、あと10mといういところで「スポッ」と抜けてしまった。

ジュヅグ〜〜〜 ぐやじい〜〜〜 なんやってん〜〜〜

そして、1時になってまたいつものように根掛かりの嵐。

ある時根掛りが外れると他人の高切れした仕掛けが・・・その仕掛けに25pのアイナメ。この1匹が本日最後の獲物となりました。

岸本さんも他人の仕掛けを釣ったらカレイが付いていたり。まぁこんなもんでしょう。

帰りのフェリーは90分待ち。4時のフェリーで長瀬には6時に帰りました。

松帆で釣りしていた高砂のオッチャンが「ここは小潮まわりでええ目してるけど大・中潮はアカンで。」「7時に釣れたか?やっぱり潮止まりやなぁ。」「フロートはあかんあかん。どかんとイッパツが松帆や!」いろいろお話し伺いました。

150m先にフェリーが通る。漁船も目の前を通って行き、
オレも岸本さんも糸切られる。

この日は大橋調査の船も目の前をウロウロ。