◆鳥取県赤崎〜島根県十六島

                         平成5年9月27日

久々の山陰出張Fishing 27日は夕方4時頃より赤崎で釣り

松ちゃんを仕事に行かせて、オレはひとり釣りに専念

相変わらず気楽な出張ときたもんだ

波止先端はサビキ釣りのオッチャンが一杯

仕方なく波止の付根で投げていたら2投中2投根掛り

そうや。こっちは根が多いと[釣りサンデー]に掲載されていたと波止中程へ移動

そして外向きにキャスト

うんイイ感じにオモリが沈んでゆき、しっかり着底

これやこれや。

でも季節的にどうかなぁ〜と、2本のサオを三脚に立て掛け、きれいな空と海を眺めていた。

1時間くらいたってコンコンと穂先を叩くアタリ

リールを巻くと20pオーバーの・・・赤い・・・ホウボウ

グゥグゥと鳴いていました

しっかりリリースしてキスだけを待つ

5時頃には良い雰囲気でキスをなんとか一匹釣り上げる

その後も20pまでが日没までに4匹、松ちゃんのクーラーに納まりました

困ったのはその後、長袖を車に置いたままで、半袖で寒いこと寒いこと。

ウンコはしたくなるし、松ちゃんは帰ってこない

なんとかエサ屋でヘッドライトの電池とウンコをして一息

完全に暗くなった漁港にヘッドライトがこちらに向かってきた

やっと松チャンがやって来て、長袖を着重ねホッと一息

しかし、その後は夜釣りには不向きなゴカイのためかアタリは無く8時半に納竿

波止先端で騒いでいた地元のオッチャンにキスをプレゼントしてホテルへ向かいました

カゴ釣りではよぉけぇツバスを釣っておりました








28日は大社港へ向かったが風が強く、噂の十六島へ

波止の先端まで車が入れて大きな釣り場でびっくり

早速昨日の残りイシゴカイで外向きにキャスト

深い

でも釣れそうな感じがあまりしないので、すぐさま内向きにキャスト

底を探りながらリールを巻くとマッチ箱チャリコがブラブラ

まぁこっちの方がポイント絞りやすいワと、再び適当にフルキャスト

どこに飛んだかわず、海底へ沈んでゆくオモリを聞いていると、底に着いたとたん根掛りっぽい?

リールは・・・巻ける・・・?

ギコギコ巻きにかかる

キャストして直ぐコレやからかなわんなぁ

蛸壺かロープやと思っているのにツバス釣りのオッチャンが私のサオの曲がり具合が気になって近づいてくる

「大きいですナァ」

「アタリも引きもないから蛸壺と違うかなぁ?」とか言って、気にも止めず遠投竿を巻く

しかし重い。

ガイドと道糸を一直線にして楽に巻いたりしてやっと力糸まで来た

それがスプールに巻き取られてゆくのをしっかり見届けて一気のゴリ巻き

チャリコ2匹に先針にはやっぱり赤黒い壷がぶら下がっている

オッチャンが「タコ?」「???」

やっと足元で「オコゼやっ!」と私もビックリ!

昨日の残りゴカイでビックリの一匹

ドサッと波止にほり上げ、生まれて初めての獲物をじっくり拝見してクーラーにほり込みました

その後22cmのアジやら、外向きで先般白浜で釣れたワタリガニ(そば屋のおばちゃんがアオツメガニと言ってました)が釣れ、近くのオッチャンが捨てるのだったら――― と言うのでこれをプレゼント

とっても喜んでくれました

この大きな十六島の波止

時期が合えばジャンボなカレイにキスが出迎えてくれそうです。



【十六島】