◆高知県大月町安満地 1994年5月27日~28日 |
高知出張は「ウィル」「百石書店」等大型チェーン店が全てアウトで散々 夜は夜で松チャンにパチンコに誘われ、やったら24000円の負け 久々のボロ負けでこっちも散々 残るは最終日のFishingだけ だが、雨が・・・ 本当なら26日から雨が降り出す予想やねんけど、雨が降らない ず~っと高気圧が踏ん張って雨が降らない ホテルのベッドの中で、走る車の中で、早い雨を待っていたが、結局降りだしたのは当日の朝だった 九州南部も梅雨に入り、高知も一度降るとごっつい雨だろうと心配し、大阪にダイレクトに帰ろうかと考えていた 松チャンとモーニングしながら「せっかくエエとこに居てるんやかあら・・・」と釣りに行く事に決定! 決まれば話しは早い 市内のエサ屋に戻り、活きのええマムシとユムシを仕入れ、いざ大月町へ! 4時間の移動は雨→晴れ→曇り→雨とコロコロ変わり、雨の確率は90% 柏島へ向かう峠は霧の中で、その霧の中から一切の波止が見えてきた この雨の中釣り人が3人 一切を一回りして安満地へ向かう ![]() 噂の網干し場から対岸の小波止まで再び回る 霧雨の中、様子を伺い車外へ うん。これぐらいならOK。雨はなんとかなりそう。 それに風は無い 海をのぞくと熱帯魚がウヨウヨ 湾内は深そうで、釣りたい病が霧雨に勝つ 合羽を羽織ってサオを持って1本キャスト! まだ日は暮れてないがマムシを刺した仕掛けがイカダめがけ飛んでゆく チャポンとオモリが海面を叩き糸が出てゆく・出てゆく・出てゆく いったいどこまで底が続くんや? 今まで自分が竿出ししたどこよりも深い(40~50m) ![]() 一投目から20㎝強のガシラがくる それも綺麗な海に棲んでいる綺麗な赤の美しい固体 その2・3投後には20cm強のチャリコ?イヤこれも美しいピンクの魚体に濃い赤の縦縞が3本程入った見た事のないタイ(あとで地元の漁師に聞くとサクラダイ。刺身にしたら美味いらしい) その後も同じタイがスレできたり、よい引きでハラミのんが釣れたりするが、どれも深い底からくるのでリールを巻くのが大変 途中、夜食買出し休憩 田舎のなんでも屋でカステラと柿ピー買って会社に電話入れて再び小波止へ 松チャンも先端に三脚を構える ホタルをつけようかという6時から7時頃、竿尻が浮く! 来たぞ!重い! アレ~ッ切れた・・・ 3本のうち1本のキス用3号がアダとなる。もったいない・・・ その後、雨はなんとかなるがアタリがない 弱いアタリはアナゴで、2・3本釣った後、これは!というエサをつけて30分程待つ・・・・・・しゃないと仕掛けを上げるとウミケムシ これが釣れた時はタイが来たなと昔を思い、ケムシをハリから外していると竿がけたたましく鳴った サオを手に持つ。掛かった!重いぞ!引くぞ!タイ系の引きや!深い底からどんどん巻く 引きが弱くなったり強くなったり 松チャンがタモを手にしてくれた 白っぽい魚体が見えた。大きなコトヒキか!? タモに入った 6年ぶりに使われたタモは大喜び? 40㎝級のチヌ…アレ?キビレ?ヘダイ?まぁ、良しとスカリに入れる 時間は下げに入った10時過ぎ 海面の夜光虫がめちゃくちゃ美しい 雨上がりで見えない星空が海面のそこにある これが夜光虫なんやと松チャンに教えてあげるが、その後アタリはなし 夜が明けて20cm強のトラギスが釣れ、湾内に投げていた松チャンにナント43㎝のガッチョ! びっくりガッチョ、綺麗なガッチョ 松チャンも最後に大喜び 7時にスカリを担いで車へ 地元の漁師に氷をわけてもらう 発砲ボックスにドッカとシャベルで氷を入れてくれ、スカリの魚をみてヘダイのことを「ギンダイ」と言っていた 「これはエエ型や。昔はよぉ釣れたけど――」と褒めてくれ「ここで釣れたんかいな?」と感心され「これ一匹で十分やなぁ」と言ってくれた この時ピンクの魚がサクラダイと教えてくれ、眼を見て「もうこの時期はやめとき」と海に捨ててくれた 髭をたくわえたパンチ頭の怖そうな兄ちゃんたちやったけど、実は心優しい海の男たちだった 帰りはフェリー乗り場まで90分ほど もちろんフェリーの中で6時間死んでいました もう来られないとサオを出したけど大きなガッチョに出会い、美しい深い海はオレを引き寄せる 行きは神戸23:30→翌9:40着 次の日の11:30足摺→22:40神戸で6600円 車でやったら片道2万円 ちょっと高いけど隠岐より手軽かもしれない ![]() 道糸5号 ハリス5号 モトス8号 オモリ28号 カレイ針14号 マムシ¥2500 ユムシ¥1000→× ヘダイ40㎝ ① タマガシラ20㎝ ③ ガシラ20㎝ ① トラギス20㎝ ① み~んなマムシ |