◆島根県隠岐の島西郷 1995年9月7日 |
中秋の名月前々日、潮回りも良い 釣りだっ!隠岐だっ!行ってまえ! 一人黙々と米子へ4時間 午前4時米子のエサ屋へ マムシ無し MAXで買っといて良かった フェリーまで時間があるので惣津までと、橋を渡る(夜中は無料)そして七類を左折してアレ? 違う所走ってる・・・まっいいか 突き当りがケーソンの波止になっていてテトラも無く人も居ない 七類港の左の波止みたい まず一投をコーナーからキャスト そりゃ浅いコト そして三脚にサオをたてるとすぐアタリ しかし乗らない 2投目もその浅いポイントへキャスト イケスもあって深そうなのに・・・と思っていると竿尻が浮く こんどはシッカリと魚が乗っていて白い25㎝の魚体が飛び込んでくる キス? ではなくワニゴチ その後先端の方へ行って逆サイドの青灯との間を攻めるが魚からのシグナルは小さく、竿尻を浮かせた唯一のアタリは15㎝のキス まぁそれはそれで良いのだが、陽が出てくる頃から蚊が飛び出してスリッパの足にウヨウヨ 以前も山陰で松チャンがボコボコにやられたあの蚊である 今もかゆい 靴に履き替えて蚊を防ぐと今度はスズメバチの襲来 顔の周りをブ~~ン ケミホタルに興味があるのかホタルにも止まる こぼれたエサにも止まる 今にも降りそうな空からパラッと雨が落ちた 良いタイミングで竿をたたむ 4時半から6時半までの釣りでイソメによる時間つぶしフィッシングの後は港へ 駐車場に車を入れて、朝から一睡もせずクタクタ 雨が降ってきてグッスリ1時間強眠った 目が覚めると雨が上っている これやったら釣りが出来る 隠岐に渡ろう! 切符も売り出している キャリーにクーラー・バッグを乗っけてフェリーに乗込むとえらい人人人 仕方なく760円追加して特2等へ移動 ぐっすり寝ようとしたら隣のオッサンが新聞をバサッバサッとうるさい フェリーで寝るときは新聞オッサンの隣はアカン でも1時間は眠ったかな 目が覚めると隠岐は目の前 西郷は浦郷より大きな港でエッチラキャスターを担いで階段を降りる 海上保安庁はこっちやろうと右に道をとり橋を渡りアンテナのある建物の方へ やっぱりここや 前情報と同じ波止の上へキャスターを引きずり、この辺やろと先端より10m手前で三脚を出す 目の前に広がる深そうな海と遠くのイケスそして緑の山々に囲まれたグッドポイントにうっとり 釣れたも同然と、早速キャストキャスト 1投目・2投目共アタリがあり8号ハリス&16号のセイゴ針に小さなトラギスと手の平チャリコが上がってくる それから2時間(15時ぐらい)までがピークでチャリコが4匹 ドラマは小さなアタリに糸を送るとスルスルと出る出る よっこらしょっと竿を立てるとグワ~ンとサオがしなった これやがな! 今までの釣ったどんな魚より重い! ゆっくり力強くリールを巻く なかなかオモリが見えてこない 手前に来ても底へ底へと魚は潜って行く オモリが出てきた が、糸を送った分だけ道糸の途中でぶら下がっている 竿トップでそのオモリが当りスル~っと下にサルカンで止まると魚が見えてきた! 出た~両腕を回したぐらいのアカエイ ガックリ ほんとガックリ その後民宿木村に手荷物を預けてドリンクに菓子を夜食用に用意してポイントに戻ると、海保の大型船が横付けされている そして、オレの竿が無い!!え~っ?! 周りを見渡すと逆サイドにほったらかしにしていたハリスなんかの小物から出しっぱなしにしていた竿まできちんと置かれてある 誰が動かしてくれたのか、優しい島人たちです いい島です その後20時までやったがあきません サンマの切り身を使ったらアタリも無く長~いウミヒベ マムシエサの竿がスルリと入ったのはアナゴ 長モノが出回りだした 隠岐の大潮は0時台が満潮なのでもうあきまへん それに地元のオイヤンがオレの周りでガヤガヤ サビキピチピチで賑やかなコト賑やかなコト ワンカップで盛り上がり、焼肉パーティーをここでやりだしそう 入れ替り立代り9人が波止の上でワイワイガヤガヤ 今夜はこれまで 天気が良くなったコトに感謝してスッコ~ンと眠ってしまう ええ疲れがええ眠りにつながる民宿の夜です。(おばちゃんもエエ島人でした)素泊り4000円也 翌日8日は6時に勝手に目が覚める 今日も空は曇天だがエサも半分残っている 昨日のポイントより手前の角が気になりそっちに移動 ちょっとした通り雨が来たが倉庫のひさしが雨宿りにぴったり 朝の間、アタリは無く、昼頃から昨日と同サイズのチャリコが釣れる ほんと満潮の一時にバタバタと釣れる回遊モノですな そして釣れる時はまずトラギスからとそれも昨日と同じ そしてこれまた昨日と同じようにウミケムシが1匹 ラストのマムシを3等分してラストキャスト 20~30分アタリ無し もうアカンなぁと左のサオを、昨日とこれもまた同じ20㎝近いヒイラギが 右のサオはスカ そして気づくと最後の真中のサオが三脚の上でシーソーしている! 手を沿えガツンとあわせ底を切る! 乗った! ジリジリながらこっちに寄ってくる 様子を見ていた軽トラのオッチャンが車外に出てきて「タモ出そか?こりゃマダイやなぁ」と言ってくれる オッチャンが竿袋の中をゴソゴソしていたら魚が見えた これが鯛なら見事なラストやねんけど、これまた昨日と同じデカイアカエイさん 予想通り・・・ 帰りは15時半の船で自宅に着いたのは22時 魚を捌いて1匹だけチャリを頂きました。美味い! |
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