◆三重県熊野鬼ケ城

                     平成20年10月15日

前日の雨に変わって、快晴の秋。潮は大潮、鍋焼ききつねうどんも買った。
ただ、マムシが・・・日の本の入荷日は週末金曜日。

今日買ったのは先週からの残りマムシ。元気が無い。中島氏がコロ狙い冷凍ホタルイカ(500円)を買ったのでオイラも購入。


予定通り鬼ヶ城に17時前に着いて、波止手前から赤波江氏・中尾氏・中島氏・西村氏・大川氏・オイラとポイントに並んだ。

カレイ針10号にイソメを刺して第一投。底を取り、ジワジワと誘う。手のひらに伝わる海底からのシグナル。この一投目がエエねんなぁ〜。

2投目。トラギスか連で釣れた。底は砂地だ。キスも期待できるぞ。

ケミホタルを付けてから首元をかじられたキンギョが2匹釣れた。そのキンギョをエサにして左にキャストしてほっておいた。

で、虫エサ竿には珍客ハリセンボンが登場。長いこと釣りをしているがこれは初めて。腹をパンパンに膨らませ、ビンビン針を立てて威嚇している。

さて、アタリの無いキンギョ竿を煽ると根掛り・・・ん? 

魚が付いている! 魚が根に貼り付いている。
ググググッと魚信はあるがピクリとも動かない。
しばらく様子を見るため置いておくがダメ。 

いったいなんやってん?

もう一匹のキンギョもズタズタになって上がってきた。今日のアタリエサはネンブツダイか?そんな話をすると中尾氏がキンギョを3匹くれ、エサにした。

干潮に近い0時前、近投サオが飛んだ!手に伝わる魚信。これやがなぁ。海面で暴れる白い魚体が月明かりに見えた。抜き上げようとしたその時、すっぽ抜けた。頭だけ残ったキンギョ。いったいなんやってん?

その後、連針でフッキング率を上げたりしてみたが、根掛り率も上がり、オモリのロス率も上昇。(25号6つロスト) ムシエサにはアタリは無いし・・・



キンギョ餌も無くなり完全ダレ気味の中、ホタルイカの2匹掛け竿にごっついアタリ!

竿に飛びつきガツ〜ンと合わせた。根掛り? 
ん、大丈夫やいける。根に入ろうとする魚を強引に引きずり出して「せーのぉ」で抜き上げた。

岩場に転がったのは・・・海のギャング・ウツボ。 
なんじゃ〜お前やったんか・・・ガックリ。

午前4時。さぁ時合いやと気合を入れるがマムシもイソメも白くなって上がってくるだけ。

午前5時。相変わらずピクリとも竿は動かない。餌交換で竿を巻くと重い。アタリもなく手のひらチャリコとオキエソが登場。

午前6時。うっすらと夜が明けてきて、カゴ釣り師が隣に来た。その時エエアタリで手のひらチャリコがまた登場。

時合いやったのかバケツの中に4匹のチャリコが暴れている。みんな中尾氏に上げようとしたけど、今日中島氏から買ったアジ包丁を試さなあかん。

チャリの数も4匹でちょうど人数分ある。食うにはちょうどエエかと私がお持ち帰り。

しかし、半袖から長袖シャツ、セーターから中綿ジャケットまで気温に合わせての秋の夜釣りは着替えが大変。結局6人全員まともな魚はゼロ。

あんなけ気合入っていた大阪三人組みのイセエビなんてとてもとても・・・でも多人数での釣りも楽しからずや。