◆京都府丹後宮津湾

                      平成21年9月7日

17年振りの後ケ浜。はしうど荘前の浜はあの時と変わらず立岩がドンと構え、竹野川を受け止めている。

浜中央からその立石方向へ竿一本、固定25号にハリス1.5号キス針8号にチロリを持って裸足でキャストしながら歩いて行く。

一投目から波打際で魚信アリ。クサフグが跳ねている。

砂がまとわる足を波で洗いながら釣り歩く。釣れるのは小さなフグとチャリコだけ。キスの雰囲気は全く無し。

キスは足で釣れ!移動だ。





★【A】
西宮津公園・石積み遊歩道に着いたのはケミホタルが必要な19時。

遊動20号に10号段差仕掛けでキャスト。噂のアマモが針に引っ掛かりまくるが、ゆっくりさびいて来るとキスらしき魚信。

ただ乗らない。そんなのが続き、三脚に竿を休ます。

今度はビシビシしたアタリ。 上がって来たのはまたしてもチャリコ。 そしてフグ。

ほったらかしの竿に12cmほどの痩せたキスが釣れただけ。

3本の竿に鈴を付けるが鈴が鳴らない。全く鳴らない。聞こえてくるのは秋の虫。月を目で虫の音に耳を傾かせる秋の夜、ただ時間だけが過ぎてゆく。

夜食のパンを食べたらお休みモード。BEATLESを聴きながら2時半まで寝て3時半の満潮に備えた。

4時半 対岸の稜線がオレンジに染まりだした。さぁ時合だと張り切るが釣れるのはチャリコだけ。

6時半ギブアップ

マクドで朝飯をシバき、イソメを500円補充して、由良の石切場や海水浴を見て廻るがどこも釣り人が入ってるし、釣っている様子もない。


【B】 適当にたどり着いた所は栗田海水浴。

テトラポッドの間に仕掛けをキャスト。ここでも釣れるのはクサフグとチャリコ。

右側に入った中尾氏がキスを上げたのを見てオイラも小川河口の方に移動。

一投目、イソメを刺してテトラの左にキャスト。40mほどの処で竿をもってゆく魚信!キスらしいええ引きや! 

浜辺に上がったのはエダスに食らいついたグラマーな24cmのキス。

小さいノンしか釣ってなかったので26オーバーの巨ギスに見えた。

その後Wで17cm級が2回来たりするが、釣れるのは狭いエリア。

テトラの脇ではガシラやハゲが、川筋ではセイゴにガッチョが釣れる。



【C】 次に9時頃、また適当に移動したのは海洋高校の奥にある名も無き護岸。下記図&写真



 
「こんな感じのポイント大好きやわ」と中尾氏に声掛け固定20号にハリス1.5号8号ハリにチロリを刺して第一投。うんうんエエ感じの水深や。

底をさびいてリールを巻く。 グググググ~ッ!おっと来たでぇ。強いキスの引きや。

手前海面に沈んだフラットテトラを過ごし抜き上げる。道路に跳ねるキスは巨ギス。

でもスケールで測るとやっぱり24cm。しかし太い!

その後も20オーバーが釣れ、釣れなくなると右へ右へと移動。

ブイとブイの間でも、2つ目の桟橋の上でもキスは釣れる。

特に桟橋10mほどの先は20cm級のアコウがひっきりなしに当る。

キューセンの青に赤。ハゲも足元で上がってくる。

右ブイの先で急に根掛り?腰をためてリールを巻くと根が抜けた。しゃぶしゃぶされたキスが上がってきた。マゴヒラかな?

そんなこんやでこの桟橋では100発100中。

11時にフィッシングエイトのチロリ4000円と追加したイソメ500円×2を使い切る。
 
 
夜釣りで攻めたらアコウの大きいのん釣れるかもね。それに巨ギスも期待できる隠れたポイント。
次回はここへ直行やっ!