◆和歌山県御坊煙樹ケ浜

                           2011.7.14

満月に向かって車を南へ進める。

今日は炎天下の煙樹ケ浜でルアーの予定やねんけど、日が明けるまでは投げ竿をぶっ込んでおこうという目録。

だが、この日差しの強い夏に長袖シャツを忘れたことに気付きMAX岸和田へ。

2580円のUVカットフィッシングシャツと煙樹ケ浜の定番エサ・イソメを1000円を購入。

再び高速に乗って御坊で降り煙樹ケ浜日高川側に着いて、荷物を2度に分け運ぶ。


まずは予定通り投げ釣りの準備に取り掛かった。

6号ハリスが無かったので5号ハリスにセイゴ16号の組み合わせ。
 


そんな仕掛けにアオイソメを房掛けにしてまだ暗い海原にぶっこむ。

1本目は8号の力糸が40m程も結んであって飛距離が出ず、2本目のミチイト5号仕掛けを気持ちよく飛ばした。

着底を確認して底を探る。ズルズルと砂地を引いてきてググッと重みを感じる掛け上がりを発見。

そこに仕掛けを止めて三脚にセット、王様の椅子に腰掛けた。

低い満月が正面に輝き海を照らしている。

やっぱり釣りはエエもんや。そんな時、中島氏から電話が入った。

「どう?煙樹は多少波があった方がええけど、波は?1mくらい有る?」

あらためて海面を見て「ナイナイ。穏やかなもんや。夜が明けるまでの時間つぶしで大きなウシノシタが釣れたら最高やねんけどなぁ」

そんな会話をしていた3時45分、掛け上がりをキャッチしていた竿尻が浮いた!

会話中のケイタイを椅子の上にほり出して三脚に引っ掛かりシーソー状態のその竿を手にする。

ググググッ。

よっしゃ乗っている!

リールを巻いて来ると何故か軽くなったりする。

それでもう一度手を止め竿に聞くとグググッ。

やっぱり乗っている。

で、もう上がったかな?と真っ暗の中波打ち際で竿を立てミチイトに目をやると・・

・アリャリャ魚は未だ海の中。

改めてリールを巻き、魚をズリ上げる。

大きなアナゴかな?ちゃうマダイか?ん?チヌや。尾っぽみると黄色い。キビレ??ヘダイ??。

それもデカイ。50㎝はあるで!

   

電話を手にして中島氏に「ごっついチヌやわ。軽く50はあるで」と報告。

煙樹でやっとマトモな魚を手にしたんやけどチヌ?ヘダイ?で少々残念。いやとっても残念。

スケールでサイズを測ると49㎝。

ん~中途半端なサイズやで!

ナイフで〆るが血も出ず暴れもしない。でもちゃんと〆ってる??

    クーラーに窮屈そうに鎮座したヘダイ
           ↓ ↓ ↓


その後4時45分手持ちで底を探っているとヒット!難無く取り込んだのは手の平より少し大きな綺麗なチャリコ。

その後、うしろから日が昇りアタリは皆無。

で、本日のメインであるマゴヒラのルアーフィッシング。

明るくなって周りを見渡すと、海岸沿いに釣り人が等間隔に竿を出している。

俺の横にもタコ釣り人が仕掛けを投げてはクーラーに座り底をさぐっている。

そんな訳で歩いてランガンは出来ず、投げ釣り座の近所をチョロチョロ。

その数投目パッチーン!やってもた!昨日買った湾岸バイブは海底へ。

てなワケでこれにて終了。