◆兵庫県淡路島佐野埋立地

                        2011.10.11

ちょうど1年前の今日、秋の風が心地よいこんな日にオイラは事故った。

そんな記念日に懲りもせず釣りに向かった先は淡路島西淡。

先月アオリを釣った[郡家]で2.5号のエギをぶら下げて埋立地をブラブラ。日がまだ高く雰囲気は無い。

日が暮れようとする17時頃になって埋立地コーナーでイカのアタリが有ったような無かったような。

その数投後 来た! 間違いないアオリだ! それも少々重い。

海面に出てきたのは先月よりひと回り大きい胴長18㎝のとんかつサイズ。慎重にぶり上げたら防波堤の壁に墨を2mもぶっかけた。

今が時合いやとキャストするとヘンな感触が手に伝わった。ロッドのトップガイドがラインを滑っている・・・
抜けた?よく見ると折れている・・・金属疲労・・・ 万事休す。

てな訳で[郡家]のエギングは終了。

次は[佐野白灯]だっ!キスの好ポイントを中島氏に譲りオイラはいつものテトラ側に三脚を立てた。

12号流線にイソメを付けてフルキャスト。気持ちいい~ 

その1投目に早くもアタリ!上がって来たのは・・・やった~っアナゴや!!この感じなら10匹はイケルで。

次に上がったのはオマケのキス。その次もキス。あれあれ??アナゴ・アナゴと念じるがキスが釣れる。どうも今日はキス日である。

22時半頃 ホタルが少し動いたような動かなかったような・・しばらくしてエサ確認のためリールを巻くと重い。

なんか付いている…

こっちに近づいてくるのはウシノシタ!それもデカイ!タモは無い。慎重に引き上げ、テトラを駆け登る。

ケーソンにベタッとへばりついたウシノシタはジャスト50㎝。

今年夏、煙樹ケ浜で狙った魚だけど釣れず、こんな所で、それもアナゴ狙いに釣れるなんて。




           

先端右角で釣っていた中尾氏がオヤスミタイム突入。空いた右角でキャストするとスグにロッドが入り手の平強のチャリコやキスが上がってくる。

3時頃、潮の流れが速くなり30m手前に近投。
その近投竿が即ぶっ飛んだっ!三脚に引っ掛かるサオを手にすると強烈な魚信!

海面で暴れジャンプする。腰をおとす。ライトで魚を確認したいがヘッドライトをスイッチングするゆとりが無い。中島氏のライトにぼんやり浮ぶ大きな頭に大きな魚体。

いったい何だっ!?なんでアナゴ狙いにこんな猛魚が来るねん?なんでこんな近投で来るねん?どうすんねん? 

そうこうしているとヤツはグイグイと左底へ突っ込む。瞬間サオ先が上った。バレた。

残念ではあるが仕方ない。こればかりは仕方ない。

イソメに食らいき、ジャンプをする・・・スズキかな。久々の興奮と悔しさが入り混じった感じだ。

その後、エサの無くなるまでキスをポツポツ拾う。潮が止まるとヒトデがWで上がってくる。

5時前になるとフグが釣れだした。エサも尽きた。帰りの渋滞も気になる。

あの猛魚が釣れたら100点やったけど、ウシノシタが外道で釣れて99点やね。これにて終了。


  





★釣ったあと――

アオリの天麩羅は絶品。先月の刺身よりずっと甘く美味い!

キスは旬が過ぎて大味やったが、一晩寝かしたら味が落ち着いて旨くなった。

アナゴは綺麗に捌け、前回の煮ものに負けず予想以上に美味しく妻もびっくり。

翌日の舌平目のムニエルがこれまた絶品!生クリームのソースが決め手でした。

舌平目のムニエル→ http://cookpad.com/recipe/1331354