◆三重県熊野二木島

                    平成24316

物置にしまっていた3号の磯竿を修理(2500円)に出した。

こうなるとヤエン釣りが出来る!

翌日、天満タックルベリーでアジバケツ発見!迷わずゲット(1500円) さらにフィッシングエイトでダイワのヤエンLとM等を購入(2000円)
これでヤエンの準備はバッチリ。

釣行当時は昼過ぎに起きて、王様の椅子やらハシゴやら詰め込んで出発。

日の本に17時頃到着。オヤジの話しでは「昨日ぐらいから上がりだしたで。新鹿や磯崎どこでも釣れる。浅場に入ってきたな。甫母の地磯か?あっこも上がってるで、人が入ってなかったらエエけどな。」てな話しをしながらアジを16匹(1匹オマケ)を購入。

一路甫母へ。新鹿への道はまだ通行止めで磯崎経由で甫母に。

向かったのは波止側の地磯。幸い人は入っていない。
2往復して荷物を運び、沖向きの最高のポジションを確保。

18時前、早速1号竿にアジをセットしてキャスト。次に3号竿にもアジをセットしてキャスト。

2本の竿を三脚にかけて数分、3号竿がジィジィジィ~~~~~~。

心臓の鼓動がドクドクドク。

ホンマや心臓がバクバクすんがな。ガマンでけへんイラチなオイラはやおら竿を手に持つ。

重いがな!ゴッツ重いがな!どうすんねん!俺はどうしたらエエねん!

ヤエンで最初に来るヤツはそこに居る一番大きいヤツがアジに向かって来るらしい。

秋のエギングアオリとレベルが違う!ヤエン初挑戦のオイラは何をどうしたら良いのかただドキドキしているだけ。

何も出来ずこんな頭の無いアジが上がって来た。
     

それから10分後、今度は1号竿のドラグが鳴って三脚から抜けそうになる。またも心臓がまたもバクバク。

さっきより時間をおいてじわりじわりと手前に引き寄せた。

ヤエンMを口にくわえラインを掴もうとするが難しい!なんとかヤエン装着!!そして投入 !!

またもや適当に大あわせを入れてフッキングを試み、タモを手にするが、これまた難しい!

リールをグイグイ巻き、もうすぐタモが届くというところまで寄せてきた。

すると…巻いていたリールの回転が止まった!?

何で??

確認すると、私のラインに何か他のラインが絡まっている!オーマイゴット!!

誰じゃ!根掛かりしたまんまライン回収してへんのは!

どうすることも出来ずラインブレイク… 残念…


気持ちを入れ替える意味ではないが、その3号竿にウキ仕掛けを装着。

ウキ下2ヒロで正面に放り込み、エギングもやり~の豪華三点盛り!

どのぐらい経っただろうか変化の無いウキ仕掛けを回収しようとリールをまくと、根掛かり?

ん?   巻けた…なにやら重みが…

上がって来たのはアジを一のみしたクロアナゴ。

魚体でグルグル巻きされて500円もする仕掛けはパー。なんたる事だ…

21時頃、日がとっぷりと暮れ、磯場は危険なので予定通り二木島漁港へ移動。





いつもなら居てるイワシベイトが見当たらない。

とりあえず浮き仕掛けに、ヤリイカ用のキビナゴ仕掛けを投入。さらにエギングで攻めるがどれも雰囲気なし。

今まで気合い入りまくりで、ここに来て疲れが出た。気分を入れ替える意味で、車内に入って3時間ほど眠った。

2本出していた竿に変化はない。

漂っているウキ仕掛けを回収。アジはまだピンピン。

で、アジを投げ入れて数分
久々の「ジッジッジジィ~~~~」ん?来たか?

潮で右に流れていたウキが海中に入ってケミホタルがぼやけている!来たな!と思っていたら竿が海に引きずられた。

アオリの重みと引きを感じてやっぱり心臓がドキドキ。

この歳になって胸が高鳴るってことはまず無い。だからこのドキドキ感は無条件で嬉しい。

カンナにフッキングするように相変わらず適当に大あわせを入れる。乗った!ん?乗ってない?

------結局、これはアジの首根っこをかじられただけ。



急ぎ同じポイントに半死にアジをそのまんま投げ込んだ。

15分位経っただろうか、その投げ返した竿にアタリも無いし、エサのアジも半死にやったから付け替えようと竿をあおると重い!

ん?リールを巻くと引いた!

アオリが居食いしていた!

大きくフッキングしたら乗った?!

タモ入れの準備をしてたらアオリが姿を見せた!

そんな大きくない。もろた!

しかし、奴のその姿を確認したその時、いともあっさりすっぽ抜けた。フッキングが甘かったんやろうね。遂にその姿を見れられたのに‥‥

エサのアジももう無くなった…
朝の時合いに備え、再び日の本にアジ仕入れに行こうとヤエン竿を回収

ちょっと重い

アジがいびつな感じで水の抵抗を受けてんねんやろうと気にもせずリールをゴリ巻き。

海面に白い物体確認

ん?アオリやん  で御多分に洩れずサヨナラ。

ヤエンの用意すらできずに終了




車のエンジンをかけて日の本に戻るが頭の中はヤエンの事ばかり。

①どうも投げ釣りゴリ巻きクセが抜けず竿でやり取り(ポンピング)が出来ない。
ドラグはユルユルのままスプールを手で押さえ竿をゆっくりあおる。ユルユルリールで竿を横寝かしに巻く。竿のしなりでイカを寄せるのだ!
20分かけて楽しめ!アオリの気持ちになれば、せっかく見つけてアジをかぶりついた。そんなアジを逃がしたくないはずや!

②アタリがあっても、ゆっくりアジを食わす事が出来ていない。→5分待て

③ヤエン投入のタイミングが分からない→手前に近づけなくても遠目でヤエン投入も一考。また
ラインにヤエン投入目印(20~30m)を入れるのもあり。

④居食い等アオリが乗ってるのが分からない
少しでもあやしいと思ったらとりあえずヤエン投入

⑤ヤエンやタモ入れのやり取りには右巻きがエエかも。

結局、午前4時 日の本には寄らず、朝の時合いよりも頭の整理することを優先

ヤエンのことをず~っと考えながら音楽もかけず午前6時あっと言う間に帰宅

ヤエン面白ろ過ぎ!やべぇ、どっぷりハマリそう!!