◆三重県熊野二木島

                        平成24年4月8日

二木島漁港に着いたのは18時半。ちょうど大潮満潮に近づく夕まづめ最高の時合いだ。

まずは1号ロッドで元気なアジをぶっこんどいて、コウイカ狙いでエギを底引き。

即根掛り・・・・ドンマイ・ドンマイ。コウイカエギはまだ5つも有る。

さらに3号ロッドにキビナゴをテーラーに巻いて納屋に眠っていた5号負荷の電子ウキを付けこれまたコウイカ狙い。

この豪華3点セットでイカ祭り開催開催。

し〜〜〜〜ん エギもヤエンもウキも、し〜〜〜〜ん。

時間はたっぷりあるので問題はないが、潮が全く動いていない。油をさしたようなトロ〜ンとした海だ。

それにいつも居る足元のイワシが居ない・・・ ちょっといつもと雰囲気が違うなぁ。

貸切やった漁港に釣り人が来た。「こんばんは」挨拶を交わして三脚をだしてビュン。投げ釣り師だ。

さらに田原本からやって来たボート釣りのおっさん二人組もヤエンに興味津々。一生懸命尋ねてくる。

そんな最中ヤエン竿が滑った。サオを手にして聞いてみる・・・やっぱり乗っていない。

一度アジを引き上げて再キャストしたらドラグにラインが引っ掛かってアジだけが飛んで行った。

2匹目のアジをくくり再投入・・・ ?あれっ?? またアジだけが飛んで行った??? 

2連発でアジ飛ばしはギャラリーを前にカッコ悪いので、そ知らぬふり。そんなかんやでアジを使い切りお疲れさん。

オイラは湯を沸かしラーメンとおにぎりを食し、新鹿手前の路肩で帽子をアイマスクにして3時間ほど睡眠。

気持ちよく目覚め、夜明け前からこれまた予定通りの久々新鹿に入りである。

ここやったら海底は砂やしコウイカがワンサカ居るやろと目論む。で、夜明けの写真をパチリ。

      



釣り防止のワイヤーも港側だけで何らキャストには問題はない。投げ釣りでもOKやから、この夏は久々にキス狙いで来たいなぁ。

でもって結局ここでもノーバイト。

次に向かったのは去年日の本のオヤジに教えてもらって、高〜い崖で引き返した「ズロ」に再挑




最後は鬼ヶ城横の昭和の雰囲気香る七里御浜が見渡せる喫茶店でモーニングを食す。

新聞(休刊日)もスマホ(車内)も無く、窓からそそぐ春の光を浴びながら、大好きな海を見ながらcoffeeをいただく。

ここで、こんなゆったりと時間を過ごすのは初めて。






最後に、きなりの郷の桜でおます。



「桜空
 今年も綺麗な
  空クーラー」