◆三重県熊野市二木島 平成25年4月5日 |
今年初釣行。ターゲットはこの時期テッパンの熊野ビッグパパ・ビッグママのアオリイカちゃん。 中尾さんに一杯は釣らせてあげようと午後2時イザ熊野へ。 去年より桜の開花が早かったため北上山の桜通りも葉桜まじり。つまり暖かいのだっ。なにしろ運転中は半袖のポロシャツ。日差しも暑い。 話しが盛り上がり、あっと言う間に日の本に着いた。アジを15匹仕入れ大泊経由で二木島へ。 本命ポイントの漁港に釣り人は居ない。先端へと車で向かうと正面に船が二艘。 こんな所に船が泊まってる事なんか過去一度もない。どういうこと? う〜ん困った・・・ただ、オレと中尾さんの2人が両角で竿を出したらこの漁港はオイラの貸切となる。だったらここでやるかっ。 てなわけでいつもの右角に三脚を構え、1号竿に昨日買った399円のDAIWAリールをセットして湾内右へ、次に3号竿と800円ワゴンリールの組み合わせを湾外に向かってキャスト。 足元に目をやるとベイトの下に白い物体が4つ5つ。ん?アオリと違ゃうん? 三木里からまわって来たアジンガーが「アオリや、アオリや」とオイラをせかす。 エギで攻めたいが、1投目の1号竿が「ジ〜ィ」と鳴った。2・3度ドラグが鳴ったあと、竿を手にして様子を聞く「乗っとる。乗っとる。」 竿を左に寝かし・・・停泊の船が邪魔やがなっ! 赤子の手を引くようにゆっくりアオリを寄せてくる。あんまり大きくはなさそうだが、たまにグィ〜ンと走る。 気持ちいい〜。ヤエンを装着して「いってらっしゃい」 あれっ?ヤエンが海面で止まってる?あれっ?なんやら絡んでる?? あちゃ〜隣りの3号竿の糸とクロスしてんがな・・・ オレはヤエンを目で追っていたので気がつかなかったが、その先にアオリがアジを放して海底に沈んでゆくのがギャラリーさん達には見えたらしい。 狭い90度のエリアで竿を2本も出したのがアカンかったのか・・・ でもサイズも小ぶりやったし1投目からアタリがあったわけやし、釣りにトラブルはツキモノ。 目の前にはアオリが泳いでるわけやし、これからなんぼでも釣れるでぇ! 引っかかったもう1本の3号竿はアジの頭が落とされていたし。3投目のアジにもアタリがあった。 ただこの狭い場所で2本の竿は厳しい。そこで正面二艘の船の間の隙間に3号竿を移動した。 中尾さんリールをいじっているから「ジィジィッ」っと鳴ってると思ったらその3号竿が早速鳴っているんや。 竿を手にしてアオリを寄せてくる。こんどは大きい! ちょっと遠目やけどヤエンを投入。「コレはもうろたで」と言いながら竿を2・3度煽る。???ん?軽い。アカン・・・フッキングでけなかった・・・ なんで??5匹のアジで4度のアタリ。どれも取り込むことが出来ないなんて・・・ それから22時まで何のアタリも無し。 相変わらず停泊してる船は邪魔やし、時合いも過ぎたようだ。 そうなると移動! 室古神社に向かと海がレンガ色に染まっている。こんなスゴイ赤潮見たことが無い。 室古神社からL波止に戻るが波止前の海はやっぱり赤潮。 テトラ側の定番岩場ならチョットはマシかとそこで竿を出す。 2時間ほどやるがアタリなんぞない。雰囲気もない。そしてアジバケツの残りアジが完全にダウン。やはり赤潮の影響か、こんなに早くアジがグロッキーになるのははじめてだ。 それに中尾さんが帰りたがってる・・・。 釣り場を占領する船、ごっつい赤潮、帰りたがる中尾氏、この3つの要因で本年度初釣りがボーズと相成りました。 めげへんでぇ! |