◆三重県熊野市二木島 平成25年12月5日 |
熊野大泊に高速のインターが出来ている!日の本のオヤジ曰わく先月開通して新鹿まで2分! カップヌードルにお湯注いでもまだ食べられへん!エライ時代だ。 紀伊半島のはずれ、いや日本列島のはずれ日本創世の地に高速道路。 そんな高速に乗って二木島に着いたのは16時過ぎ。 漁港に釣り人は無し、停泊している船は一艘のみ。 ![]() さっそくアジ2匹を泳がせる。 さぁどっからでもかかって来い!1時間経過・・・。2時間経過・・・。 ドラグが鳴らない・・・。 波もなく鋭利な三日月が寒空に輝いている。 いつもだったらこの静寂を切り裂きジーーーッとドラグが鳴るのだが・・・ 満潮から下げに入った午後8時アジ餌確認のため右コーナーの1号竿を手にするとグィグィっと魚信! 来た~来たがなぁアオリちゃん。 ヤエンとタモを手元に寄せてアオリを手繰り寄せる。 しっかりとした重みと魚信はあるがアオリならではのジェット噴射が無い。 そのくせサカナみたいによぉ引く。 サカナ?ん?サカナやんけ! こりゃアオリと違うサカナやと気づきサオを上段に構えやり取り再開。 相手は大物だがラインはPE、竿は柔軟な1号。時間をかけたら取り込めるだろう。 ヤエン投入に付けておいた目印の20m近くまで手繰り寄せただろうか、ここで奴はググッと底へ突っ込む。 サオがU字に曲がり、糸が鳴る。ドラグが滑り、止まったらポンピングで取り込む。 細竿で巨魚とやり取り。ん~ん楽しい~。 そんな楽しい時間が突然プツンと切れた。 突然プツンとラインが切れた。 残念… こんなもんである。 こうなりゃ投げ竿出してぶっこみで幻の巨魚を釣ってやる。 20号の遊動天秤をセットしてアジを背掛けに4~50m先にぶっこんで数十分。微かにドラグが滑ったような。 竿を手にして聞いてみる。ググググッ。 よっしゃよっしゃ乗っとる。エエ重みやないの。これは頂き。と大きく煽る。 すると、なんだか空振ったような手ごたえ。 仕掛けを上げてアジを見たら首根っこがガッツリ齧られている。 ありゃりゃ今度はアオリやったんかいな・・・ アオリの竿に巨魚。巨魚の竿にアオリ。あ~無常。 6時間やってアジ8匹で2ヒット・ノーキャッチ。でTHE END。 ![]() 腹減った…。 朝食にパンを一切れ食べただけなので高速/三木里から10分で尾鷲南ICのコンビニへ。 でもって古江の駐車場に戻り午前2時までSleeping。 外灯ポイントにエギンガーが一人。 「こっちでアジ釣らしてもらいます」と挨拶して、様子を覗うとコウイカを釣ってはった。 私のサビキは1投目にネンブツダイ。2投目にネンブツダイ。3投目は小さなキンメ。ありゃりゃアジが居らへん。 まぁネンブツダイでもエサになるかとアジバケツに。 エギンガー兄さんがアジングで大きなアジを釣り、オイラにも日の本サイズのアジが1匹。 日が明けてアジシャトルにネンブツを入れて投げてみる。 ![]() このシャトル、アジが飛び出すわけでもなく、根掛りするわけでもなく結構イケル。ただアタリがない。 一本投込んでいた冷凍いわしのサオが少しだけ動いた。 ちょっと時間をおき糸を弛ます。そのラインが張ったところでサオを手にした。 ググッ乗っとる乗っとる。大きくあわせを入れるとゴンと乗った。 サオは気持ちよく曲がるが引きが弱い。 上がって来たのはデカイクロアナゴ。3連仕掛けの針を全部飲み込んでいる。 頭を落として仕掛けを取り戻そうとするが、糸もいっしょに切ったみたい。 ネコが「ちょうだいちょうだい」と近寄って来るから1m近い頭を切ったアナゴをドサッと投げてやった。 3匹の猫が咥えて帰って行った。 あんなデカイのん食うんかいな?その後も猫相手にネンブツダイやったりして戯れていた。 ![]() 弁当を食べていてもニャ~ニャ~言うので食べられないであろうレンコンをくれてやった。 そしたらムシャムシャ・・・食っているやないの!? ニンジンは食わんやろうと投げるとムシャムシャムシャ。ギョエ!食っているやないの!? うちの猫とは大違い。さすが野良猫。さすが野生児だ。 しかし今日はアタリがない。去年はあれだけエイも居ったのに、何も釣れない。結局9時過ぎまで黙々と冷凍イワシやらネンブツダイを投げ込むが全くアタリがない。天気もいいのになぁ~。 そんな何もない平成25年度の納竿であった。 帰りは紀伊自動車道嬉野SAで松阪牛うどん850円を食す。 ![]() うどんの写真を拾ってきたついでに、トウゴロウイワシの写真をどうぞ。 ![]() アミエビに全く反応しない! そこで、網カゴをはずしてサビキだけを海面にフワフワ漂わせてみる。 すると、ピピピッと小さな魚信で小さなカタクチイワシが1匹。 これってイワシではなくボラの仲間。輝きは良いのだが、鱗も硬く、エサになるのかな? |