◆三重県熊野二木島

                      平成26410

桜がまだ咲いている。大台ケ原に向かう国道は桜道。

春の嵐で桜の花が舞う。舞う。舞う。

それは見事なピンクの花吹雪。

そんな道中から17時ちょうど二木島室古神社の船滑りに立った。



アジを掛け二本のサオを出す。

2時間経過。

アタリの無さに早くも移動を決意。

3度に分けて荷物を運ぶ。もちろん最後に運ぶのは二本の竿とヤエンにタモ。

一本目の3号磯竿を片付けようとリールを巻くが根掛り。ここは水深が無い。サオと糸を一直線にして後退した。根から抜けた。ただ重みがある!引きがある!

えっ!アオリだっ!ええ引きや。

ヤエンを取るため、竿を置く。ヤエンを装着。そして投下。サオを大きく煽る。

…アカン根に張りついている。がっちり根に掛かっている。

いらちなオイラは諦めが早い。無念だがコレはあきらめた。

もう一本のサオを巻いて来る。アジの頭が落とされている。

移動しようとしていた今が時合いだった。

3匹目のアジを投入したらすぐさま「ジ~~~ッ」と鳴って10m以上ラインが出て行った。

やっぱりいらちなオイラ。我慢できない。

サオを手にする。が、ナンの負荷も無い。アオリがアジの頭を齧って走っただけ。

この19時台の3連発が今回の釣りの全て。



昼間は春の陽気ながら夜は寒い。気温は6・7度。風もあり体感温度は結構キツイ。それでもアタリがあったら関係ないが、そのアタリがない。

珍しくネガティブになってくる。
釣り自体が面白く無くなってくる。
この寒い夜中にこうして釣りしている自分がアホらしくなってくる。

明日昼に帰ると昨夜メールしたがもう家に帰ろう。

そんな今年の初釣行だった。