◆沖縄県名護屋我地島

                        2014.10.29


 
釣りにはトラブルがつきものだ

ホテルクレシア沖縄にチェックイン
ロッドケースを受け取ろうとしたら荷物が届いていない!

【琉球料理食いまくり夜会】の最中に郵パックと電話のやり取り

「なに〜っ!まだ那覇にも来てない?船便でただ今太平洋の上?どないなっとんじゃ!28日必着になっとるやんけ!ワレッ!」

「申し訳ございませんお客様の荷姿が釣具と書いてあり、釣具は船便となっておりまして…」

「そんな事は荷物を受け取った時に言えボケッ!何で電話の一本もでけへんねんワレ!オノレとこまだ親方日の丸か!」

てな上品な河内弁での会話が夜の那覇で響いておりました ホンマひどい話しや


でも琉球料理ちんぼらぁの料理は絶品
アーグー豚の黒胡椒ソティ、島豆腐の奴、グルクンの唐揚げetc

それはそれは大満足の食いまくり

しばし釣り事は蚊帳の外

でも、沖縄まで来て竿出さんちゅうのはアカンやろと、TAXIで市内のアクア釣具へ

1950円のリール付きバッタ竿とそれに合うジェット天秤15号とゴカイを300円だけ買ってホテルに戻った



翌日午前5時、真っ暗な国際通りを抜け 高速道路に乗って屋我地島に向かう

二日借りて2600円のスズキスイフトは軽快そのもの
ちょうど夜明けの6時半に屋我地ビーチ着いた

砂浜に珊瑚の欠片に宝貝 いかにも沖縄らしいポイント
天気も良いし暑くも寒くもない そしてアタリも無い 

重みがあって上がって来くるのはサンゴの欠片と見たことのない海藻

奥武島との橋上からも竿を出してもみるが全くダメ
15号のオモリじゃそもそも無理か…

次に向かったのは屋我地漁港
 

まずは漁港の航路道を攻めてみるが無反応
次に沖向き 二投目近投、当たった!
釣りはじめて1時間半にしてやっとアタリ、でも釣れない。

次に古宇利島側のポイントへ向かった (下写真 奥に古宇利島が見える)


ここでも数投目に明確なアタリ でもやっぱり釣れない

バッタ竿の感覚がわからない

最大の難問が根掛かりして竿を煽っても竿がグニャっと曲がるだけ

全くもって腰が無い それにこの強風、もっと重いオモリを使いたいが240のソリッド竿じゃ望む術はない

最後にと湾内にキャストしたらオモリごと根掛かりロス

ゴカイも無くなった
これで予定していた古宇利島へは行けない 
そして疲れた 眠たい 仕方なく来た道をトボトボ戻る


許田IC手前の【道の駅】でアメリカンサイズのサンドを食し、高速石川ICで降りて【つりぐの米吉】へ

遊動天秤も売っていたし、ゴカイも1匹掛けに丁度のサイズ

店員の兄さんにサクッとキスの釣れるポイントを教えてもらう

Xperiaの地図で示してくれた場所は伊計島へと続く海中道路の出ベソ

南国リゾート感漂うパラセールの舞う橋を渡った

駐車場から出ベソ先端に陣取り、エメラルド色の海にフルキャストと言っても30mほど


竿も竿やけど風がきつい
それに20m付近には根がある
そこで超近投にポチャリ

底を確認して神経を集中
グググッ 来たっ!
キスらしいアタリや でも乗らない 

ソリッド竿の感覚がまだフィットしない 
そしてまたアタリ!
今度はしっかり間合いを計り心持ち糸を送って合わせも入れずリールを巻く

うん乗っている

海面を割ったのは待望のホシギスか?

さにあらん南方系のトラギスのダンダラトラギス
 

実釣6時間 やっと出会えた沖縄のサカナに安堵


次こそ本命のホシギスだと投げ続けるがアタリすら無くなってきた

横にポイントをずらすとアタリがありしつこく攻めると小さな魚がのった

マッチ箱サイズのフエフキベイビー
  

結局この2匹が沖縄まで来て釣ったすべての釣果
どう思う?

たった1泊の沖縄旅行、せっかく沖縄まで行くのだからホシギス釣りでもと目論んでいたがロッドケース未着事件でさっぱり

まぁ、今回は下見という事で、次回は島ミミズの予約もして3〜4日予定で沖縄本島をぐるっと回ってやろう

那覇一文字でモンガラカワハギも釣ろう
ヤンバルにも行ってみよう
ゴーヤチャンプルにタコライス、山羊料理も食おう

釣れなかったからまた沖縄に来られる!

相も変らぬポジティブなオッサンでおます

釣れなくっても、なんくるないさぁ〜