◆三重県尾鷲市古江

 平成27年4月24日

久々の釣行。実に半年以上竿を振っていない。ゆったりと出発したのは23時50分

高齢化したレガシーで西名阪道を東へ進む。2時間もかからず大内山のえさ吉に到着。

今回のターゲットはもちろんミノカサゴ。マニアックな獲物を狙って3年目。シーズンは少々早いけど、取り敢えず身エサの冷凍イワシを… あれ?マルイチのイワシが無い。

以前売っていたイワシも無い。で、適当に買ったのはカタクチイワシ10匹入り3パック。

夜明けの一発マダイ狙いのユムシは品切れで、アオイソメも500円×2パック買うが如何せん量が少ない。

餌のバリエーションがお気に入りのえさ吉だが、値段は他店より2割高。ただ、活イワシ160円を売っていたのはさすがである。

再び高速に乗り、古江に着いたのは4時前だった。

2本をイワシ餌、2本をイソメ餌にして夜まだ明けぬ海に投入。王様の椅子にもたれ、穂先がかすかに確認できるまだ暗い空をバックにイソメ竿を見ていたら早くも右側の竿が微妙に震えた。

二度目のアタリでサーフリーダーを手にしてパワーエアロを巻く。あぁ気持ちエエ。まだ明けぬ港にリールを巻く音が拡がる。

一投目から釣れたのはキス。キスを見るのも久々だ。餌を付け替え、正面の筏に向かってキャスト。

数分後リールを巻き仕掛けを少し移動。三脚に竿を戻してしばらくすると穂先がガンガンと段をつけて入った!

先程のキスより引きがあり抵抗する。エダスに食らいついていたのはマダイ。


30pは切るがアイシャドーが綺麗な桜鯛。写真を撮り時間を確認すると4時半。

まさしく朝マヅメの時合いだったのか、再投入して竿を掛けたら即アタリ!

右へ右へと走るミチイト。これやがな、これ。気持ちいい〜。今度もエダスにマダイ登場。

サイズアップで抜きあげに躊躇したがエエィとぶっこ抜く。


2匹目は30pをかるく超えている。

キスも釣れ、ここでは初めてのヒメジも来た。


イソメ500円でどれだけ釣れるんや?!

さて、イワシ竿は沈黙したまんま。誘いを入れるため様子を窺うが一本目反応なし。二本目根掛かり。注意して引き抜くと重み。何かついている!海面に現れた1mを超える長い物体。

ハモ?いやダイナンウミヘビだ。




キスはともかく、マダイにヒメジ、ダイナンウミヘビと日ごろ古江で釣れない魚が今日はよく登場する。

結論から言うとイワシ餌でのミノカサゴ釣りは、このダイナンウミヘビが3匹のみ。過去あれだけ釣れたエイも釣れなかった。

イソメ餌は順調で2パック目に入ってからも3匹目のマダイやらキスにヒメジ、それにこんなハゼの仲間


トラギス、ガッチョやら賑やかな小物釣り。

ついにイワシ餌エイ。

満潮の午前9時前、イソメ餌はアッと言う間に無くなり、買い足し行こうかと思ったが、陽射しも強くなってきたし、餌を追加して余りエエ目をした記憶もなく、ミノカサゴは次回と言うことで4時間の今年初釣行は終了。

帰路は山越えで140q(往路は高速で220q)昼前に帰宅。

持ち帰ったマダイは煮つけに塩焼き、刺身となりどれも絶品。

そしてヒメジの煮つけの美味いこと!雑魚は何故か美味い!