◆長野県下伊那松川

 平成29年06月30日

雨が降った

待望の雨だ

畑の野菜が喜んでいる

川の魚が喜んでいる

僕も喜んでいる




梅雨なのに雨が降らない今年

先週 川の様子を見にいつもの階段下ポイントに行った

それはもう、びっくりの渇水状態

川の底まで丸見えで、落込み口でサカナの姿は無

ひと雨欲しいなぁと乾いた畑に汗を落としながら空を見上げていた

待望の雨が降ったのは大阪への帰阪中

28日に信州に戻り、翌日冷蔵庫に寝かせておいた信州ミミズをもって中川村・前沢川へ行った

10m間隔で低い堰堤が設けられて、それが延々とつづく細い里川

魚が居てもハヤぐらいだろうと畑の片隅に車を止め、前沢川に注ぐ沢の淵に渓流仕掛けを落し込んだ

期待もしていなかったが、一投目から魚信

なんだなんだ?

何度もアタリはあるが乗せることができない

場を休ませるつもりで、さらに期待薄の本流の浅い堰堤下に竿を入れた

すると予想外のアタリが出る

ただやっぱり釣り上げることが出来ない

いくつかの淵を下り探っていき、やっとサカナを乗せた

ハヤだとおもって抜き上げた魚は アマゴ

けっこう天竜川に近い下流だが、この川にはアマゴが居た

その後もアタリがあるので釣り続けるが釣り上げることが出来ない

意地になるが日も落ちる

結局その日は小さなアマゴ一匹だけ





翌日30日 今日も朝からずっと雨

天気予報では15時には止むらしい

そして予報通り雨が止み、マイポイントの階段下へ

雨上がりの川は増水し、見ただけで釣れる雰囲気がプンプン

さっそく一流し目からアタリ!

・・・乗らない

二流し目 アタリ! 

・・・乗らない

数度目

やっと乗った!

上がってきたのはやっぱりこんなん


5匹のカワムツを釣ったところで切り上げ、上流部の清流苑に向かう

プール裏に車を止め、川へ下る

下ったところから竿入れ

のっけからアタリ!

やっぱり雨後は魚の活性が高い!

が、釣れない

残念なことに腕がない

あれだけ簡単だと思っていたアマゴ釣りが、ここにきて一気に難しい釣りになってきた

ホント釣りって奥が深い

一つのポイントでアタリを逃がすと警戒心の強いアマゴはその後反応してくれない

仕方ない次のポイントへと川を上る

いかにもここにアマゴが居てますよといった淵に来た

のっけからいいアタリで糸が入る

送って 送って 仕掛けを持ち上げると水中にギラリと輝く銀色の魚体がヒラを打つ

そこまで

それにて終了

なんと腕のないことやら・・・

同じ場所を何度も攻めるが、やはりもう出ない

次のポイントへ移動しようと、足元に目を向け、仕掛けを回収する

ググググッ

ほら、見てない時にしっかり乗った!

勝手に釣れたアマゴ



なんだろうなぁ、イマイチ嬉しくない

さらに上流に向かい深い瀬の中で目印にしっかりしたアタリ

目印が川下へ下ってゆく

流れに逆らって抜き上げたのは16㎝のミニアナゴ

リリースしてやりたいがエラから出血
喉奥に針が刺さってお持ち帰り


【ここで検証】

① 市販のミミズより自分で掘った地獲りミミズのほうが断然活きが良く、喰いも良い

② ミミズ刺しって不要 イソメで使う石粉の方が良いかも 滑るので手ぬぐいも必要

③ 渓流用に買った針外しも不要 馴れ親しんだモノが使い勝手が良い



少し大きな最後の地堀ミミズを刺してポイントを探り上がる

軽いアタリで三匹目をなんとか釣り上げたと思ったらポタリと針外れ

送って送って釣ると針掛かりが喉奥に刺さり、甘かったら針外れ

それよりもアタリがあっても釣れないもどかしさ

そもそも手にアタリが伝わって釣っている状態で、目印の動きで釣る割合は1割ってところ

ホントここにきて難しくなった渓流釣り

なんとか極めたい今シーズン