◆三重県熊野七里御浜

 平成29年08月24日


中央道瑞浪辺りを走っている
CRーVの車外温度計が38度を表示している

信州の気候に慣れきった身体には外は灼熱地獄



二木島に着いたのは午後5時前

漁港上の路肩に車を止め、山影になる斜めブロックに釣り座を構えた

そこまでの距離20m

なれど、赤いTシャツも短パンも汗でびっしょり ホント暑い!

イソメを刺し一投して、周りを見渡す

昔の事をあれこれ思い巡らしていると、暑さも少々落ち着いてきた

その一投目の竿にさっそくのアタリ!

魚の姿が見えるまでワクワク感は海釣りならではの快感

白い長い魚体 なんだ?

えっ、このまだ明るい時間にまさかのアナゴ

次に近投の竿にアタリ!

歯をむき出しに現れたのは毎度お馴染みササノハベラ


続けて大きなトラギス、ここでは初のエソが釣れてくる

あと一種で五目釣りになるなぁ

いや、大きなウミウシ釣ってるからもう五目達成?

予定していた500円分のイソメを使い切り、夜の部に用意していたマムシをラストにチョイ付けしてフルキャスト

そのマムシ竿が揺れた

聞いてみると僅かな魚信

リールを巻くともっさりとした重み

海面を割ったのはこんなチャリコとヒトデ


これで五目釣り達成 それにウミウシ&ヒトデ

ろくなのしか釣れなかったけど、想い出多き二木島で竿を出せた事に釣果以上の嬉しさを感じ、暗くなってきたのをきっかけに19時30分港をあとにした



熊野に出てガスを入れ、オークワで夜食の買い出しをして、65cmのコロを釣った神志山のポイントに向かった

交差点の駐車場からチェーンを張った道を進むと海へ続くコンクリート道のカルバートが出てくる

先端は昔から破損していたが、満潮なのに海に届いていない

昔より海が遠くなっているのは何故だ⁉

さて、リールは二木島と同じPE1.5号で良いだろう

ジェット天秤25号に16号セイゴ針をクッションゴムモトスに繋いだいつもの大物一本針仕掛けをセット

エサはマムシで狙いはヒゲダイにテンス
なんじゃそりゃ?

ケミホタルが満天の星と同化して輝いている

寝転がって星空を見ていたら人工衛星が交差した

穂先の星は動かない


20時30分 置き竿に変化がないのでマムシをキャストして海底を探る

ズルズル…
ズルズル…

煙樹ヶ浜と違って明確なかけ上がりがないなぁと思っていた時、微妙な魚からのシグナル

しっかり合わせてリールを巻く

途中サカナからの反応が無くなる

ん?  じんわり竿に聞くと僅だが反応あり

波打ち際から現れたのは30cmに少し足らないマダイ

この七里御浜は大きなマダイも釣れるが、私は餌取りチャリコしか釣った事がない

だから、このサイズでもそれなりにプチ満足

引きの無さはクッションゴムが魚信を吸収していたのかもしれない


その後はご多分にもれず豆チャリコが数匹マムシをにゃんにゃん

この様子なら仕掛けのサイズダウンでも良いだろうと昼間使っていた流線12号2本針に変更

すると益々チャリコが掛かるようになり餌の消耗が激しく、素針も多くなってきた

23時30分  しゃがんで餌の付け替えをしていたので気付かなかったが、三脚に掛けた竿が左にずれている

もしかしたら魚?

竿に聞くと小魚が乗っているようないないような

大きく合わせてみても微妙…

とりあえずリールを巻いてきた先にぶら下がって来たのは30cmほどの模様が綺麗なコロダイ


このポイントはやっぱりコロポイントやね

その後、やはりチャリコが遊んでくれマムシが終了

0時23分 残っていた最後のイソメを右にキャストして探るとすぐに魚信!

またチャリコかなと思っていたらアナゴさん

今日はアナゴに始まりアナゴで終わる


ヘンな目的魚は釣れなかったけど満天の星の下、波音を聞きながら浜風に吹かれ、大好きな七里御浜で釣りする事ができて大満足