◆和歌山県白浜袋漁港

 平成29年08月28日

奈良宅からならゆっくり走っても60分で和歌山に着く

5時過ぎMAX和歌山店に立ち寄りオキアミ3kg、アミエビ、サシアミ等々上物の餌準備に余念が無い

今日の支払いは貯まったポイントを利用
長らくお世話になったMAXさんありがとう

レジの兄さんにお世話になりましたと声をかけて白浜袋に向かった



高速が延長されているが田辺から先の道は車載ナビでは示されていない

スマホを立ち上げたらええねんけど、下道も走る事も無いだろうと、昔の事を思い返しながら富田川を下ってゆく

袋手前のトンネルを抜けていつもは42号線をラーメン屋の方に進むのだが今日の行き先は漁港

釣り太郎のサイトで袋漁港のツノダシ動画がアップされていた

考えてみれば今までツノダシって見たことあるかな…?
そう言えばチョウチョウウオも意識したことないよなぁ

釣りスタイルが完全に変魚コレクターになってきてる

袋漁港だが国道沿いの波止はエギングで入った事がある

今まで気付かなかったが、対岸にもテトラの無い波止が見える

ひょっとした動画アップされていた波止はこっちかな?

スロープに車を止め、手ぶらで波止の様子を探りに行く

先端に来て海面を覗くと…

居た!

ツノダシ(ハタタテダイ)が2匹発見!

よし、ここで決定だ

先端に荷物を運び、さっそくタナゴ針仕掛けとサシアミの組合わせでスタート

狙うはツノダシ&チョウチョウウオ

一投目、さっそく釣れたのはニシキベラ
コイツとキタマクラが今回の餌取り集団となる

その次に釣れたのはこんな小さなハゼ

壁の障害物の中から現れてフワフワと落ちてきたサシアミをパクリと食った

このタナゴ釣りスタイル ずっと続けていると小さな針に小さなサシアミを刺すのがしんどくなってくる

リズムを変えるべく三ツ又サルカンを使ったハゲ釣りスタイルにチェンジ

エサは1年以上も奈良の冷凍庫に眠っていたオークワのアサリ

壁際すれすれに仕掛けを落としていった一投目

ググググッ

タナゴ釣りスタイルと異なり、餌も仕掛けも大きくなるとアタリもでかくなった

渓流ロッドがグニャと曲がって上がってきたのは…

ウヒョ〰️
チョウチョウウオ

早くも狙いのサカナをゲットだぜ!

さっきから海底で撒き餌を啄んでいた大きなヤツだ

圧倒的餌取り集団の中からよくぞ釣れてくれたものだ

こうしてマニアックな獲物を確保し、コレクトするってポケモンみたいだけど、こっちは完全なリアルゲーム

そう言えば小さい頃からいろんなモノを集めるのが好きだった

切手・切符・古銭・絵はがき・ペナント・土鈴・貝殻・喫茶店のマッチ箱etc

大半がどーでもいいものなんだけど、男ってそういう者
がらくたを集めては喜んでいるのが男なんです

さて、タナゴ釣りスタイルにハゲ釣りスタイル、そしてサビキ仕掛けのアジ釣りスタイルを駆使して――――

イサギの幼魚


ヨコスジフエダイの幼魚


はじめましてのオヤビッチャ


その合間にサビキの糸をぶち切る怪魚たちが夏の海で遊んでくれ、11時に袋漁港を離れた




次に向かった先は本州最南端潮岬


無料の高速で周参見まで走ると串本までアッと言う間

釣りのポイントを探すが、港のテトラが恐かったり、磯への行程がヘビーだったりで竿を出す所がない

そもそも串本はいつもスルー
だから竿を出した事がないし、釣り場知識もない

串本大島を渡ると白野漁港というエギングポイントがあったと記憶している

右波止にたどり着くと、釣り禁止とデカデカと書かれている

が、釣りをした形跡があるしアオリの墨跡も確認

そしてツノダシ確認
さらにイシガキフグもゆらゆら泳いでいる

よっしゃ、ここでちょっと釣らしてもらいましょ

タナゴ釣りスタイルの一投目で即釣れたのはルリスズメ


このルリスズメの群れの中に赤いスズメダイが2匹

よく見ると尾びれの長さと魚体が若干違うので違う種類の魚のようだ

その2匹を狙うがまたルリスズメが釣れた

キタマクラとニシキベラも釣れてくるが赤い小魚は結局釣れなかった

そしてイシガキフグもツノダシもいつの間にかその姿をくらました16時フィッシングアウト

釣り禁止と書かれていたが、漁師さんが釣りをしている私の後ろを行ったり来たり

べつだん注意をされることもなく釣りをすることが出来た



今宵の宿は七里御浜・神志山のBH潮音

4日前、コロダイを釣った浜のまん前にあるホテル

波音を聞きながら眠るこの宿の宿泊代は楽天ポイント利用で無料

今日のエサ代とポイントって良いよね




【おまけ】

翌日6時 北朝鮮ミサイルのJアラートに起こされた

今日も昼まで釣りができる

花の巌前辺りで珍魚テンスを釣っていたブログがあった

ここならキスも釣れるだろうと竿を出すがフグとムギメシが顔を出しただけで雰囲気なし

確実にお土産のキスが釣れるであろう大泊に移動

昼まで粘るが、漁港で泣きのピンギスが2匹のみ

まるせい丸も帰ってきたので私も帰ろう


340kmを走ること4時間20分無事帰宅

奈良・和歌山・三重の紀伊半島一周釣り巡り

ライギョもチョウチョウウオも釣れた
コロちゃんにも会えたし大満足

これで長期休暇?も終了
さぁ仕事仕事

そして、落ち着いたらまた旅に出よう

釣りだ、釣りだ、釣りだ!