◆岐阜県中津川 付知川
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中津川ICから木曽川を渡り北へ25㎞ 美濃と飛騨の国境に付知川は流れている ![]() 学生時代の後輩・シローの故郷 その彼が、鮎が手づかみで獲れると自慢していた付知川 大阪の汚い川しか知らない私にとって、鮎が手でつかめる川ってどんだけ綺麗なんだと、憧れを抱いていた そんな川にふらりと、そう天気がいいのでふらりと恵那の山を越え、岐阜の付知を訪ねてみた ![]() まずは地元の釣具店で漁券を購入し、店主にポイントをうかがうと 地図を取出して赤鉛筆で店前の橋から上流に8つの×を描いてくれた それが堰堤で、この落込みを探ってゆくのが定石らしい ![]() 交差点向こうの道の駅に車を止め、川へ下る 予想通り透明度の高い川 川底の足場を確認しながら遡上してゆくのだが、見た目は浅くても、足を踏み込むと思ってた以上の深さにドキリ 川の透明度が視覚を惑わす ![]() この辺りは渓流と言うよりは見てのとおり開けた里川 信州のゴルシェ慣れしている私にはとっても釣り易い 入渓して最初の堰堤でのっけからアタリ! ただビビッとしたアタリだけでサカナは乗らない しつこく・しつこく攻める すると、何度も反応してくる これはアマゴじゃない そして現れた やはりエサ取り定番 アブラハヤ ![]() 次の堰堤に向かおう ![]() ここでもアタリがあるが乗らない これもたぶんハヤなんだろう まだまだ堰堤はある 軽快に探って行こう、と上流に歩き始めた すると竿先にアタリ! えっ? 餌を付けたままの針が水面ギリギリにあって、それにアマゴが跳びついた ![]() サイズは10㎝あるかどうかの赤ちゃんアマゴ 勝手に釣れた岐阜での初アマゴ 可愛いもんだ それから上流の堰堤でもチビアマゴを釣上げ 次の堰堤でもチビアナゴを釣上げる ![]() 小さいながら三連続ヒット 今日はどれだけアマゴに逢えるのかと思っていたら 以後、釣れてくるのは小指サイズのハヤばかり 上流に橋が見えてきた あそこまで行って道路を歩いて戻るより、もう一度来た川を下って駐車場まで行こう 川が二筋に分かれ、行きしな通ってこなかった右の川に良さげなポイント発見 仕掛けを流すと早速、ナイスなアタリ! 今日イチのアマゴ と言ってもこのサイズ ![]() 続けて仕掛けを流すが、またもやハヤ地獄 もうあきまへん 時刻は2時半 けっこう長いこと川にいたんだ ここでひとつ気がかりな事を…それは釣り旅≒温泉 ここまで来たんだから、まだ行ったことのない下呂に行かなあかんのんとちゃう? いとも簡単に釣りは中断 キンモクセイ香る国道257号を30分走り下呂の街に 飛騨川が流れる小さな温泉町ながら、大きな旅館が幾つか立っている 最初はそんな大きな温泉旅館・小川屋の評価が良いので、そこに行こうとしたが、途中380円の公衆浴場・白鷺の湯を見っけ ![]() 小川屋の入浴料が1100円、片やこっちは380円 今日は湯に浸かるだけ ならば後者でしょう 檜の浴槽に、客は私ひとりだけ ![]() 無色透明・単純アルカリ泉で硫黄臭もなく温泉感が少々欠ける 有馬、草津と並ぶ日本三大名泉らしいが、正直そうはそうは思わない 個人的には城崎、霧島、野沢の湯 そこからはメシも食わず(店がことごとく閉店)いっきに帰宅 結局、釣りは2時間ちょっとで少々物足りず、また行く機会があれば、さらに上流部の益田川なども攻めてみたいね でも飛騨なら秘境感漂う奥穂高周辺の渓流がいいかな |
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