◆東京都 伊豆新島

 平成31年3月15日

ホンマやったら自宅のベッドで目を覚ますはずやったのに、未だ東京から160km離れた南の離島の洗濯屋の二階

宿の名前もズバリ「せんたく屋」

服も心も洗ってくれる

姉さんのお手製弁当が旨い


帰るはずだった欠航翌日の今日
連日10m以上の暴風がやっと止んだ

ただ、もう上物狙いも投げ釣りも出来ない

昨夜、寝ながら考えたのはルアーフィッシング

そもそもそれがメインだったのに、危険過ぎてサーフに立てなかった

ウェーダー持参も考えたが、かさばるし無用だと決めつけていた  それがアダとなる

イヤ、無理が出来なくなって、良かったかもしれない
この暴風高波の波打ち際で釣りなんてとんでもない

今までルアーをあきらめ上物で遊んでいたが、風が収まったなら、出港までルアーフィッシングが出来るやないか!

帰る予定で、まとめていた荷物をほどき、ロッドとルアーケースを手に徒歩2分の浜に向かった

風はない 最高の釣り日和
これってエエんだかワルいんだか…

まぁ、これで狙いのヒラメちゃんが釣れたらOKやねんけど、この浜でのヒラメ情報はない

綺麗なビーチでルアーぶっ飛ばして船待ち時間をつぶすのが主目的かな―――

沖に突き出ているブッロク堤の先端まで出て綺麗な海に向かってキャスト

ルアーはDUOハウルのアカキン

2投目 着底を確認し、底上1mを意識してただ巻き

あれっ? 回収してみたらワームがズタズタやん


なんの反応も無かったぞ
なんや?なんでや?

ただフィッシュイーターがここにはいる
それだけでテンションが上がる

ピンクカラーにチェンジするがこっちは雰囲気がない
やっぱり赤金の方が派手で釣れそうな感じがする

ピンクハウルを外し、ジグパラレッドを装着

1投目 足元まで回収した時、岩場から突然のアタック

フッキングまでは至らなかったがエソっぽい魚体だった

続けてフルキャスト
底を意識し、手前も神経を尖らせ丁寧にリールを巻く

するとまたも足元でエソらしきヤツがアタック

ググッ 今度は乗った!と思った瞬間バラす

別にエソやからどうってことなかったが、この鉄板ブレード・アカキン(jackson)武器になりまんな!


ビーチまで戻り、今度は波打ち際からブッロク堤に沿ってキャスト

ここで初めてのトラブル

しっかりFGノットで結束していたつもりのリーダーが抜けてしまった

結び方に問題があったと言うことだ

次に試したのは、暇な病院の待ち時間に楽天で買ったミノー(サイトレントアサシン140mm)

その1投目 足元で何かがヒット

その正体はコイツ


続けてもグーフー

船着き場の逆サイドに回って、同じようにブッロク堤に沿ってキャスト

10m手前までルアーを回収してきたところで何かがアタック

それほど大きくはないが、フグとは違う

綺麗なビーチに上がったのはナント待望のヒラメちゃん
と言っても30cmを切るソゲ

だけどヒラメはヒラメ 
ほぼ諦めていたヒラメ
ルアーで初めて釣った記念すべきヒラメ

やっとコイツを写真に撮る事ができた


オジサンといいヒラメといい過去に釣ってはいるが、その写真がなかった

全国釣りの旅もそうやけど、釣魚図鑑を作っていくのも楽しみのひとつ

釣りってエエよな

さぁ、もっとデカイヒラメが居るはずや

浜を南にキャスト&ウォーク


50m移動しながらのマシンガンキャスト

もう時間がない――――

最後にまたもグーフーが現れてジ・エンド


そして今、このテキストを船の中で打っている

新島出港が12時25分 式根島~神津島を経由して下田に着くのが16時50分 4時間以上の船旅だ

コンセントもあって、こうして新島遠征を振り返りながブログが書ける

往路もそうだったけど、帰路の船も乗客は1・2・3・4・・・
えっ?たったの4人?!

静かな船内で眠りたかったが、うとうとしただけ

あと30分で下田に着く

そこから4時間のドライブ
(実際は5時間かかってしまった)

伊豆諸島は最高なれど、やっぱり遠いかな?

イヤイヤ どっちみち信州から海は遠い
どうせなら船で島旅を満喫するのも良いだろう

時間も金もいるけど、
余りある幸せと素敵な魚たちがそこにはいる

離島サイコー!新島サイコー!












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