◆新潟県 上越 関川河口

 令和元年8月14日



最高気温40℃の中で釣りってどーよ

台風の余波で日本海側はフェーン現象で暑くなると予報があったがまさかの40度

実際、12時前に釣り終えて車に戻り外気温を確認すると初めての見る[40]の数値!

そして新潟フィッシングに関するもうひとつの数値40
そう新潟で竿を出すのは40年ぶり

そもそも新潟で釣りする予定は無かった

突然の山形マダイ釣りの中止によるひょんなる移動による新潟フィッシング

ガスを入れ高速に乗り、新潟豊栄SAで目覚めたのは午前4時

持ち餌はユムシオンリーだが

夜も明け、マダイ狙いは既に諦めている

帰路を考えると上越周辺となり、無難なキス釣りに狙いを定めた

上越はビーチが多いので浜からやるのがいいだろう

でもこの時間 餌屋やってるやろうか

上越で24時間営業している釣具店を探すとけっこう有る

高速を出て、高架を渡った釣具店に向かいジャリメ800円購入

店員にキス情報を伺うと浜はサーファーと海水浴客で無理と言う

実際、海岸沿いの道を走り、浜を見るとごっつい台数の車が止まっている

まだ6時台やのに海で泳いでいる サーフィンしてる
こりゃ無理やわ

となると港の堤防って事になる

テトラの入ってない場所を見つけ行ってみるとズラリと並ぶ人・人・人・人

どう考えても釣れないと思える小場所にも釣り人がいっぱい

さすが盆休み

休日釣行に慣れていない私はオロオロ

ちょうど一年前の千葉フィッシングはそんな事無かったよな

それに護岸がほぼ全て立ち入り禁止

釣り解放の看板が出ている第3突堤も覗いたが車からの移動が遠うそうなのでヤメ

あぁ困った …

浜も港もアカン

こうなったらファミリーアングラーが立ち入らないロケーションの悪い河口に狙いを定める




直江津港西側に関川という川が流れている

そこに行ってみた


ここで更なる問題が…それは車を止める所が無い

知らない場所はこういった問題がいっぱいだ

なんとか車を止める場所を見つけ80mほど離れた河岸に竿一本持って入った

シーバスを狙っているルアーマンが2・3人いるだけで足場も雰囲気も申し分ない

ただ雨も降ってないのに水が濁っている

そして午前7時というのに刺すような日射しがキツイ

UVカットのフィッシングシャツで身を守っているが肌が痛い

そんな燃える太陽を背に受け川の真ん中にフルキャスト

底の状態を確認しながらリールを巻いていると微かなアタリ

最初のゲストは小さなクサフグ

うむっ やはり水潮か?

二投目 またもや微かなアタリ

クサフグとこんな小さなチヌ

こりゃレコードや

五投目 少々元気なアタリが出て新潟ファーストキスが登場

とりあえずキスが居た事に一安心

よしっ、これでここで腰を据えられる

車に戻り荷物を三度に分けポイントに運んだ

あぁしんど・・・あぁ暑つ

この河口ならマダイは無理やけどチヌなら居てるやろ

ならばユムシも使える

ジャリメの方も手持ちから置き竿にしてみたらほぼフグ

だから手持ちにするが、それでもフグ

なんぼでも釣れるフグを足元に放置するとあっと言う間に“干し河豚”が出来上がる

あのキスは偶然の一匹?

キスは足で釣れと言うやないか

河岸を下流へ下流へ歩いて行った

そこでフグではないシャープなアタリと引き

水面からギラリ現れたのはヒイラギちゃん

そうか日本海の河口にはヒイラギが定番やよね

そんなクサフグとヒイラギと格闘すること1時間

ジャリメの3匹掛けの仕掛けにキスらしい引き

本日2匹目の上越キスが現れた

結局この2匹が全て

最後の一投でチヌに続き、出ましたシーバスの最小レコード



12時前に餌を使いきり納竿

ユムシには全くの無反応で関川河口の大物チヌ&スズキは撃沈

風があったので汗はそれほどかかなかったが、日射しがキツイ

クーラーボックスの中の3本のドリンクを飲み干し、シャツを着替え、21度に設定した車内に逃げ込んだ

そこで見た外気温[40]の数値

こんな中で釣りをするなんてホンマ釣りバカやで

釣果はイマイチやったけど隣県最短釣り場の下見となり収穫はそれなりにあった

そんな新潟40年ぶり熱闘フィッシングでおました