◆新潟県 上越 柿崎上下

 令和元年9月4日


釣り始めは雨やった

スマホで雨雲の動向を見ると…終日雨やん!

昨日の天気予報では雨は降らへん言うてたのに

カッパなんか持ってけぇへんかったで


午前5時 夜が明けてきた

車内から外を伺うと釣り人がロッドを振ってるやん

しゃぁない せっかく来たんやからとトランクにあった農作業ジャンパーを羽織って外に出た

釣り場は目の前

ホテル下に陣取り第一投

水深は深くもなく浅くもない

水質はかなり綺麗

カモメが向こう側で朝の集会をしてる

釣れそうな雰囲気はある


何しろ前回釣行で釣った美味いキス天を食べ損なった

だからのキス釣りでおます

この日に備え、ネットでがまかつキス針90本パックを買って、ちょこちょこ仕掛け作り

基本は例の有田川仕様

むかしは一番大きな13号やったけど、新潟に30cmは居らんやろうし、狙いはあくまでキス天サイズ

せやね、30匹ぐらい釣ったらええか

情報をかき集めやって来たのが上越上下浜

キス釣り大会も開催されるキス釣りパラダイス

ツボにはまればボコボコ釣れる…らしい

その第一投目は素針やったけど二投目に気持ちええキスシグナル

追い食いを狙ってステイしてみたら

あれっ?魚信せえへん…軽うなったで?

三投目ブルッ 今度はいただきや

15cmほどの綺麗なキスが一匹砂まみれになって足元で暴れてる

こりゃイケるでと思ったのはこの時だけ

波打ち際はフグの集団がたむろしている

その後は完全沈黙の上下浜

小康状態やった雨がまたもポタポタ肩を叩く

釣れそうな気もせぇへんし、雨も嫌や

車中で竿が出せる所はとmapで探る

空が明るい北側に柿崎漁港がある

車で7分 雨は上がっていた

すぐさま港内ど真ん中にキャスト

最初のゲストは小さなチャリコ

で二投目に本命キスゲット

ここはイケるでと思ったのはこの時だけ

その後は完全沈黙の柿崎漁港

アカンなんでや?

仕掛けを固定にしたりオモリを自立にしたりするがあきまへん

そこで隣の貝殻が散らばる浜に移動

一投目すぐさまキス魚信

重みを感じながら仕掛けを回収するが素針

なんで?

二投目 今度はしっかりキスをキャッチ

こんどこそイケるでと思ったのはこの時だけ

その後全くキスからのシグナルはない

群れが小さいのか、水潮の影響か、そもそも腕が無いのか?

浜をあちこち歩き回りキスを探すが、波打ち際にフグが居てるだけ

なんとかもう一匹追加するが

その後は完全沈黙の柿崎海岸

再び漁港に戻り二投目にキスゲット

何故か2~3投で釣れるけど、その後は完全沈黙

このパターンの繰り返しばっかりやんか

時刻は正午

もう7時間近く釣りしてる

釣ったんは7匹
キープしたんはたったの5匹

       
    最後の一匹 トホホ・・・

あかん 疲れたわぁ

そしてここで問題発生

雨で濡れたロッドでキャストを繰り返したからか、竿が固着してしもて直せない

仕方なくCRV後部シートを倒し2m超の竿を納める

最後に黒井突堤に寄るがここは風が強く、素針どころかアタリもなく、フグに切られた針無し仕掛けが戻ってくるだけ

最後の最後に関川河口に向かったが雨濁りと河川工事で釣れる雰囲気ゼロ

水族館先のビーチでホント最後の釣りをするが、もう心は諦めてる

数投して残ったジャリメを浜にリリースして竿をしまった

帰路は国道19号を走り、道の駅あらいに立ち寄る

ここで天ぷら素材のイカと新鮮なノドグロを購入

となりには[すき家]何故か突然食いたくなる牛丼をパクつく

昨日の晩ごはんから何も食べていない

胃が落ち着くと疲れも伴い一気に眠たくなった

小布施SAでシートを倒すと直ぐに眠りに堕ちた



さて帰宅してからが大変

なにしろ竿の固着がどうしても治せない

翌日ふるきんに持ってゆくが、メーカーに仕舞えない竿を送るのに4000円+修理代

もう一度、竿尻を外し完全に乾燥させて再チャレンジする事になり、今日イロイロやってみたが万事休す

これで人生3度目の固着

10年で1回あるかないかのトラブルやから6-7000円なら良しとしよう

馴れ親しんだ愛着のある竿やもん

そんでもってキスや

なんで釣れんかってん
どーも納得できん

キスをボコボコ釣りたい

もう一度行くぞ待ってろよ