◆静岡県 浜松 遠州海岸

 令和元年10月5日

ガンバが5-0でコンサドーレに快勝!

倉田、宇佐美、アデ、渡邉千真、藤春のゴール

こんな気持ちの良いフライデナイトの翌日の土曜日

天気がいい

実に天気が良い

畑で大根の種を撒き、落花生を収穫する

ピーマンもトウガラシもまだまだ獲れる



さぁ次は…釣りだっ!

午後1時40分 自宅を出発

途中ガスを入れるがリッター154円

ホンマ長野はガソリンが高い

20Lだけ入れてあとは浜松で入れよっと(ちなみに浜松では138円やった)

そう、今回は静岡遠州海岸で投げ釣り

固着修理が済んだサーフリーダーをひっさげて、去年訪れたサーフにあの魚を狙いに行くのです

国道151号を下り、17時前に浜松の上州屋に着いた

イソメを頼んで、氷は?とたずねると

「すいません切らしております」という

えっ? そんな事もあるんや…

仕方ない、釣り場近くのコンビニで晩メシと一緒に購入しようPayPayで

せやねん今月から消費税が上がり、キャッシュレスポイント還元の恩恵をとスマホにPayPayをダウンロードした次第です

ところが、そのコンビニでバーコードが読み取れない

PayPayビジー状態で利用できましぇん

結局、財布から小銭を集めてお支払ですわ

どないなっとんねん!


そんな道中、浜松市内の渋滞もあり遠州海岸に着いた頃はもう真っ暗

ただ昨年一度ここに来ているので駐車場やらポイントへのルートもわかっている

風は2~3m 気温26度

短パンからGパンに着替え、磯靴を履いて真っ暗なビーチをテクテク進む

相変わらず一番近くの竿出し出来る所に釣り座を構え、半月浮かぶ太平洋に30号のオモリに背負わした遊動仕掛けをキャストする

底をうかがいアタリを待っていると早速魚信

さい先ええやん!

リールを巻く

波の上を滑る銀色の魚体

なんだ?

おっ、遠州海岸定番のイシモチやないか

一瞬狙いのあの魚かと思ったけど、コイツが釣れるちゅうことはアイツの期待も持てる

二投目は三脚に立て置き竿とした

その置き竿にもアタリ

上がってきたのはゴンちゃん

こんな砂浜でもゴンは居てるんやな

それから直ぐだった

左に投げた置き竿が小さくお辞儀をした

ん?波か?風か?

竿を握ってリールを巻くが手応えがそれほどない

顔を出したのはやっぱり銀色の20cm程のイシモチか…

あれっ?尾びれが魚体のわりに大きいぞ

そして顎が無いやないかっ!

やったーーーーっ!

コイツはーーーアゴナシ!

ずーっと狙っていたアゴナシ・ツバメコノシロ!

初めて夜釣りに熊野へ行き、ポイントもわからず新鹿の海水浴場で釣った謎のサカナ

手帳にその魚体を描いておいて、後日ツバメコノシロと確認できた

名前はコノシロと付くがコノシロとは別種

もちろんツバメの仲間などでもありまへん

それから30数年コイツとは出会っていなかった

3年位前に和歌山で二度、真剣に狙ってみたがあかんかった

今回、投げ釣りで静岡遠州海岸に来た目的はこのツバメコノシロに会いたかったから

ここ静岡沿岸部はツバメコノシロの情報がポツポツあった

ただ狙って釣ってる奴は居らんし、ポイントも広過ぎる

でも確かに釣れているのだ

最初に釣れたイシモチとよく一緒に釣れるらしいので期待はしていたが、見事ビンゴ!


その後フィッシュイーターに襲われた頭だけのゴンズイがあがったりすりが、どうも底波に翻弄されて二本針仕掛けが100%絡むようになる

一本針にすると大きなゴンちゃん達がやって来る

そして満潮が近づくとゴンちゃんすら釣れなくなった

目的のアゴナシも釣れたしここでの釣りはこれで終了としよう



次は車横付けの天竜川右岸河口でキスなりセイゴを狙ってみよう

ここも前回下見済み

午後10時 遠州大橋から少し下ったポイントで第2ラウンドの実釣スタート

秋の虫の声とボラが飛び跳ねる音、そして隣のルアーマンがキャストするロッドの空気を切る音だけが耳に入ってくるだけ

オイラの竿はピクリとも動じず、餌のイソメはいつまでも針に刺さったまま踊ってる

荒くれ天竜川も鏡のように穏やかな河口

水面をみるとケミホタルの他に小さな小さな灯が写っている

何と!星やんか!

「星空が写る海」やんか!

ドリカムの歌の世界がここにあった

そんな静寂な釣り場に我慢が出来ず次なるポイントへと車を走らせた

とりあえず浜に出よう ナビを頼りに海に向かって車を進める

が、堤防工事のため海に近寄れない

やっと見つけたのは馬込川河口

対岸を含め何人かが釣りをしている

海岸へは四駆じゃなければ近寄れないので、なんとなく竿出しできそうなポイントに車を止め、土手を下った小場所に三脚を構えた

静寂の天竜川と異なり、波が海より押し寄せる

頭上に電線があるのでサイドキャストで川下、川上と近投に投げ分ける

日付が変わった午前0時

川下の竿が激しく舞った

いい感触で上がってきたのは手のひら強の綺麗なチヌ

川下の竿にもアタリがあって小さなシマイサギ

如何にも汽水域の魚種が釣れてくる

そして河口の王者スズキらしき魚に翻弄されるも再びチヌやセイゴが遊んでくれました

午前2時 当初は車中泊して朝間づめも釣りするつもりだったが、エサも切れたし、眠たくもないので一気に帰宅しよう

今日はこれにて終わりにしよう

帰路、ファミマでコーヒーとサンドをしっかりPayPayし、午前5時に無事帰宅

狙って釣れたアゴナシに大満足な休日でした