◆長野県 南相木村立岩湖

 令和3年2月6日

アウトドアストーブをスマホで閲覧していた

楽天ストアの画面下に300円オフのクーポンがある

とりあえずクーポンだけでもとポチッ

あれ?反応が悪いぞ

もう一度ポチ

奇しくも二度ポチ

「お買い上げありがとうございました」

思わず買うてしもたやないの、中華ストーブコンロ

お値段4680円 安いからまぁええか

ここから氷上フィッシングの準備が始まる



次は氷に穴をあけるドリルやな

AmazonでDAIWAのアイスドリル 6980円をフトコロに響かないJCBポイントでゲット




続けてワカサギテント7040円也を楽天ポイントでゲット

リアルショッピングでは氷救い、アイスペグ、アタッチメントスパイク等々を買いまくる

ただグレの撒餌がない

岡谷の上州屋に行ってみても…やっぱし無い

翌週 松本上州屋まで行き、やっとこさV9をゲット、ついでに嫁さん用にワカサギ竿とリールのセットもお買い上げ

昼メシはジューシーなデカイ山賊焼きをペロリと平らげ

パルコでお買い物をして、最後は久々の松本城見学




そんな下準備をして2月6日

満を持して八ヶ岳山麓の立岩湖に向かった

自宅出発午前4時44分

6時半頃 中央道長坂ICを出た  もうすぐ夜明け

正面に雪を被った八ヶ岳がうっすらその全貌を現した

本日快晴間違いなし!

今年一番の陽気らしい

氷上には思い思いのポイントにテントが張られている

数にして7~8張ほど(最終11張+カタツムリ3匹)

予想より少ないかも



テントや椅子、釣具をソリに積んで氷の上に乗るとワクワク感マックス!

まだ釣ってもいないのになんだこの快感は

トレッキングシューズに装着したスパイクが氷を噛む

カツ・カツ  カツ・カツ

冬景色 静寂の湖に二拍子のリズムが響く

カタツムリテントで釣りをしているのはベテラン釣り師だろう

その近くをポイントとした

アイスドリルを氷に当てガリガリガリ

うひょーメチャ楽しい!

楽し過ぎんがな!

削られた氷に練乳とイチゴシロップをかけて食べたいやんか

穴を2つ空け、テントを建てようとしたその時、無風だった氷上に風が走った

ちょっとした風でもテント設営は難しいものだ

ペグが妨風で外れ、テントが煽られ飛んで行きそうになる

そもそも風を避けるためのテントやのに風が吹くと釣りどころじゃないってどうよ?



狭いテント内での釣りは腰に来る

釣れへんし、天気も良いので外に出る

青空広がる真っ白な湖面

カタツムリ釣り師が移動したあとに残った穴に移動した

他人の空けた穴でちゃっかりシナノユキマスをゲットすんでぇ

それにしても風が無いとメチャ気持ちがいい

最高気温が14℃ こりゃ春やね

となると氷、大丈夫かいな

すると突然

ズッコーン…メシメシメシ

これが氷が割れる音かいな

確かに大きな音で嫁さんは足元が今にも割れるかとビビりまくり

今度はココココーン ココココーンとリズミカルな音が森の奥から響いてきた

これはキツツキが木を叩く音

他にも知らない鳥の鳴き声が聞こえてくる

立岩湖には湖を一周できる森の遊歩道があって、野鳥が観察できる有名なポイントでもある

そんな大自然の中に身をゆだね止まったような贅沢な時間を堪能していると

「あっ なんか引いた!」と奥サマの声

「あれっ? 軽くなった… あっやっぱりピクピクしている!」

氷の穴から現れたのは・・・シナノユキマス!

15cm前後のワカサギサイズだが幻のシナノユキマス


憧れのシナノユキマス

小さいけれどやっぱし綺麗や

彼女の仕掛けは紅サシを付けた完全なワカサギ仕掛け

仕掛けを上げてくる時にヒットしたようだ

よっしゃ私も同じワカサギ仕掛けにチェンジ

大物狙いはともかく小さくてもいいので一匹は釣りたい

奥サマに負けてられへん

し・か・し・釣れません・・・

ピクリともしません

釣れない時はお食事タイム

チャイニーズコンロにファミマの鍋焼うどんを掛けコトコト

ん?温まらない…なんでや?

すると突然
ボーーーッ 今度は異常音

…要検討 コンロ問題



時刻はあっという間に過ぎてゆく

もう午後1時 いつの間にか見渡すとテントは3つ4つ

大半が帰ってはります

結局、私は昨年6月に続く連続ボーズの立岩湖

テントをたたみ、ソリに乗せ岸に歩いてゆく

朝と違い帰路の足音はジャリ・ジャリ・ジャリ

氷の表面はシャーベット状になっている

もう春かなぁ…もう一度来たいなぁ

宿の兄さんに状況を伺うと今日は釣れていないらしい

嫁さんが釣ったことはスゴイと誉めてはりました

わたしゃボーズやったけど、釣れなかったからまた来れる!

楽しみが来シーズンも続くのです

待っとれよシナノユキマス