◆長野県 南相木村立岩湖加和志湖

 令和3年5月4日

釣れない記録を書き留めるのはやるせないけれど、これも釣り

コロナ禍のGW 県外への移動は未だ不可

梨や林檎の花が咲いている

畑の苗も植えつけないとあかん季節

静かにGWを過ごそうと思っていたが、ふと南佐久
南部漁協のHPでシナノユキマスの放流情報を訪ねてみた

【令和3年4月28日 立岩湖にしなのゆきますを放流しました】

やっぱりGW前に放流されたんや

さらに立岩湖常連さんのブログでは40㎝級を含め20匹・30匹の爆釣報告

こりゃ行かなあかんやろ!

決行日は天気が約束された4日とした

午前2時過ぎ、一路八ヶ岳山麓に向かった



到着は夜が明けた5時過ぎ

好天の連休 釣り人は… あれっ、6人?予想より少ないぞ

ただ全員例のポイントに集まっている

風光明媚な八ヶ岳山麓の高原の湖

静かに鳥の声を聞きながら糸を垂らしたい

人がガヤガヤ密集してる中での釣りは嫌や

これがこの立岩湖のウィークポイント

ただ、ポイントが昨年より広がっている

堰側の方の木が伐採され釣り座が広がっているのだ

桜の樹の下にフラットなポイントがある

一級ポイントからもそれほど離れていないしユキマス自体が回遊する魚

こっちにも回って来るやろう

と言うより弁当をひろげるにはもってこいのポイント

よし、ここだ

車内から荷物を運び仕掛け作り

PEラインにシモリ玉・3号ウキ・シモリ玉・撒餌カゴ・ヒメマス仕掛け・3号ナスオモリを装着し頭上の桜の樹に注意して第1投

ありゃ?飛んでいかん

見上げれば桜の樹の枝に仕掛けが…

ど下手か!

また一から仕掛けを作り、なんとか湖面にウキが立ったのは5時40分

さぁ、釣んでぇ!気合いは十分

しかし寒い 気温は-1度

5月のGWと言えばもう半袖やぞ

足裏から伝わる地表からの冷たさは氷上フィッシングの真冬時より冷たい

放射冷却は今日の晴天を約束してくれている

自然の中で遊んでいるんだから暖かくなるのを待とう

20分に一度 仕掛けを回収し

棚もこまめに変え静かにユキマスからのシグナルを待つ

暖かくなるのを待つ

時刻はいつの間にか7時

全く釣れる気配なし

いつもと同じや

竿をほったらかしに遊歩道を周遊してみた

対岸にも釣り易そうなポイントが結構あるけど竿出ししてる人を見たことがない

まづめから陽のあたる良いところなんやけどなぁ

鳥の声につられ水車小屋辺りに来た時、向かえのポイントから歓声と拍手が聞こえてきた

誰かがユキマスをゲットしたんだろう

やっぱりベストポイントなんや

蛍光オレンジ7つにグリーンが3つ 合計10個のウキが狭いエリアに漂って、なんとか1つだけ反応したようだ

そんな確率の立岩湖

その後、釣れた歓声はあがらず、私のウキも沈むことはなかった

だから楽しくないと言うわけでもない

それは湖畔でいただく弁当

朝早く1時半から作ってくれたおにぎりに肉団子・卵焼き

実に美味し

釣りは置いといて、美味しい弁当を食いに来たと考えよう

午後1時 納竿

その時の気温はなんと26度

釣り始めが-1度

いくら放射冷却といってもその気温差は尋常じゃない

まさしく修行のような立岩湖フィッシング

帰路、隣村の加和志湖に寄ってみた

立岩湖より小さく、釣り人も道路側と対岸に一人づつ居るだけ

湖面を覗くとフナの魚群

生命感があるやなか

道路側の釣り人に状況を聞きに足を向けた時、巻いたサビキ仕掛けに20cm前後だがユキマスがダブルで舞った

ここじゃ~
ここやったら絶対釣れる

急ぎ仕掛けを投入

…ウキが立たない

立岩湖より浅い、浅過ぎる

棚はオモリまで一ヒロ

棚を合わせウキを凝視

シーーーーーん

さっき釣った釣り人さんもシーーーーーん

あかん

もうあかん

暑さに体力を奪われ小一時でギブアップ

今回もあかんかった

そして恒例のヤツレンソフトクリーム

コロナ禍の中、並んで買って食べた

やっぱり美味かった

また来るで!ソフトクリーム食いに!?




待っとれよシナノユキマス