◆長野県 南相木村立岩湖

令和4年01月30日 



テント設営は風と日当たりを考慮して位置を決める

次に、計画通り8mmの穴を電動ドリルであける

この穴にテントロープをつなぐペグをグリグリ刺し込んだ


パンチングでカスタマイズしたスカート部の穴にはネジをバッチリ打ち込む


これで風が吹いてもなんら問題ない

ただ、先にテントを張ったので釣り穴をあける場所がテントの出入口となった

ひとりなのでなんら問題はないんやけど

それがエライ事に・・・

腰を屈めテントの外に出ようとした瞬間やった

マスクで曇るメガネを額にあげていたんやけど

そのメガネが出入口のファスナーに引っ掛かりずれ落ちた

あれ~っ!!

メガネはダイレクトに氷の穴にホールインワン

まだ見えているメガネを取ろうと右手を突っ込むが

むなしく冷水を掴むだけ

メガネは立岩湖の底にゆらゆら沈んで行く

あちゃー!やってもた!

よりによってなんでこんな15cmの小さな穴に入っていくんや


仕方ない…たしか車の中に度付きサングラスがあったはずや

車に戻りコンソールボックスをごそごそ

あった あった!

大昔に作ったので、度が合ってへんけどなんとかなるやろ



すると隣に停めた軽トラ 16-61 の地元釣師が話し掛けてきた

今日はあきませんねぇ…
狙いは?

そうですか ユキマスですか
だったら正面の真ん中
テントが集まってる所があの辺りがポイントですね

先週40cm超を2尾釣りましたよ
氷の穴からからガボ~ッって水が吹き上がるように上がってきて、頭が出たら手掴みです

ワカサギ仕掛けですか?
ユキマスが掛かると一瞬
むなしいですよ…

あっ、ワカサギのポイントは堤の方ですね
じゃあ、またお会いしたらよろしく





やっぱり居るんや!


というのも、今シーズンから20㎝以下のユキマスの持ち帰りがOKとなった

つまり、大きな成魚放流をやめた
小さな個体しか残ってへん…

そんな情報もあったので、これで一安心


このポイントこの仕掛けでユキマスは無理らしいのでワカサギ一本で再開や!

     シーーーーーーーーン

こころ静かに穂先を見つめている

     シーーーーーーーーン

もう来るぞ…

     シーーーーーーーーン

ウンともスンともいわない氷の上

生命反応が全くあらへん…


ならば本日のメインプログラム 鍋焼うどん登場!

コールマンコンロでグツグツ

手袋を左手につけて熱々をツルツル

お汁をゴクゴク

やっぱり美味し氷の上

大自然の中 最高の時間

さて、度の合ってないサングラス、やっぱり眼がしんどい 疲れる

裸眼もあかんし、日が暮れる前に移動せんとヤバイぞヤバイぞ

午後2時過ぎさっさとテントをたたみ寄り道もせず帰宅

そして11月に買った予備メガネを装着するが、フレームのフィット感がない

そんな時は熱をかけてフレームを柔らかくして曲げるんです

高校時代、布施のメガネ屋さんがそうしてメガネを調整してくれた

ストーブの前に置き、少々柔らかくなったフレームを曲げ、汚れたレンズを拭き装着してみると雲ってる!

何度拭いてもあかん!なんでや!

熱でレンズのコートがおかしなったみたい

翌日、眼鏡市場に行きレンズを交換

ついでに度付きサングラスも遠近両用の偏光レンズに交換

両方で21000円也

何でも吸い込む魔界氷穴の恐ろしさを教えくれた代償は高かった

あーーーあ

実釣3時間で5連続ボーズ

結局 ペグとネジを確認して、鍋焼うどんを食いに行っただけの初釣行



【教訓】

白い魔界への入口にご注意を

スマホに 車のカギ、そして財布・・・

おーーこわっ!