◆滋賀県 奥琵琶湖

令和4年6月3日 

慶長5年(1600年)9月15日  関ケ原の戦い

有名過ぎるトコなれど、今まで立ち寄ることはなかった

いや、敢えて立ち寄らなかったかもしれない

草木が靡く、何もない関ケ原ど真ん中に、突如(私にすればホント突如)【古戦場記念館】が建った

釣りする前に先ずは、たっぷり歴史探訪

入館すると最初に、戦場真っ只中に身を置くような4Dムービーが見られる

風が舞う 椅子が揺れる 見事な映像と演出

地方の箱モノ、金かかってますわ

関ケ原を舞台にした小説を幾冊も読み、映像化されたドラマ・映画を何本も見たが、所々記憶が途切れている

齢と共に薄れていた記憶がここに来て沸々と脳内に戻ってくる

5階展望台からは寝返った宇喜多秀家の陣、石田三成軍の横っ腹をついた黒田長政の陣も一望

こういう資料館ってずーっと居れるよね

名残り惜しいが次の目的地に向かおう



長浜から琵琶湖を北上

賤ヶ岳を西へ ぐるりと湖北を逆時計回りしてすぐ

車が停められる場所
を見つけた


水辺に降りて古~いレッドヘッドのシンキングミノーをPEラインに直結


第一投
ハスを意識して水面下を高速巻き

するとのっけからヒット!

ここは湖北 この感触

釣ったことないけどハスのはずや!

フックアウトせんようにテンションをかけたまま岸辺に

えっ!? ハス?…バス?

ケタバスじゃなく久しぶりのブラックバスやん!

琵琶湖でバスって釣ったことあったかな?

あったとしても遠い昔…覚えてないワ

その後、数投して切り上げる



マキノに入って本日の宿泊先・奥琵琶湖マキノグランドパークホテルを越え、ポイントを数カ所探る

そこかしこに小川の流入があり、小鮎もボイルも小さいけどある

2カ所目のポイント
やった

前回 琵琶湖に来た時に買ったハスルアー金を付けて小鮎ベイトでざわつく周辺にキャスト

ん?なんか引っかかった

サカナ?

シングルフックが小鮎が尾っぽの方にぶっ刺さってあがってきた

こいつがハスのべイトとなる

思っていたよりちょっと大きいサイズや


明日はこのべイトと同サイズの鮎カラー・シンキングミノーを使おう

そんなこと考えながらさらに数箇所ポイントを攻めるが反応なし

18時過ぎホテルに戻り、近所のインドカレーを食いに行き長い一日が終わった




翌朝 4時47分 
レースカーテンを透かして夜明けの光が入ってきた

今日も天気エエぞ

さぁ、釣りに出かけるか!

昨日下調べ済のポイントを探り巡る

最初に竿を出したのがポイント

5cmのフローティングミノーを高速で泳がしているとコツッと足元でショートバイトが2度

何度も攻めると反応がなくなる

そこでマッチザベイトの鮎ルアーの登場だ

よく飛ぶ よく泳ぐ ほら来たで!

ただ引きが弱い

なんじゃ?

ん?… サカナ?… 小鮎?…

ありゃ!ハスやないの!


サイズは10㎝台のお子ちゃまですが、口はしっかり“への字”をした目的魚のハスや


よっしゃ!ここには居る!と投げ続けるが…反応がない



さらに南下してポイントを探す

そして歩幅ほどの小川を見っけ

せっかくやから昨日買った1500円のルアーを付け第一投

すると…のっけから来た!

今度は強い引き!

20㎝超の銀色に輝く魚体

2つのフックに引っ掛かりくの字

浜辺に揚げたらフックの一つが外れた

すると、暴れること暴れること

自分の左親指にフックがプツリ

噂に違わぬ暴れっぷり

前のフックも外れ、カメラに納めようとするがシャッタースピードどーする?

砂だらけの魚体どーする?

ピョンピョン跳ねるハスを見ていたら小さな止水に入った

入ったと思ったら………

え~っ?  消えた!

実はこの超浅い小さな水溜りは、細い細い流れで琵琶湖につながってる

まさかのオートリリース

写真撮られへんかった…残念

ただ、もっと大きいく婚姻色の出た個体の方が映えるんで、気落ちしてられん

1匹居ったんやし、パターンもわかってきた

ルアーの選択も間違いない

3匹目のハスも簡単に釣れるやろ

同じルアーをあちこちマシンガン

されど反応なし

そしたら移動

そんな感じで朝の5時前から7時過ぎまで湖北エリアを探った

いったんホテルに戻って朝メシ・朝シャンして9時過ぎにチェックアウト


その後湖畔に立ち嫁さんにキャストの手解き

でもって、自分の釣りをしだした1投目

小さなアタリをキャッチ

暴れ具合から小さなハスやな

よく見ると…アユやんか?!

ちゃんと口にフッキング

結局、後半の釣りはこれが全て



アカムシも買うたので小物釣りもやってみるが、なにしろ時間がない

それこそランガンしていてフィッシングベストとタックルボックスを何処かに忘れて来て大慌て

なんとか無事回収できたけど30分以上のタイムロス
正午になりました

このまま京都に向かわなあきまへん

今回の関ヶ原古戦場巡り・琵琶湖釣行は序奏

最大の目的は大病を患っている京都に住む旧友に会いに行くこと

何十年ぶりやろうか、昔し話に花を咲かせお互いの現況を確認

再開を強く約束し午後4時 京都を経つ

帰路は一気に高速で帰宅

ヴァージンフィッシュであるアユもケタバスも小さいけど釣れた

今度こそ風光明媚な奥琵琶湖で婚姻色のデカイハスを釣るぞ!