◆長野県 下伊那の蓮池

令和5年9月25日 

近々ムラソイ・ギンポを狙いに常滑に行こうと計画

YouTubeでそんなキーワードを検索してたら割り箸やら竹枝、なんなら針だけでギンポやムラソイを釣る動画がある

針だけはともかく、これってドジョウにも対応でけるんちゃうん?

実際、竹枝でチャレンジするつもりで数年前から竹枝が車庫にある

有るだけで、使こた事は無い…と思う

ドジョウのポイントは分かっている

それは蓮池の隣の田んぼ

ただ今は、稲の収穫に備え、水が抜かれていてドジョウは居てまへん

隣のメダカが居る蓮池とつながってるやろうから、こっちで狙ってみよう


袖針3号/ハリス0.6号  30〜40cmの竹枝に結び  5Bのガン玉を噛まし、細い細いミミズを小さくちぎって刺した

これを3組 作り、池の淵に仕掛けた

もう1組仕掛けを作り、ノーシンカーでメダカを狙う

餌のミミズはドジョウ用よりも、もっと細いやつ

メダカがいっぱい居る池と池の短い水路に仕掛けを入れる

おっと、一匹 すぐさまミミズを突きに来た

それに反応して、どっからともなく数匹メダカ襲来!

このちっちゃなメダカ、飼ってて分かってんけど、実は獰猛な魚なんです

水面に落ちてくるモンは必ず食いに来るのは分かっている

数匹のメダカがミミズをツンツンと啄むが、針掛かりする雰囲気はない

するとメダカより大きいクチボソが登場

鋭い口撃で針からミミズをかっさらった

餌をつけ直しリスタート

水面をミミズでチョンチョン

クチボソが来ると仕掛けを上げ、メダカが居るトコにチョンチョン

すると、なんか釣れた!

    
秋の空に舞う ちっちゃな おさかな

手元に寄せようとしたが地面に落下

そっと摘んで、手の上でじっと観察

背中に逆三角の模様

ヨッシャー ! メダカや!

わずか20ミリ程の大きさ

子供の頃から慣れ親しんだメダカ

ここ南信州・自宅周辺でメダカの棲むポイントを3箇所開拓した

春になると網を持ってメダカ採り

一冬越して今、我が家のビオトープで泳いでるメダカ40匹はみんなこの夏、うちで産まれた養殖?魚
(ちなみに餌のミミズも我が家のコンポスト産まれ)

他エリアのメダカと混泳・交配をさせず育て、元々親が生息していた池に子供たちを放流する事は良いらしい

いつまでもメダカが泳ぐ池でいて欲しい

バスやギルの居らん水辺が本来の日本の池やもんね




ちなみに先週、栃木県佐野の池で釣りしたら百発百中ギルが釣れました

孫は、それはそれで喜んでたけど、ギルよりマニアックなメダカ釣りの方が面白いぜ

なにしろタナゴより小さな魚

そんな簡単に釣れるもんやない

そもそも外来種のギルより絶滅危惧種メダカの居るトコを探すのが大変




エサ取りのクチボソも釣ってしもたけど、その後、2匹メダカを追加

計3匹の “超天然メダカ” が釣れました
(YouTubeでは、ビオトープや水槽からの人為的なメダカ釣りしかない)

メダカ釣りが実在し、釣れるコトが実証できた秋のひと時




さて、本来のターゲット・ドジョウですが翌朝 仕掛けを回収しに行った

オモリを付けた仕掛け3組は何ら変化なし

実はもう一組、メダカを釣っていたノーシンカー仕掛けにも細ミミズ一匹掛けで水際に仕込ませておいた

その仕掛けが水底の草に絡まっている

手を突っ込んで糸を手繰ると、何やら白いふにゃとした物体が…

あっドジョウや!


狙いのドジョウの土左衛門

20時間 仕掛け放置による水死

正真正銘のホトケドジョウ

内臓がすっかり食われ、片眼になってしまった虚しい姿… 残念

残念やけど、この釣り方・このポイントに確信

中川村の用水路のシマドジョウにも使えるぞ

今年はともかく、来春もっと綺麗な生体を写真に納めるぞ