あった!! あった!!
阿古師神社へのショートカット見っけ!

前回、この近道を確認したのが15年前
昨日の晩飯ナニ食ったか忘れてる俺が,そんな昔の隠れ道を覚えてるか?
見つけられへんかったら重い投げ釣り道具を背負って苦悶2kmの山越え… 嫌や…
遠い記憶を辿り漁港の小屋をチェックしてゆく
すると一番奥の小屋に小さな石段を発見
その階段を登り小屋裏に回ると、山の中に入って行くロープ場があった!!
よっしゃーココやっ‼
これで今回のターゲット・メイチダイが狙えるゾ‼
自身の過去の実績に基づき、夕マヅメを阿古師神社で、朝マヅメは大和岩で狙うという2弾構え
実は去年も行こうと決めていたが、猛暑で生命が危険やと世間で騒ぐし、そもそも私自身が超夏バテで釣行を見送った
今年こそ!と春過ぎから暑さに身体を慣らし、この日に備えた
けどやっぱし山道、特に不規則階段の上り下りはえらい!!

10分ちょいで阿古師神社の鳥居をくぐり、久方ぶりの熊野の綺麗な海に再会
暖かいコンクリート波止にしゃがみ、仕掛け袋に作りだめしていた4号ハリス・13号カレイ針を15号誘導天秤に装着
マムシを刺してサーフリーダーで飛んでけー
時刻は16時16分だった
スグに反応があると思ったがシーーン
エサをチェックすると齧られてもいない
30分後やっとアタリ!
難なく取り込んだのは、ハイハイ君ね
巨ギスか!! と紛う一撃のアタリをみせる奴・ムギメシちゃん
その後20cmのチャリに、25cm超のハゲちゃん
段々良ぅなって来たなと思ってたら三脚の上の竿がグニャ〜っと曲がる大当たり!
ちょい遅れ気味で竿を手にとると…ハリスがプッツリ
3本出した竿のうちこの竿だけキス仕掛けでハリスが1.5号やった…メチャええアタリやったのにくやしい
久々の投げ釣りで投げ釣りらしいアタリで感激
しかし暑い
もう6時になるというのにガッツリ暑い
そこで今回、大和岩で使おうと用意したピトン&日傘をセット

うんこりゃ良い
その後、思い出したようにアタリがあり再びハゲにチャリコ登場
せっかくやからネットでポチした3gの虫ヘッドをちょっと試みてみる
おっと、すぐさまムギメシ
続けて足元で20cmガシラ
戯れ事はやめて投げに集中しよう
満ちてくる潮を意識しながら、少し離れた地べたに座り込み三本の竿を凝視していた
そう、その時だった、目の前で三脚に掛けたサーフリーダーが突如ブッ飛んだ!!!!
ロケットみたいに海に突っ込み海面を走ってる
落ち着け落ち着け
オリンピックロッドを回収し、10数メートル先の海面に浮き留まったサーフリーダーに向かって回収を試みる
1回目…アカン
早よせんと沈んでしまう
2回目…アカン
竿を狙うより海中のラインを狙ってみよう
3回目、無事回収 ホッ
これを機会に一時ブレイク
ガソリン給油と夕食と朝食、ドリンクと氷を買いに行きましょう
これから夜釣りになるとアナゴがメチャ多くなるポイント
マムシもイソメも自分の餌も追加せなあきまへん
不味い弁当を食って夜釣り リスタート
星空に混じってケミホタルが大きく輝いている
微動だせず明るく輝いている
あれっ?潮が下げに入ってからピクリともせぇへんぞ…
う〜ん、再度 休憩や
投光器を手に再びC-RVに戻りシートを倒し暫し心をリセット
日が変わって三たびポイントに戻る
1時17分 久々のアタリで綺麗なヨコスジフエダイが釣れた

そこから左の捨て竿の鈴とドラグが激しく鳴り、ロッドが海へ向かうその竿尻を掴み竿を立てる
うんメチャええ引き!こりゃタイ系やなとドラグ使いながら取り込んだのは大きな大きなヒガンフグ…
カレイ針13号をグニャっと曲がってんがな…
次にもっと激しいドラグ音とアタリが来た!!
こりゃ馬鹿デカい引きやで
やり取りを楽しんで現れたんは…エイやん…
引き上げのは無理
手袋してラインを切ろうと引き上げると魚体の重みで上手いこと針が抜けた
次のアタリもごっつかったが竿に伝わる感触はどーもまともなサカナやない
気軽に巻き巻きして、せーのぉと波止に抜き上げたのは50cmのネコザメちゃん
そうそうコイツコイツ
なにやら旧友に会ったみたいに何故か嬉しい
竿をぶっ飛ばした奴もデカイサメかエイやったんやと自分に言い聞かせた
それに海ケムシにキンギョ
みーんな熊野の昔からのお友達
やっぱしええよなぁ~
4時前になると薄っすら山影が見えて来て、2~30分したら山のなかから一匹の蝉が鳴き出した
すると他の蝉たちも共鳴しだし、蝉の大合唱
一気に明るくなった
潮が満ち、絶好の朝マヅメ
ただアタリが全くない
そしてアタリも無く4号ハリスが何度も切られる
こりゃフグがうじゃうじゃ状態で無理やわ
大和岩に移動する?
もう13時間釣りしてるし長野まで帰らなあかんし、どーする?
そんなこと考えながら竿を片付ける
投光器の足を外しベストに包みデイバッグに入れた
釣り場にゴミを綺麗に回収し「また来んで」と山の中に入って行った
ここに来るには手ぶらが一番
さて、餌もけっこう余ってる
このまま大和岩に行く?
ん~~今日はこれぐらいにしといたろ
時刻を確認すると午前6時
来年も絶対来ようと対岸の鳥居前の海に別れを告げた

冷房を20℃に設定し、休息も無しに下道で4時間近く走る
みえ川越ICから高速に入り正午過ぎに帰宅
6時間以上も運転してると何やらドライブハイになって、しんどくもなんともない
どーしたもんやろね…
●教訓としては
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日除けパラソルは○
冷感ウォッシュシートは◎
畑仕事ズボンは◎
デイバッグも◎
オモリは15号で◎
手尻ロープ&黒三脚&タモ&スカリは要
ドリンクは半ダース必要
イスも欲しいけど…
マムシ4000&イソメ1000は余ったけど丁度良い
●来年の釣行は
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日曜祝日割引利用で出立
16時頃から阿古師神社でフィッシングスタート
20時に宿にチェックイン
翌日朝4時頃から大和岩でフィッシングスタート
日中は…釣りする?ナニする?
16時頃から阿古師神社でフィッシングリスタート
この日帰宅する場合、0時~高速で一気に帰宅
もう一日するんやったらホテル連泊
午前中は大和岩
あとは岸本宅?
翌日は大和川でカワアナゴ&ウロハゼ狙い?
これまた深夜料金に信州へ帰宅
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