雨読 CONCEPT Book&MovieCOMPANY
 
天気が良ければ釣りに出よう。

雨が降ったら部屋で本を読もう。

「晴耕雨読」ならぬ「晴釣雨読」

釣りに関する本・本・本

そして映画にビデオにDVD

釣りに行けない時もある。

そんな時の参考までに・・・
 
釣り師のバイブルと言っても過言ではない本書。
三十を過ぎてからルアーフィッシングに出会い、開高健に出会った。
オーパ!
ピラルクーやドラド、ターポン、オヒョウたち世界中の怪魚たちが剛竿を曲げ、リールを鳴かす―。
小説家との長い長い格闘が始まった


生類憐みの令が世をはびこっていた江戸時代、闇に隠れて竿を振る釣り人。
おいてけ堀からタナゴ釣りの起源まで見事に織り交ぜて展開してゆく人情物語。
著者の釣り、魚に対する洞察力に圧倒。
ただの時代小説と思ったら大間違い。
Amazonのおすすめ度も満点の星5つ!

残念なことにわたしは「釣りキチ三平」を読んだこともアニメで見たこともない。
だが矢口高雄の名は知っていた。
入院中に届けられた本の中にコレを見つけ一気に読破。
東北・秋田の田舎で生まれ育った著者の伝記。
読むものをグイグイ引込む活字の力は漫画家じゃない!

クマが、マムシが、サルやスズメバチの軍団が釣り人に襲い掛かる。
嵐は船を地獄に送り、谷は口を開けて待っている。
頭上にあるのは2万ボルトの高圧電線じゃないか…「ボン!」カーボンの竿が接触した…
このシリーズ5巻まであるがどれもリアル過ぎて恐ろし過ぎる!
だから面白く参考にもなる。
















イトウを幻のさかなにしてなるものかと大自然の北海道を舞台に繰り広げられるドキュメンタリー映画。商業ベースに乗らない作品でDVD化もされていない。偶然BS放送で視聴し見入ってしまった。観終わった100分後、イトウを釣りに行きたくなる。そんなわかる人にだけわかればよい一遍。作品のちょびっと雰囲気を味わってみれる専属サイト


言わずと知れたフィッシング映画の名作。ロバート・レッドフォードが監督を務め、若き日のブラット・ピットが主演。釣りをとおして父と子、家族の苦悩や葛藤を美しい自然をバックに描かれています。
公開時が92年なので細かなストーリーは覚えていなが、フライフィッシングの格好良さが記憶の中にいつまでも残っている。

松竹の冠映画・寅さんとの二本立てとして 22年もシリーズ化されたご存じ釣り[バカ日誌]
釣りする人間から見れば釣りの場面はお粗末でいたしかたないが、こと浜ちゃんとスーさん名優ふたりの絡みはお見事!
スーさんの企業トップの苦悩が今となってわかる。
だからあの浜ちゃんのお気軽さがいいんだよね。


英国の水産学者に、砂漠の国イエメンの大富豪から、鮭釣りがしたいのでイエメンに鮭を泳がせてほしいという依頼が入る。それは不可能と一蹴したが、中東との緊張緩和のためと英外務省が支援を決め、首相まで巻き込んだ国家プロジェクトに展開。もちろん計画は挫折の連続。でもそこは釣りと同じ「糸を垂れ、ひたすら信じて待ち続ける」すると奇跡は起こる!

この作品、別に釣りがメインではないが「釣り」がキーワードになっている。
癌を宣告された父と息子。話しておかねばならない事がたくさんある。
劇中で言う「釣りは退屈だ」だから話せる時間がある。「ちゃんと伝える」時間がある。霊柩車を奪い父の死体と釣りをする息子。ちなみにこの息子はEXILEのAKIRA、監督は園子温。